286.旅行計画(3-5)
「えっと、気を取り直して、あとは3日目の合流するまでの予定だね。」
「3日目は津軽鉄道に乗って、芦野公園とか金木とかまで行ってこようかなって思ってます。」
「芦野公園だと駅の喫茶店かな?」
「ええ。そこでお昼を食べて、あとは集合時間に間に合うように弘前へ向かいます。」
「そういえば、伯父さん情報を思い出したんだけど…、あった。五所川原では『立佞武多の館』っていうのが面白いらしいよ。」
「へえ。駅からも近いんですね。」
「リニューアルしたばかりみたいだね。時間がとれるようなら、ここもお勧め。」
「ならどうしましょう。行くのは芦野公園だけにして、余った時間でねぷたの方に行くようにしましょうか。」
「それよりも、2日目の五所川原に着くのは何時だろう。9月までなら最終入場18時半ってなってるから間に合うんじゃない?」
「『リゾートしらかみ3号』で行く予定ですから…、15時2分ですね。」
「ならちょうど良いんじゃない?」
「他には、隣の木造駅も気にはなってるんです。」
「ああ、遮光器土偶な駅舎だね。それはオレも実物見てみたいと思う。」
「ただ、列車側からは見えないみたいで、でも降りちゃうと次までかなり待たなくちゃなんです。」
「そっか、さっきの3号で来て降りるんなら、次の普通列車は1時間40分後だ。」
「ちょっと長いですよね。」
「確かにね。でも天気が良ければ岩木山が綺麗に見えると思うし、あとは…、うん、降りて20分程で反対方向の『リゾートしらかみ4号』が走って来るから撮影もできるよ。」
「今度はねぷたと遮光器土偶の板挟みです。」
「朝早くても良いなら、3日目の朝に6時28分の列車で行くと待ち時間は50分弱だ。一度乗った所をまた乗ることになるけどね。」
「う~ん。悩ましいです。」
「津軽鉄道は現在でもタブレットとかスタフを使ってるし、腕木式信号機もあって見どころが多いよ。」
「タブレットは聞いたことありますけど、スタフって何ですか?」
「どちらも単線区間を運転するための通行証みたいなもの。詳しい話は省略するけれど、スタフを進化させたのがタブレット。津軽鉄道では珍しい棒状のスタフを使ってるよ。」




