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鉄道は鉄の道  作者: 宇美八潮
第二部「2年生編」
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351/371

351.非鉄(14)

「ユウ、誕生日おめでとう。」

「おめでと~。」

「ありがとうございます。」


「はいこれ、ナオと僕からプレゼント。メデタイから鯛焼き買って来たよ。」

「うわ。まだあったかい。嬉しいです。」


「ねえ、鯛焼きってどこから食べる?」

「ボクは頭からです。」

「僕は普段は尻尾から。でも、ここのは尻尾までアンコが入ってるから頭から行っちゃう。」

「そんな事より、まだあったかいうちに早く食べようよ。」

「そうだね。ってナオはお腹から食べるんだ。」

「やっぱり変なのかな?」

「良いんじゃない?美味しいと思える食べ方が一番だから。」


「野生動物で考えると、頭からかじる(・・・)のはトドメ刺しに行く感じで、お腹からだと美味しい所から食べ始めるってイメージがあります。」

「俺ってグルメ?」

「野生動物的にはってことだったよね。」

「来週の水曜日はトモの誕生日だ。」

「あ、そうでしたね。」

「ついに二十歳(はたち)だ。アルコール解禁だ。」

「誕生日の、え~っと…、9日前を記念したプレゼントがあるようならば、遠慮なく頂戴いたしますよ。」

「あるわけないじゃない。」

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