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鉄道は鉄の道  作者: 宇美八潮
第二部「2年生編」
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380/390

380.踊り子(1)

「『お』で始まる言葉だと『踊り子』なんてどうかな。」

「ダンサーさんじゃなくて、特急の方だよね。」

「特急踊り子って特急あずさで使ってた電車を使ってるんですよね。」

「そう。でも踊り子っていったら、やっぱり185系だと思うよ。」

「最近引退した車両だね。」

「国鉄の製造した車両だけど、白に近いクリーム色の車体に緑色の斜めストライプの塗装は、インパクトが大きかったって。」

「うん。今見ても斬新でかっこいいと思う。」


「特急踊り子って基本的には東京から伊豆急下田と修善寺までの運転じゃない。」

「そうですね。」

「どっちの行き先もJRじゃないんだよね。」

「あ、そういえばそうだね。伊豆急と伊豆箱根鉄道だ。」

「出発地も臨時列車では新宿や池袋の発着がある。」

「うん。」


「さらに伊豆急下田行きの臨時列車は、出発地や列車名、それに使用車両のバリエーションが豊富だよ。」

「人気の観光地だからなんですね。」

「遠いところだと前橋とか宇都宮、それから成田に我孫子(あびこ)、あと立川とか、いろんなところから運転したことがある。」

「立川発着もあったんだ。」

「車両も伊豆急行のリゾート21を使ったり、昔は電気機関車が牽引するお座敷列車とか欧風客車での運転もあったんだって。」

「伊豆急行の運転士さんは、JRから乗り入れて来る車両に対応して、電気機関車を含めたいろんな形式の車両を運転できたそうだよ。」

「スーパー運転士さんが揃ってたんだね。」

「以前は電気機関車を保有してた時期もあるしね。」

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