374.中央新幹線(2)
「中央新幹線って開業したら乗る?」
「う~ん。すぐは乗らないと思う。一年くらいして落ち着いてから、名古屋に行く用事を作って乗るかな?」
「でも開業直後って、記念の割引とか、そういうのありませんかね。」
「ああ、そういうのがあったら考えるかも。」
「俺もそんな感じかな。ユウはどう?」
「ボクもわざわざ用事を作って乗る感じですね。長野県内の駅も、実家からの利用には遠すぎますから。」
「松本からだと飯田は遠いね。中津川の方がまだ行きやすいのかも。」
「値段はどのくらいになるんだろうね。」
「いまの『のぞみ』よりは高くなりますよね。」
「たぶん。『のぞみ』のグリーン車に乗るのと、飛行機との間ぐらいになるんじゃないかな。」
「経営的にはどうだか分かりませんけれど、気分的にはそのくらいが妥当だって思える値段ですね。」
「中央新幹線が開業すると『のぞみ』の運転本数は減らすんだったよね?」
「そうらしいけれど、名古屋開業の時点だとどの程度減らせるのかなぁ。」
「あ、そっか。京都や大阪とかもっと遠くへ行く人も居るものね。」
「乗り継ぎする人の事も考えると、あまり高い値段設定にするのも考えものじゃない。」
「あまりにも値段が違うようなら、少し時間がかかっても乗り換えないでに行ける『のぞみ』を選ぶひとも多くなるでしょうしね。」
「まだ気が早いけれど、列車名は何になるんだろう。」
「想像つきませんね。」
「『のぞみ』を決めた時に挙がってた案とか、昔の東海道本線の特急の名前とかは候補になるんじゃないかな。」
「もし、公募になったら何て応募しようかな。」
「僕的にはトンネルが多いから『高速土竜』に一票。土の竜だよ!」
「何?そのセンスなさ。それに地域性が感じられないよ。」




