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十九章 友人と彼と公共食堂と(1)

 公共食堂で料理長となったのは、もう随分前の事だ。


 激動の戦乱時代を駆け抜けた当時の、黄金世代と呼ばれている男達と同じくらいの時間を過ごしてきた。すごく忙しい場所ですよねと言われるが、当時に比べれば全然たいした事はない多忙さだ。


 何せ、あの頃は、毎日のように大勢の軍人達が利用していた。部署を飛び越えた友人同士みたいに、そしてライバル視しているのにタイミングを計ったかのように、彼らは皆、揃って同じ時間帯に食べに来ていたのだから。


 軍人とはいえ、公共区に急きょ作られた庶民向けのココに、貴族籍の人間が気がねなく普通に出入りする珍しい時代でもあった。王宮の貴族向けの食事サロンもあるというのに、名誉教授やら高い役職籍の人間も来て、研修のために助っ人として王宮区から入れられていた料理人達も、当時は不思議そうに首を捻っていたものだった。


 国王陛下が初めて来た時は、さすがに驚いた。王宮料理長の抜擢だとは聞いており、ずっと来たいと思っていた、俺の幼馴染と友人にも是非食いに来いと言われていたが、ははは美味いなぁ……そう終始褒められて、大変恐縮した。二十代そこそこで料理長になった身だ。その仕事がもっと誇りになって、ますます頑張ろうと思った。


『いいんですか!? わぁ、ありがとうございます!』


 先日、第三王子ルクシアと文官と共に、よく食べる元気いっぱいな、大きなリボンをした小さなメイドが来ていた。手土産を渡してやったら、そう喜ばれた。


 ひきこもりで滅多に出歩かない毒薬学王子だと有名だったから、意外にも噂と違って悪い雰囲気もなく、知的で聡明ながら幼い容姿をした姿を見て驚いた。けれど、メイドから何気なく返ってきたその台詞に思考が奪われたのだ。そして――


『またくるよ!』


 不意に投げられたその言葉が、記憶に残って離れないでいる、とある男と重なってハッと目が引き寄せられた。踵を返して走り去る少女の後ろ姿を見て、自分がまだ引きずっているのだと自覚して胸が痛んだ。




 十六年前のあの日、彼が死んでしまったという知らせが届いた。まさかと思ったし、とてもじゃないが、あの光景をこの目に迎えるまでは信じられなかった。


「【黒騎士】が死んだらしい」

「遺体が到着したって本当か!?」


 公共食堂の前の廊下を、バタバタと走っていく軍人たちを見て、居ても立ってもいれず、彼も腰にエプロンを巻いたまま食堂を飛び出した。


 王宮の建物を出る直前、料理長の足は柱の影でピタリと止まった。


 そこには、戻ってきた遺体を囲み、普段の元気の良さも息を潜めて泣く黒騎士部隊の男たちがいた。出戻りを伝える黒い竜をモチーフにした黒騎士部隊の軍旗が、風に揺れて時折叩くような音を立てていた。


 料理長は、軍服や仕事着の違う男たちが、そこに集まっていく光景を、王宮の入り口から外に踏み出せないまま見つめていた。


 騎士団、騎馬隊、近衛騎士、衛兵、瓜二つの顔をした青年の面影が強くなった双子の司書員。国王陛下と貴族、重いローブで身を包んだ学者……


 そして、国王陛下の合図で、彼らは一旦私語も止めた。帽子の者はそれを取って胸に、騎士は左手を剣の柄にあてて右手を胸にあて、それぞれが黙祷するように数秒ほど目を閉じ――それから、遺体に向かって最高位の尊敬を贈るように、揃ってゆっくりと頭を下げた。


 魔王やら破壊神やらと言われていた少年師団長も、普段は口酸っぱく説教をしていた目立ったヅラをした師団長も、誰もがしばらく私語らしい言葉も吐かなかった。


 しかし、沈黙の時間が過ぎて祈りが終わると、騎馬隊の見栄えある将軍を示すマントをした男が、涙を堪え切れない目に腕をあてた。


「なんで生きて帰って来なかったんだッ。それでも生きていて欲しいって、俺っ、お前にそう言っただろ…………!」

「グイード、お前、オブライトとなんかあったのか……?」


 慰めようとでもしたのか、少し髪に癖のある同じ騎馬隊のその将軍が、続けて声を掛けようとして、けれどぐっと唇を噛んだかと思うと、ボロボロと泣きだした。すると、顔から腕を離したその男が「チクショー!」と空に咆哮し、彼が慌てて「落ち着けよグイードッ」と泣きながらも取り押さえた。


「離せレイモンド! 抵抗した跡がないだなんて、そんなの嘘だッ、俺は信じねぇ!」

「やめろよッ、馬鹿な真似はよせ! オブライトは殴らせないぞ!」


 その時、置かれた遺体のそばに片膝をついて、ずっと覗きこんでいた黒騎士部隊の長身の男が、静かに目頭を押さえた。そこから涙がこぼれ落ちるのが見えたが、肩幅の広い細身の、少し無精髭をはやしたその男は、小さく肩を震わせるだけで泣き声を上げなかった。


 ヅラという目立つヘアスタイルをした師団長が、「失礼する」とその場を後にした。残された少年師団長と国王陛下は、涙を浮かべていなかった。ただ、両者の表情は軍人らしい険しさと、国王としては珍しいひどく落胆したような、ぼんやりとした静けさを漂わせていた。



 ああ、神様、どうして。



 料理長はそう思った。こんな終わりがあっていいはずがない。どうしてこんなにも愛された人が若くして死ぬのだ、どうして、どうして……だって、出立する前に【黒騎士】オブライトは笑って『また皆で食べにくるよ』と言っていたのに。


 彼らの中の時は、この喪失と別れが刻まれたまま止まるのだろうと思った。一生忘れる事なく、永遠に痛みに続けるのだ――そう感じた。それは、自分も同じだった。


 だから、どうか、いつか彼らの凍り付いた時を溶かすような奇跡を、と願った。


             ※※※


 ザベラの町から王宮に戻る馬車内でも、ロイドはなんだか機嫌が良かった。


 とはいえ、途中でまたしても気分を急降直下させて「モルツに追い駆けるよう命令を出してやってもいいが」と、たった一言でニールを黙らせたりしていた。よく分からないのが、ジーンが顔をそらして、引き続き懸命に笑いを堪えていた事だろうか。


 ほんと、よく分からんなと思った。


「んじゃ、また後でな、親友よ」


 王宮に到着して早々、一旦ニールとヴァンレットを連れたジーンと別れた。ロイドも「急ぎ片付けるか」と頭の中で手順を組み立てるように呟いて、特に騒ぎを起こす事なく足早に軍区の方へと向かっていき、マリアはひとまずルクシア達のもとへ向かうべく足を進めた。


 ハーパー一味の一斉大検挙が公になって動きだしているせいか、王宮内は普段より少し騒がしくなっていた。役職の男達も機敏に歩いていて、現在お偉い人間達の方で話し合いでも行われているのか、議会所属の貴族達の姿は見あたらなかった。


 マリアはそんな様子を眺めつつ、いつも通り廊下の脇の階段を降りた。


 薬学研究棟まで続く、木々が立つ離れの棟までの道のりを進んだ。相変わらずここは閑散として煩わしい音もなく、少し耳を澄ませると鳥の(さえず)りまで聞こえてきた。


「まだお昼前だし、ルクシア様は多分続き部屋にこもっている頃かしら」


 直前まで戦っていたせいか、なんだか走ってしまいたいような少しの物足りなさを感じて、そんな事を呟いてみた。手にはまだしっくりと収まった剣の感触が残っていて、アーバンド侯爵家で用意されている物とこちらの物とでは、やはり違うんだなぁと、そんな事を思ってしまう。


 どうせ他に人の目もないのだからと、少女の足ながら好きな歩幅でのんびりと歩いた。長いたっぷりのダークブラウンの髪が、スカート越しに揺れる感触を尻や太股の方に覚えながら、腰の後ろに手をやって、大きなリボンを風に揺らしつつ木々の間の道を進む。


 そこを抜けようとしたところで、ふと、見栄えある騎馬隊のマントが横目に留まった。一体なんだろうと思って、チラリと目を向けてみると、熊みたいな筋肉ムキムキの三十代前半くらいの大男が、一心に薬学研究棟へ目を向けていた。


 その男の背中のマントには、第三騎馬隊を示す『第三』のマークが入っており、そこには彼の部下らしき男達もいて、全員が揃って茂みの後ろにしゃがみ込んで身を潜めていた。


 鍛え抜かれた屈強な自分達の姿が、全く隠れられていないとは、気付いていないのだろうか。マリアはゴクリと息を呑んで、その場所を通り過ぎる最中もずっと、存在感たっぷりの違和感しかないそこに目を向けてしまっていた。


 木々のある通路から抜けて、薬学研究棟が建つ開けた場所に出たところで、一度頭の中を整理すべく視線を前方に戻した。


「…………」


 なんか、いたんだが。


 確認のため、今度は足を止めた状態で振り返ってみた。すると、こちらを揃って注視する騎馬隊の男達とバッチリ目が合って、途端に「おぉ、あれがルクシア様の『リボンのメイド』ッ」というざわめきが上がった。


 その言葉に大変疑問を覚えて見つめ返していたら、大きな熊みたいな将軍が、キラキラと輝く羨望の眼差しをこちらに向けてきた。まるで『いい仕事をしているな』と全肯定するみたいに、グッと親指を立ててくる。


 思わず、マリアは呆気に取られて、足を進めるのも忘れてしまっていた。気のせいか、昔、『筋肉があればなんとでもなる! わはははは!』と公言していた、阿呆な大男の存在が脳裏を過ぎった。


 そうしていると、どこからか近衛騎士隊の男達が三人ほど駆けてきて、彼らを退かすべく行動に取りかかりながら、声を抑えながらも口々にこう言った。


「まだ提案通しただけでしょうにッ」

「あんたら仕事どうしたんだよ、とっとと戻れっての!」

「大人しく引っ込んでいてくださいよッ」


 この近衛騎士達は、恐らく普段、ルクシアに悟られないよう護衛の任についている男達だろうと思われた。とはいえ、自分が休んでいたたった一日の間に、一体何があったんだろうかと気になるところではある。


 マリアは、少女らしい表情に戻すのも忘れて、研究棟の裏手の一階にあるルクシアの研究私室に入った。作業台にはアーシュがいて、珍しく続き部屋の研究室から出て珈琲を飲んでいるルクシアの姿もあった。


「さっき座りこんでいた部隊がいたんだけど、――あれ、何?」


 戻ったという挨拶や、朝に出発する際にアーシュがわざわざ探して見送ってくれた事も忘れて、マリアは思わず開口一番に尋ねてしまっていた。


 文官服の上から白衣という助手姿をしたアーシュが、「あ、お前も見たんだ?」とピンときた様子で言った。やや喧嘩っ早そうな少しつり上がった目が、再会してすぐの質問を嫌がる訳でもなく、親しげにこちらへと向く。


「よく分かんねぇ。俺も朝に座りこんでいるの見掛けた時『ルクシア様の助手』って呼ばれて、出勤するのを張って待っていたとかで、直訳すると『すげぇファンです』的な事を言われた」

「そういえば、私は『ルクシア様のリボンのメイド』って言われたわね……」


 先程の事を思い返しつつも、やはり考えても分からないし不思議で「つまり、ルクシア様とアーシュのファン?」と疑問を口にして、マリアは首を捻った。


 騎馬隊は、各部隊が少人数体制であるので、多分あれは一部隊分だろう。彼らは王族区を中心に活動する近衛部隊や、軍事の主戦力である騎士団と違って、離れた場所に部署を構えている事もあり、どこでどうあってルクシアを知ったのかも謎である。


 マリアは、第三王子であり、この薬学研究棟の所長であるルクシアへと目を向けてみた。大きな眼鏡を掛けた彼が、十五歳にしては幼い端正な顔に少しばかり戸惑いを浮かべて、珈琲カップを両手で持ち上げたまま「いえ、私は見掛けていません」と金緑の瞳を顰めた。


「アーシュから話を聞かされたものの、私としても謎です。同じ学者という立ち場の者から尊敬された経験はありますが、軍人から『ファンだ』と言われるのは、初めてです」

「ほんと、なんなんでしょねぇ」

「さぁなぁ。学会でルクシア様の事を知った貴族軍人、とか?」


 マリアは、そう続けたアーシュと共に首を傾げた。自分達が『騎馬隊』という名前を、それぞれうっかり出していない事には気付いていなかった。ルクシア自身も、そちらよりも気を取られていた事があって、確認に気が回らなかったのだ。


 大人用の白衣のため、長い裾を何回か折り曲げているルクシアが、そこから出た白く幼い両手で珈琲カップを降ろしながら、「それよりも」と口にしてこう続けた。


「午前中はお疲れ様でした。どこにも怪我がなくて、安心しました」


 そう言われて、臨時班での任務から戻ってきた矢先だった、とマリアは遅れて思い出した。同じようにアーシュが「あ」という顔をして口を開く。


「そういや、それで待っていたんだった」


 そう口にした彼が、その直後に「あ、いや。別に心配はしてねぇけどさッ」と言い訳のように続けて顰め面を作る。マリアは、つい作業台へと目を向けて、閉じられた本と、ほとんど白紙のままの手が付けられていないレポート用紙を見て、ああ成程、と察して困ったように笑ってしまっていた。


 気付かなくてゴメン、と心の中で呟いた。そうだ、心配させていたんだったと思い出して、申し訳なくなって、すぐに言葉も出てこなかった。


 すると、ルクシアが小さな苦笑を浮かべて、こちらを向いた。


「なんとも慣れないのですが、どうしてか言いたくてたまりませんね。――おかえりなさい、マリア」


 その言葉を聞いて、マリアは空色の瞳を少し見開いてしまっていた。


 王宮で、そう言われていた前世の頃がそこに重なって、彼の似た顔立ちをした王妃カトリーナと国王陛下アヴェインの姿が脳裏を過ぎった。そうしたら、照れ隠しのようにむっつりとした顔で、アーシュも片手を振ってこう言ってきた。


「おかえり、マリア」



――おかえりなさい、オブライト。

――オブライト隊長、おかえりなさい!

――おや、オブライトさん。おかえりなさいませ、ちょうど旦那様もいらっしゃっておりまして、すぐに珈琲をお持ちしましょう…………



 オブライトだった頃、任務の後に登城した際に、そう言われていた記憶が蘇った。なんだか気恥ずかしくて、マリアはちょっと笑って「うん、ただいま」と答えた。


 アーシュがもう一度「おかえり」と答えて、改めて怪我もないらしい様子を確認するように見てきた。小さく息を吐いて肩の強張りを解き、言葉を続ける。


「正午前には帰すって言われてたけど、嘘じゃなかったんだなぁってのは、安心した」

「そんな伝言をもらっていたの?」

「おぅ。俺がこっちに来て、しばらく経った頃だったかな、宰相様の方から遣いが寄越されてさ。あ、そういや、メシは食うなって伝言をもらってたんだけど、お前なんか聞いてるか?」

「ああ、それは――」


 そういえばそうだった、とマリアは別れ際にジーンから言われていた事を思い出した。ひとまずいつもの自分の席である、アーシュの隣の椅子へと腰を降ろしながら、こちらを見つめている二人に説明した。


「正午よりは少し遅くなるかもしれないけど、現場で動いたメンバーだけでも集まって、一緒にご飯を食べようって事になったの。直接関わって現場に入っている人達は、後は警備隊や他の組織や、サポートに入ってくれていた師団に引き継ぎをして、王宮に戻ってくるから」

「は?」

「え」

「経費は軍から落ちるから、定食一つまでなら無料で食べられるし、奢りみたいなものね」


 話している途中、ルクシアの珍しい硬直した声が聞こえた気がして、マリアはそこで言葉を止めた。見つめ返してみると、まるでアヴェインとは間逆な反応を浮かべて、表情筋を引き攣らせ、若干後ろへと身を引いている彼がいた。


 同じようにして、アーシュも全く嬉しくなさそうだった。食事代が浮く提案なので、てっきり喜んでくれると思っていただけに不思議になった。


「アーシュまで、どうしたのよ?」

「……いやちょっと待て。だってそれって、もしかして今回参加した軍人とかと全員で、公共食堂とかでメシをするってわけか?」

「そうよ。ちょっとの間だけ貸し切りにして、優先的に利用させてもらう感じかしら。自分で好きなメニューを選べるし、ドリンクもサービスで付いてくるわよ? 食べ終わったらそのまま退出オーケーだから、いつも食堂を利用しているのと変わらないわ」


 後にまだ仕事が控えているので、昼食休憩の時間を少し揃えるような感じなのだ。一暴れした後は、腹が減るのは当然で、だから昔と同じで、今も変わらず『食べ物の現物支給』はある事なのだと、マリアは疑問を覚えていなかった。


「……任務の後の処理も全部終わってないのに、打ち上げみたいにするのか?」

「打ち上げじゃなくて、腹が減っているから、さくっと食事をとるだけよ?」


 尋ねたアーシュは、マリアの回答を聞いて「どうしよう理解出来ません」と、ルクシアに困惑の表情を向けてしまっていた。


 戦乱当時の軍人の腹事情を知らない世代の二人は、そもそも机仕事組には馴染みのない『とりあえず大きな事は終わったし、食ってから残りの仕事をやるか』という考え方に戸惑いを覚えていた。逆にきっちりと組まれた時間行動の方こそ馴染みがないマリアは、それに気付かず、ジーン個人からの伝言もついでに伝える。


「ジーンが、約束通りアーシュ達には個別で奢るって言っていたから、デザートも頼んだらいいじゃない」


 途端にアーシュが「そういう事じゃねぇよ……」と頭を抱えた。ルクシアも珍しく言葉を失った様子で、しばしの沈黙の後、ようやくこう呟いた。


「つまり私たちは、よく分からない『軍人の小さな打ち上げ』に参加させられるわけですか……」

「俺、マリアと軍人のセットにいい記憶がないせいか、嫌な予感も拭えなくて気が重い……あの赤毛とか、この前の師団長とか、あと猪突猛進みたいに全力疾走する大臣様とか、よく分かんねぇけどマリアがぶっ飛ばした総隊長補佐様とか」


 マリアは、ぶつぶつと口の中に不安要素をこぼすアーシュの声を聞いて、自分以外の一部の友人達は、落ち着きがない事を振り返った。


 そんな横顔を見て、彼が「いやお前も同じ枠なんだけど」と指摘した声は、自腹でならプリンを何個食べられるのだろうか、という考えに移っていたせいで、マリアは聞こえていなかった。

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