↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

113/138

112話 見定め

「皇族方からご覧になって左側から紹介しましょう!」


 司会が決勝の選手の紹介を始めた。

 決勝の紹介は主催者である第一皇子の視点で紹介される。

 帝都における身分の権威を表しているが一般客からしたら見にくいことこの上ないな。


「ご入場ください!今大会初出場にして目を見張る美しい技術で決勝まで勝ち上がった異国の貴公子!トーズ卿!」 


 彼が入場すると会場に歓声が巻き起こった。

 そう司会が言うとトーズ卿が入場してきた。

 彼もリールと同じく勝ち進んできた。

 まあハンナが認める実力者だ。

 驚きはしない。


「さすがは公国推薦の騎士だな」


 第一皇子は嬉しそうに言う。

 第一皇子からすれば自分が推薦承認した騎士が余裕で勝ち上がってきたのだ。

 リールを止めて自分のプライドを守れる最後の砦なのだろう。

 今やどちらにも僕の息がかかってるとも知らずに愚かだ。


「そうですね。次の試合はどちらが勝つか楽しみです」


 これは本心だ。

 もちろん、トーズ卿がリールに勝てるとは思わないがこの試合で一番の実力者ということは確かだ。

 見ごたえのある戦いになるだろう。


「次に右側をご覧ください!」


 やっとリールの入場が始まった。


「同じく今大会初出場!北からやってきた圧倒的な力!リール・フォン・フォーク卿!」


 リールの名前が呼ばれるとトーズ卿に負けるとも劣らない

 リールは本名で呼ばれた。

 女騎士が珍しい帝都では家名が重視されるからだ。

 リールもこの大会で結構有名になった。

 対戦相手を全て1撃で瞬殺して汗一つ見せないのだ。

 帝都民からすれば異様だろう。

 しかしリールの実力が圧倒的なのはトーズ卿から見てもわかるだろう。

 トーズ卿はどんな気持ちで相対しているのだろうか?




ー--------------


トーズ視点



「あれが、、、第五皇女の右腕、、、」


 ハンナから第五皇女の庇護下にあると聞いたときは驚いた。

 何の力もないと思われていたがここ数週間で北部の者達と自派閥を作って急に勢力を表した話題の中心だったからだ。

 力がある程度あるのは噂からでもわかった。

 しかしある程度では叔父はおろか他皇帝候補に対抗できない。

 私は北部がどんなところかも第五皇女がどんな人かも知らない。

 だからせめて右腕の実力は試させてもらう。


次回投稿は金曜日です。

1回分お休みさせていただきます。


読んでくれてありがとうございました!




もし面白い・続きが読みたいと思っていただけたらブックマークや広告下の☆☆☆☆☆でポイントを入れていただけるとうれしいです!




評価はモチベに繋がりますのでよかったらお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。