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従女長の後をついてしばらく歩き
従女長の執務室に入った。
ソファに座るように指示されたリアリス。
従女長と向かい合わせて座る。
「トリシア・ビルドゥークさんとはお知り合いなのかしら?」
「いえ、初めてお会いしました。」
「そう。」
従女長の顔は何故か残念な表情だ。
「あの子は少し性格がきついですからね。」
少し…ですか。
私が思うに少しではないような。
「何か困った事があったら私に相談なさいね。」
「はい、わかりました。」
相談するような事がない事を祈る。
リアリスはそう思った。
「さて。」
仕切り直しという感じで従女長が話し出す。
「今日はもう1人のメイドの子はいないのかしら?」
「はい、彼女はメイド長様と大切な話しております。」
「そうなのね。もしかして、噂のメイドはあの子なのかしら?」
「噂と言いますと?」
「何でも、騎士団長と婚約なさったとか。従女の間でもその話題で朝から持ちきりよ。」
「そうなんですか…」
「でも、おめでたい事ですからね。貴方1人でもいいです。」
従女長は改めて話を切り出す。
「実は、先日のお手紙の持ち主がわかったのよ。それで、今からその方とお会いしていただきます。」
「え?今からですか?」
「ええ。メイド長にも話は通してあるから大丈夫よ。その方もお忙しい方ですから、すぐに一緒に行っていただきます。」
従女長様がその方とお呼びになるのだから、身分の高い方なんだわ。
従女長はそれだけ話すと、またリアリスを連れて王宮を歩き出した。
今まで足を踏み入れた事のない場所に若干戸惑いながら従女長の後をついて行く。
従女塔からいくつかの扉を通り、廊下を渡り
次第に周りの雰囲気が変わり出した。
周りの装飾が明らかに豪華になって来たのだ。
これは…。
物凄い所に向かっているのでは…。
リアリスが少し焦り出した時、従女長の足が止まる。
「こちらにお手紙の持ち主の方がいらっしゃるわ。」
そして、従女長が豪華な飾りの大きな扉をノックする。
「従女長でございます。」
すると中から女性の声がした。
「入りなさい。」
ゆっくりと扉が開く。
咄嗟に頭を下げたリアリス。
「待っていたわ、入りなさい。」
そう言われ、従女長と共に中に入る。
頭を下げて下げながら歩くリアリスには
赤と金の絨毯しか見えないが
部屋の中はほのかに良い香りがし、明らかに高貴な部屋という感じだ。
「お手紙を見つけたメイドを連れて参りました。」
「顔をあげなさい。」
リアリスはゆっくりと顔を上げる。
そこには白髪の優雅な雰囲気の老婦人が座っていた。
「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」をお読みいただき
ありがとうございます♪
作者のぎゆりですଘ(੭ˊ꒳ˋ)੭✧
ただ今、出張2日目。
今日は会食でございました。
しかし、お昼寝ごはんを食べ過ぎて
夜ご飯全く入らず(笑)
年齢には勝てないですね(汗)
でも、この時間になって若干小腹が空いてきた…
良くないですね(-。-;)
買ってあるお菓子に目が行ってしまうので
もう寝ます!!




