18年 冬2 「現在(いま)はもう遠い過去(ゆめ)」(宇宙よりも遠い場所)
本当であれば、声優好きとしては「宇宙よりも遠い場所」を一番に挙げるべきだったんでしょうねぇ。
それくらい、実力を感じる見たい声優が多く出演している作品でした。
ようやく「花澤香菜」「早見沙織」「水瀬いのり」がメインで揃った作品が見れたなぁってのが気持ちとしては一番大きかったです。
そして内容としても青春を駆け抜けてる感を感じるテンポの速さとノリの激しさがあって、そういった所もより声優の面白さや魅力を引き出せてたかと思います。
今作の声優で一番印象的だったのは「早見沙織」だったかなぁ。
久しぶりに早見沙織の声自体で笑わされたなって思えたのが好印象でした。
ずっと早見さんをコメディーでどうやったら活かせるかなって考えてて、ようやく納得できる方向性が見つかった気がして……早見沙織はイジられキャラなんでしょうね、きっと。
たぶん、自分から笑いを取りに行くのが得意じゃないし向いてないんだと思います。それはボケでもツッコミでもという意味で。
コメディーにおいては、リアクション型の声優なのかもしれないなと見てて感じるなぁ。
それと前にこのエッセイでも気にしてた、音という点でも今回は意識して取り組んでたのか、以前よりもかなり掴みに来る声・キャッチ―な声だと感じられる様になってたのも好印象で良かったっす。
おそらくですけど、水瀬とか花澤さんや井口といった面々と長く掛け合いする事になったのが良い方向に意識がいったのかなと思ってます。あの三人は握力高いからなぁ~(笑)
役柄的にも早見さんだからいい感じにハマってたと思うんで、自分としては早見沙織の代表的キャラの一つになりました。
次に印象的だったのは「井口裕香」でしたかね。
あのリンゴを小惑星爆発みたいに握り爆発させるくらいのキャッチ―さの声は久しぶりだったということもありかなり良く感じましたねぇ。
それにあのキャラはもう井口裕香しかいないでしょう! っ思わせてくるくらいの声の説得力は流石でした。安西先生ばりに「君がいてくれて、よかった」なハマり役でしたよ。
この役にはこの人って思われるかって、声優の一つの基準ですよね、きっと。
「水瀬いのり」は、らしさ爆発ってくらいハジけてたな~(笑)
声としては原点回帰っぽいカンジですよね。聴いた事がけっこうあるようで意外とそんなに無かったハッちゃけボイスっていう。
最近ちょっと思ってるのは、水瀬って音楽性の高い声優みたいな感じなんですよね……なんか歌とかが上手い声優みたいになっちゃってるか(笑)
演技の音楽性が高いって言えば少し伝わりますかね? 声質ではなくてリズムや音の強弱で違いを出してるという。ソプラノリコーダーの演奏をアルトリコーダーでもするっていうのがよくされてるわかりやすい違いの付け方だと思うんですけど、水瀬は同じソプラノリコーダーで違う人が演奏してるように聴こえる様にリズム! とかフォルテッシモ! とかタンジェント!(?)とかで工夫してる感じがするというか……
あれ……それが演技力って事になるのか? まぁいいや、そんなカンジでーす(苦笑)
あとは「花澤香菜」もなかなか難しい役だったとは思うけど、まぁ良かったですよ。
少し思うのは、綺麗な声と汚――
(TAKE2)
少し思うのは、透き通った声と少し濁った声の使い分けがちょっと違和感が出てたというかつながってなかったかなとは感じました。
でもまぁ、その方が逆にキャラの黒さが伝わりやすくなってたかなとも思うんで、微妙なとこなんですけどね。
ただ花澤さんに対して最近ちょっと気になってるのは……なんか悩んでるんですかね?(笑)
この1~2年自分が見た範囲での話ですけど、なんか迷ってる感があるというか、何処を向いていくのかってのが決まってないみたいなカンジがするというか……今流行の勝手な忖度的な話ではあるんですけど、なんか気になるなぁ。
アニメ声優として、まだやりたい事ってあるんですかね? もうやれる範囲では大体やり尽くした感はきっとあるだろうしなぁ。なにかアニメでやれる新鮮なことがあればいいんですけど……
この作品は、サブやゲスト声優さんも面白い人が多くて、「能登麻美子」「日笠陽子」「本田貴子」「小松未可子」といった監督の名前に縛られてんのか? ていうくらいの「子」率が高かったり、「Lynn」がホント幅広いなって感じる役やってたり、「大原さやか」「阿澄佳奈」「遠藤綾」がちょこっとだけだけど出てるのも嬉しかったかな。
なんか、少し前まではこんな魅力的なキャスティングばっかりだったんだけどなぁ……
って、妙な懐かしさを感じながら視聴してました(笑)
やっぱ全体的に声がイイと見るのが楽だし面白いんだよね。もちろん内容によって活きてこそですけど。




