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クローディア嬢…あの子は今何歳だっただろう。

ウォルフの妹さんのリアリスと同じくらいだったはず。

では、16歳か17歳くらいか?


そこまで考えて、はっ!思った。


何を考えているのだ。

自分は40歳だぞ?それなのに!

なんたる事だ。


「犯罪だな…」


ラッシュはボソッと口に出した。


それを聞いた叔母が「どうしたの?」とという顔をして見ている。


「とにかく!今度こそは絶対にしてもらいますからね!」


こう言うやりとりを何年続けて来ただろう。


いつも騎士団の事を理由にして先延ばしにしていたが

40歳になっていまった今、断る理由が見つからない。


そうしている時、ドアの外で物音がした。

ラッシュは素早くドアを開けたが誰も居なかった。

床には包みが1つ。

いつも笑顔でお菓子を届けてくれたディアを思い浮かべた。


追いかけるべきなのか、まとまらないまま

ラッシュは叔母に言った。


「結婚相手は自分で選びます。近いうちにご連絡しますので今日はお帰りください。」


叔母には帰り際まで小言を言われたが

ラッシュにはあまり聞こえていなかった。


気になるのはディアの事ばかり。


その日はディアの事をずっと考えていた。

ウォルフから結婚話を問われた時も。


しかし、自分から会いにいく訳にも行かない。

もどかしく時間だけが過ぎていった。


今、目の前にクローディア嬢がいる。


散々、自分の心に問いかけていた気持ちを

彼女の顔を見た瞬間に理解したラッシュ。


「クローディア嬢。君に話しておきたい事があるのだ。」


ディアはラッシュの言葉で涙を拭った。


「私はこの国を守る騎士だ。今までもこれからも。だから、自分は家族を持つことなどないと思っていた。」


ディアはラッシュの言葉を聞いている。


「先日、叔母が訪ねて来た日に君は話を聞いたね?」


ラッシュは優しくディアに問いかけた。

ディアはおずおずと頷く。


「今までも何度もお見合いを断って来たんだ。でも、今回ばかりは断れそうにない。」


ラッシュは苦笑いをした。


ディアは俯く。

今回はお見合いを断らないというラッシュの言葉。

おそらく、今後近いうちに誰かとお見合いをして結婚するのだろうと考えた。


「分かっています。私のこの気持ちは忘れてください。ラッシュ団長様を困らせるつもりはないのです。」


ディアは今できる精一杯の力を絞って声に出した。


「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」をお読みいただき

ありがとうございます♪


作者のぎゆりですଘ(੭ˊ꒳ˋ)੭✧


明日は寒くなるみたいですね。

冬用のお布団…出さなきゃな。

そう思って早1週間。

これから出すか…風邪ひいたら困るもんね。


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