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鉄道は鉄の道  作者: 宇美八潮
第二部「2年生編」
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288/390

288.旅行計画(3-7)

「トモの予定は決まった?」

「うん。だいたい。1日目は早朝の東北線で宇都宮まで行って、烏山線を往復してこようと思う。」

「烏山線は蓄電池電車だっけ。」

「うん。あとはそのまま福島まで北上して、板谷峠を超える電車の待ち時間の間に飯坂温泉まで往復して温泉に入る。」

「そんな時間取れるんだ。」

「その日は高畠(たかはた)駅併設の温泉付きホテルで一泊して、翌日は山形まで出て左沢(あてらざわ)線を往復するつもり。」

「トモさんも温泉好きなんですね。」


「そのあとは秋田まで乗り継いで、一旦男鹿まで往復してから秋田に宿泊。」

「トモも秋田泊なんだ。」

「ユウの1日後になるんじゃないかな。だけど他にも泊まってる人は多そうな気がするよ。」

「そうでしょうね。」


「翌日は弘前の集合までどうしようか悩んだんだけど、大舘まで行って『青ガエル』を見ようと思う。」

「カエルですか?」

「そういうニックネームの電車が保存してあるんだよ。」

「元東急の電車だよね。渋谷の駅前に置いてあった時期があるから、テレビの中継とかで目にしたことあるんじゃないかな。」

「そういえば、電車置いてありましたね。」

「土曜日だと昔の線路を利用した手漕ぎトロッコもあるらしいんで、それも乗ってみるつもり。」

「それ面白そうですね。」


「弘前にはお昼過ぎに到着できるんで、木造駅まで往復してこようかなって。」

「えー、トモも行くの?」

「ユウの話聞いてたら見てみたくなっちゃった。」

「まだ、ざっくりとした予定だから、これから見直す可能性も大。」

「それは、そうだね。」

「あとね、乗る予定の列車に、保守工事の日は運休するのとかがあるんで、そこを確認してからの確定になる。」

「当日気付いたら悲惨ですね。」

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