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木馬亭での出来事から一夜明け

騎士団のラッシュ団長とメイドのディアの話は

あっという間に王宮に広まったようだ。

朝からリアリスも沢山の人から話しかけられている。


「本当によかったわね、ディア。」


リアリスは自分のことのように嬉しかった。

吹っ切れたと言ってはいたが、夜になると布団の中でディアが泣いていたのを知っていたのである。


「リアリスのお祝いに行ったおかげだわ。ありがとう。」


元々可愛かったディアだが、ラッシュと両想いになったせいか輝いて見える。


ディアはこれからメイド長と今後の事を話すらしく

リアリスは1人で仕事に向かう。


仕事場に着いても、話題はディアの事。


「ねぇ!ディアにラッシュ団長様を紹介したのはあなただって本当?」


いつのまにか、仲人みたいになってる…


兄のウォルフが騎士団にいるせいか、リアリスが2人を引き合わせたと勘違いしているらしい。


「いえ、そうではないんですよ。」


笑顔でそう言い訳しても、あまり効果はないようだ。

今日はメイドからも従女からもやたら声をかけられる。


そこに従女長から使いがリアリスの元に来た。

先日、ディアと2人で整理した倉庫から出てきた謎の手紙。

その件について話があるそうだ。


本当はディアと一緒に行った方がいいのだけれど…


ディアは今メイド長と大事な話し合いの最中だろう。

ここは1人で行くしかない。


リアリスはやっていた仕事を終わらせてから

従女塔にある従女長の部屋へと急ぐ。


従女塔に入ったリアリスは

思いがけず声をかけられた。


従女の制服は、階級によって分けられている。

襟元に付いているリボンの色とそこにある飾りの色で

上級従女、下級従女と見分けることが出来る。


声をかけて来たのは

襟元に紫色のリボン、そしてブルーの飾りがついている。

上級従女である。


「何か御用でしょうか?」


リアリスは頭を下げたまま答えた。

するとその上級従女はリアリスの前に仁王立ちしたままだ。


頭を下げたままなので、足元しか見えないが

明らかに仁王立ちしている。


しかし、階級が上の人間が

話し出すまで頭を上げてはいけないので

リアリスはじっと待っていた。




「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」をお読みいただき

ありがとうございます♪


作者のぎゆりですଘ(੭ˊ꒳ˋ)੭✧



もうすぐワールドカップが始まりますね。

昔はサッカーが好きだったのでよく観戦にも行ったのですが、今はまったくわからなくなってしまって

サッカー離れしてしまいました。

昔はね、ポルトガルチームを応援してたんですよ。

フィーゴという選手がご贔屓だったので。

どんな顔かと言うと、フィーゴ氏はかなり濃いです(笑)

「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」で言うと

かなり渋い元騎士という感じでしょうか。


いつかフィーゴ的な渋い騎士も

登場させてみたいなぁと思っています(笑)



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