267.信号(14)
「三鷹の上り線では最初の場内信号機に『急』と『緩』の字を使ってあったっけ。」
「各駅停車の方への分岐器のところだね。快速の走る『急行線』と各駅停車の『緩行線』の頭文字を使ってる。」
「だけど、次の信号機からは番線の『5』と『6』を使ってたよ。」
「その方がわかりやすいって判断でしょ。御茶ノ水の上り場内信号機も、東京方面と秋葉原方面へ行けるから似たような表記をしてるんじゃないかな。」
「中央線と総武線だから、『中場』と『総場』みたいな感じかな?」
「今度見に行ってみれば?」
「上りの新宿では場内信号機の下に、あれはLEDかな?到着する番線の数字を表示してる信号機もあったよ。」
「条件を満たせば『進路表示機』を付属させることで、1機の場内信号機を複数の進路で共用することができるんだ。」
「うん。たしかに信号機自体はひとつしかなかったっと思う。」
「進路表示機は幾つかのタイプがあるけれど、ナオの見た数字を表示するのは多進路用だね。」
「それで、出発信号機も同じような感じなの?」
「うん。分岐駅なんかで進出する進路が複数あるときは、それぞれに設置することになってて、どの進路に対するものかが書いてある。」
「出発側で分かれるところだよね。どこにあるかな。中野で各駅停車と地下鉄東西線に分かれるところとかどうかな。」
「地下鉄が車内信号だから、そっち用の信号機は設置してないと思う。」
「あ、そうだね。他にあるとしたら…。」
「さっきの御茶ノ水の下り線とか、あとは立川で青梅線直通が分かれる所にあるはずだよ。」
「御茶ノ水はなんて書いてあるんだろうね。帰りに寄り道してみようかな。」
「前面展望の動画とかで見たらどうでしょう。」
「それがあったね。現地行くより楽。見ながら解説してあげよう。」
「あ、でも第二回戦は、日をあらためてにしてほしいです。」




