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朝一番で将軍からの伝言を聞いたデラルージュは

将軍の執務室にいた。


「レイブローが兵を集めている?」


将軍の言葉を聞いたデラルージュは目を見開いた。

レイブローは城の兵だけではなく、国民からも徴兵し軍隊を作っているという。


「密偵の報告によれば、おそらくひと月ほどでレイブローの首都を出発するのではないかと。」


「それは随分と焦っているな。徴兵した者達は訓練なしで連れて来られるわけか。」


「はい、王太子殿下。それほどレイブローは切羽詰まっているのだと言う事でしょう。」


ダグラスは部屋の真ん中にある大きなテーブルに地図を広げた。


「密偵によれば、レイブローの軍は二手に分かれてグランパリエに侵入するもようです。」


ダグラスは、グランパリエとレイブローが接している右側の国境付近と、グランパリエの上にある国とレイブローが交わる場所を指した。


「ここは…」


デラルージュが3国が交わる部分をじっと見た。


「はい、ここは広大な森が広がっている部分。昔から、この辺の森が国境の境でした。グランパリエ側からも他国側からも、ここから侵入するには、切り立った岩の山をいくつも越えなければならないので、監視もさほど厳重にはなっておりません。」


「なるほど、レイブローはそこを突いて来るつもりなのか。では…このレイブローから普通に攻めて来る軍はいわばおとりか。」


「そうでしょうね…私の感ですが、こちらのおとりの方に徴兵された国民が配置されるのでしょう。私たちがそちらに気を取られている所、上の国境から入る作戦なのではと。」


「おいおい、本気なのか?あの山を越えるだって?そんな事が人間に出来るわけ…」


「出来ます。」


ダグラスは大真面目に答えた。


「あ、いや将軍はカウントに入らない。」


「私も人間ですが。」


「いや、それはそうだが。いや参ったな。」


デラルージュははははと頭をかいた。


「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」をお読みいただき

ありがとうございます♪


作者のぎゆりです ٩( 'ω' )و



今日、歯を抜きました。

もうグッタリ꒰꒪д꒪|||꒱


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