261.計画運休(1)
「先週雨量規制の話をしてたら、週末にまた台風が来ちゃったね。」
「この時期の台風って大陸方面に抜けるんじゃなかったかなぁ。」
「これまでの常識が通用しなくなっちゃったんでしょうか。」
「今回の台風でも各地で計画運休が実施されたよね。」
「関東地方だと湘南方面とか房総方面で前日のうちに運休を発表したね。」
「週末だったから、旅行の計画立ててた人は大変だったろうな。」
「運休なら諦めがつくけど、遅れや運休の可能性っていわれると迷いますよね。」
「おまけに今回は進路が南寄りになって、小金井のあたりは思ったほど雨降らなかったし風もなかったからなぁ。」
「それでも可能性があるって知ってるだけでも混乱は少なくなるよね。」
「計画運休って発表するようになったのは比較的最近なんですよね。」
「ここ10年ちょっとじゃなかったかな。」
「それまでは行ける所まで行っちゃおうって感じで、長時間缶詰めになっちゃったら運が悪かったって感じだったんだろうね。」
「最初のころは発表のタイミングとか周知の方法とか課題が多くて、国土交通省の検討会議で対応方法とかを整理したらしいよ。」
「天気次第って面があるしね。」
「今では台風とか大雪の時の必需品的な情報になってますね。」
「気象予報の精度が上がって空振りが減ったし、情報提供の方法も確立して認知度が上がったからだろうね。」
「計画運休っていえば俺は首都圏の電車がみんな止まっちゃった中1のときの台風を思い出したよ。」
「長野で新幹線が水没したり、上田電鉄の橋が落ちたり、東日本の各地で大きな被害が出たときだね。」
「ニュースで見てびっくりしまくってました。」
「そのときの教訓として、大雨で水没の危険がある車両基地からは、車両を退避させることにしてるそうだよ。」
「僕は前回も今回も台風の当日は『計画休講』をしてた。」
「学校からの休講の連絡じゃなくて?」
「混乱が無いように、連絡が来る前から早々と決めといた。」




