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鉄道は鉄の道  作者: 宇美八潮
第二部「2年生編」
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375/388

375.用語辞典(2)

「…。」

「どしたの?」

「ナオさんが何か言いたそうにしてますね。」

「なんだろう。テイムしてほしいのかな?」


「ネタが尽きた。」

「ほえ?」

「最近、トモと話すと、難しい話になっちゃうことが多いじゃない。」

「あ、たしかにそうですね。」

「もっと軽めの話題で楽しみたいなって思ったんだけど、そうしたら何を話したら良いのかわからなくなっちゃった。」

「むぅ。そう言われると、確かにそうだったかも。なら、しばらくは一話完結方式で話をしましょう。」

「何それ。それって、どこまでを一話とするの?」

「気付いたら延々と語ってて、実は長編でしたとか言ってそうですよね。」

「なんというか、この信用の無さよ。」

「常日頃の行いです。」


「以前使った用語辞典があれば、また適当に開いたところの言葉を選べると思ったんだけど、持ってきてないよね?」

「うん。無い。」

「鉄道六法だと難しい言葉が多そうだし、時刻表だと駅名とか列車名ばかりになりそうだし。」

「適当に思いつくってのも難しそうですかね。なら、しりとりにしてみます?」

「『線路』、『路盤』、みたいな?って『ん』が付いて負けちゃった。」

「何をやってるんでしょうか。」

「『あいうえお』順に、思いついたことを話題にするのはどうですか?」

「それ良いかも。」

「わかった。僕もなるべく深掘りしないで、表層のことがらだけを説明するように努力する。」

「そういういい方されると、それはそれでどうなんだろうと思う。」

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