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デラルージュは将軍と共に国王に謁見し
事の次第を報告した。
「では、すぐにこちらも軍の準備を。しかし、絶対にこちらからは攻撃しないように注意せよ。」
将軍と共に王殿から王国軍の訓練所まで帰る途中も
バタバタと打ち合わせをしながら歩く。
将軍の執務室に着いた時には、主だった軍の幹部が集められていた。
「では、これから密偵にさらに詳しく内部を探るよう指示致します。私は3国が交わる国境に接する領地へ向かいますので。」
「大丈夫なのか?目立ってはいけないだろう。」
ダグラス・クォーツ将軍は目立つ。
誰もが知っている事実だった。
「大丈夫です。今回は、視察という形にして向かいますので少人数での移動になります。準備が整い次第、殿下に伝令を。」
「そうか。くれぐれも気をつけてくれ。」
緊張感の中、王国軍の幹部との話し合いが終わり
デラルージュはふと思い出した。
「これから忙しいなるな…。行ってみるか。」
デラルージュは王国軍の訓練所から早足でどこかへ向かう。
その少し後、ダグラスは3国が交わる国境付近に出発する前にリアリスの姿を見ておきたいと思いメイド塔に向かった。
その頃リアリスはメイド塔の奥にある庭に居た。
ちょうど仕事がひと段落し昼食を取る時間だった。
昨日、ここに来ると言っていたディの姿を探しながら庭にあるベンチに腰掛ける。
「もう来てしまった後かしら。」
ディが来てるかもしれないと思い、食堂のサンドイッチをテイクアウトして来たのだがディの姿は見当たらない。
「まぁ、仕方ないわよね。時間も約束していないんだし。」
サンドイッチの包みを膝の上に乗せ、開いてみると
野菜がたっぷり挟まったサンドイッチが現れた。
「美味しそう!いただきます。」
リアリスはサンドイッチの端を一口かじった。
ちょうどよく焼かれたパンとシャキシャキのレタス。
その中にはジューシーなトマトと香りのいいハムが入っている。
小さくもぐもぐと食べるリアリス。
あまりに美味しくてパクパクと食べていた。
その時、すぐ近くから声がした。
「リスがいるのかと思ったよ(笑)」
ハッとして顔を上げるとそこにはディがニコニコしながら近づいて来る。
リアリスは慌ててサンドイッチを包みに戻し立ちあがろうとしたのが、ディにそのままで!と合図され、リアリスはまたベンチに腰掛けた。
「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」をお読みいただき
ありがとうございます♪
作者のぎゆりです(୨୧ ❛ᴗ❛)✧
昨日、抜歯した所を消毒に行きました。
まだ変な感じだけど
あまり腫れてないのでひと安心です。
歯医者って本当に緊張しちゃって苦手。
歯は大切にしなきゃですね。




