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「何もかも至らない私ですが、貴方を想う気持ちには自信があります!どうか、私と…結婚を前提にお付き合いをしてくださいませんか?」


「……」


ダグラスは勢いあまって、リアリスの手を握っている。


恋愛下手のダグラスが、ここまで強く思ってくれている事に感動していたリアリス。

きっとこの告白も、ものすごく勇気を出してくれているに違いない。

ここはこちらも勇気を出さなきゃいけないけど、本当は色々不安な事もある。


今まで慎重に慎重を重ねて生きて来たリアリスだ。

即答できるはずがない。



でも…。


耳まで真っ赤にし、大きな身体で小刻みに震えながら

気持ちをぶつけてくれたダグラスを見ていると

それにきちんと向き合ってあげなくては!と思った。



黙っているリアリスを見たダグラスは、ふと我に返った。

自分がリアリスの手を握っている事に気がついたダグラスは、ハッとして手を離そうとした。


すると、離そうとした手をリアリスが握り返して来たのである。


「ダグラス様…ありがとうございます。ダグラス様のお気持ちが嬉しいです。今まで、側にいてくださって本当は凄く嬉しかったんです。」


「え?」


「私もダグラス様の事、好きです。」


その瞬間、グイッと身体が引かれた。


「キャッ」


ダグラスに抱きしめられていたのだ。

力強いが決して乱暴ではなく、優しく抱きしめるダグラス。

その胸は、とても暖かかった。


ダグラスはリアリスを抱きしめながら言った。


「本当に、本当ですよね?夢ではないですよね?」


「はい。」


いつの間にか元の位置に戻った2人は、お互いの顔を見てクスリと笑った。


しかし、リアリスには気になる事があった。


「あの…ダグラス様。先程結婚を前提にとおっしゃいましたけれど…」


「はい!もちろんです!本当は今すぐにでも結婚したいです。」


ダグラスは無邪気に喜んでいる。


「いえ、それは私もそうですが…じゃなくて!私の実家は地方の男爵家です。でも、ダグラス様は公爵家ではありませんか。私で良いのでしょうか?」


「そこの事でしたらご心配なく。姉達には、リアリス嬢以外は連れてくるな!と言われておりますから。」


「え?」


「前にこのドレスを選ぶ時、姉達がリアリス嬢の事をいたく気に入りまして。私の気持ちにも気づいていたようでして、姉貴から絶対に逃すな!と言われていたんですよ。」


「え、そ、そうなんですか…」


ダグラスはニコニコと笑っていた。





「貧乏男爵令嬢は従女になりたい」をお読みいただき

ありがとうございます♪


作者のぎゆりです ٩( 'ω' )و


最近、YouTubeで

動物のチャンネルを見るのにハマってます。

いやぁ、いいですね…。

癒されるわぁ( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎


ちなみに、我が家は全員が猫派。

みなさんは猫と犬のどちら派?


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