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鉄道は鉄の道  作者: 宇美八潮
第二部「2年生編」
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388/391

388.旅行記(7-3)

「ニューシャトルの電車って小さかったね。」

「車体の断面は大江戸線とたいして変わらないんだよ。」

「あ、そうなんですか?」

「ただ、1両の長さは半分くらいだから、小さいのはたしかだけどね。」

「大宮を発車してすぐのカーブとか、新幹線の高架に沿って行くところとか、遊園地のアトラクションみたいで面白かったよ。」

「工場を上から眺められるのも良かったですね。」


「それにしても、この路面に『危険』って注意書きが何箇所も書いてあるのがものものしい(・・・・・・)。」

「ニューシャトルは600V(ボルト)の三相交流で走ってるんだけど、あの側壁に3本並んで張ってあるのがその電車線。」

「あそこに電気が通ってるんですか。」

「『剛体3線式』っていう方式。」

「それなら線路内に降りたら危ないや。」

「ゆりかもめ(・・・・・)なんかも同じ方式だけど、そっちはホーム全体を壁で囲むタイプのホームドアで、線路には降りられないから安全性は高い。」

「あの囲ってるのって、そういう目的もあったんですね。」


「さて、そろそろ駅を出て博物館に向かうよ。」

「まだ鉄道博物館へ到着する前なのに、すでに見どころが沢山ありましたね。」

「改札を出て入館するまでにも、さらにいろんな展示物があるんだってよ。それも見て行こうね。」

「なかなか本命にたどりつけませんね。」

「入館!」

「ここへ来るまでが長かった。」

「本番はここからだよ。」

「今日は一日堪能しましょう!」

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