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鉄道は鉄の道  作者: 宇美八潮
第二部「2年生編」
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367/371

367.鉄道の日(1)

今日10月14日は『鉄道の日』です。

1872年、明治5年の鉄道開業から、154年目になります。

それには到底及ぶべくもありませんが、拙文も昨年の掲載開始から1年目を迎えることができました。

お読みくださっている皆様に感謝申し上げます。

もしも、おもしろいと思っていただけたなら、ブクマや★で応援いただけると励みになります。

どうぞよろしくお願いいたします。


 宇美八潮

「今日は『鉄道の日』だね。」

「鉄道の日って、新橋から横浜の間で日本最初の鉄道が開業した日を記念してるんだよね。」

「うん。もとは国鉄の『鉄道記念日』だったんだって。それがJRになっても続いてたんだけど、国土交通省の旗振りでJR以外の鉄道事業者も参加できるように変更したらしい。」

「今年は第33回って書いてあったよね。32年前に始まったんだと1994年だから…、平成6年で合ってる?」

「えっと、たぶん。あ、当時だと国土交通省じゃなくて、まだ運輸省だったのかも。お詫びして訂正いたします。」

「誰に言ってるんでしょう?」


「最初の鉄道って、あの『高輪築堤』ってところを走ってたんだよね。」

「そう。その付近を走る列車の錦絵って、よく紹介されてるよね。」

「あそこまで海だったっていうのがびっくりだよ。」

「一部を保存して公開するってことでしたよね。いつ頃になるんでしょう。」

「来年…、じゃなくて再来年だったかな?その春ごろを予定してたと思う。」


「ところで、鉄道の日に関連して鉄道同好会として何かしたり…、は無さそうですね。」

「無い。先週末の土日に有明地区で開催された鉄道フェスティバルのほか、各事業者でもイベントを開催してるから、それぞれ個人で行くのはあるけどね。ふたりはどこか行った?」

「行ってません。そういえば、夏の帰省中も松本駅で新型車両の展示会があったけど行きませんでしたね。」

「俺も行ってないし予定もしてない。トモじゃないけど人が多そうなところに行くのは億劫。」

「でしょ?とはいっても、僕だって以前は伯父さんに連れられて東京総合車両センターの公開とか行ってたこともあるんだよ。鉄道の日のイベントじゃなかったけどね。」

「車両センターの公開では、電車の床下見上げて『絶景哉(ぜっけいかな)』ってやったんだっけ。」

「そんなことしたんですか?」

「盛りすぎ。妙な脚色はしないで欲しい。」

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