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番外編〜メイド長

私はミーシャ・ダビエル。

グランパリエ王国の王宮でメイド長として勤めています。


20歳で結婚し、ダビエル男爵夫人になりましたが

25歳の時に騎士をしていた夫が亡くなり

王宮のメイド長になりました。


私には2人の子供がおりまして

4歳と3歳の男の子がおります。


2人とも天使のように可愛いのです!

もう!本当に可愛いのです!


生前、夫が騎士団の副団長をしていた事もあり

お金には困っていませんが

元々平民だった私は、働くのが大好き。

いつまでもイキイキとしていたいと思いまして、メイド長のお話をお受けしました。


メイドは下級貴族の令嬢がほとんどで

中に私のように裕福な平民の子がおります。

王宮勤めで花嫁修行をして皆婚期になると結婚して行きます。


私はそれを送り出してあげるこのお仕事に誇りを持って勤めております。



少し前に一気に何人かのメイドが辞めて行きまして募集をかけた所、真っ先に私を訪ねて来たのが騎士団に所属しているウォルフ・ハミルトン様。

何でも、働き者の妹がいるという事でその妹をメイドにしてあげたいとの事でした。


働き者、大歓迎です。


妹のリアリス・ハミルトンさんは

とても聡明な印象でハキハキしていて気持ちのいい方。

メイドには勿体ない逸材でした。


私は思いました。


これは、私の補佐をしてくれるメイド長補佐にピッタリだと。


しかも、兄は騎士団にいて身元もしっかりしている。

聞くところによると、ハミルトン男爵家は質素倹約を徹底しているそうでその辺りも好感が持てますわね。


では、とりあえず試験と参りましょうか。


その後、様々な部署から

リアリスさんを配属して欲しいとの報告が来ました。


やはり私の目に狂いはありませんでした。

これはもう!補佐になる為に王宮に来たとしか思えません。


そんな時、リアリスさんの友人のクローディアさんが

何と!騎士団長のラッシュ様と結婚を前提にお付き合いをされたと。


とてもおめでたいお話ですわ!


これはもう、今しかないでしょ!と言う事で

私は考えました。


クローディアさんがメイドのお仕事を辞めるまでの間、私の補佐という事にしてリアリスさんも一緒に補佐のお仕事についてもらうしかない。


クローディアさんが辞めるまでの間、補佐のお仕事に慣れてもらえば問題ないですものね!


私ったらなんてラッキーなのかしら。


私の読みでは、リアリスさんはメイド長にもなれますわ!

いえ、それ以上の地位にもつける才能を持っていると思います。


これからは、メイド達の育成や花嫁修行のお手伝いに併せてリアリスさんの育成も楽しみになって来ました。


しかし、リアリスさん。

ご本人は気づいていないかもしれませんけれど

かなりの美人さんです。


クールビューティと言いましょうか?


クローディアさんが可愛らしい砂糖菓子のような方なら

リアリスさんはキリッとしたビターなチョコレートのような。


ですので、心配なのです。

変な虫がつかない様に私がガードしなくてはなりませんわ。

既にリアリスさんの美しさに気づいている殿方がいらっしゃるようなので。






「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」をお読みいただき

ありがとうございます♪


作者のぎゆりです ٩( 'ω' )و


今週も出張に来ております。

コロナ禍で出張がほとんど無かった時に比べて

ここ最近、出張が増えました。

出張先で執筆も頑張ります。


今日のクライアントさんに

夕ご飯をご馳走になったんですがね…

なんとまあ豪華なお料理でした。

最後のご飯まで行きつけず…無念。

歳をとるごとに食べる量が減ってしまって

食べるの大好きな私は悲しいです。


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