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256.非鉄(13)
「トモ~?」
「あ˝ー。」
「聞こえてる~?売れ残りの魚みたいな焦点の合ってない目してるよ~?」
「んー。」
「見るからに生返事なんですけど大丈夫でしょうか?」
「湿気でやられてるのかも。カビかキノコでも生えてきそうな気配。」
「だるいー。やるきがー、おきない。」
「良く学校まで来れたね。」
「うん。きがついたらここにいた…。びっくりした。」
「後で食べようと思って買って来たんだけど、甘いものでも食べる?」
「いまはいい。」
「「え!?」」
「ねえ、熱とかあるんじゃないの?夏風邪でもひいた?」
「そういうんじゃぁないとおもう。」
「ならさ、せっかく出てきたんだからさ、授業にでも行って来たら?」
「そうするー。」
「素直に授業に出るなんて…。」
「これは重症ですね。天変地異の前触れじゃないですよね?」
「試験期間まではまだあるしなぁ。」
「久しぶりの部室外活動で疲れちゃったんでしょうか。」
「リニアなんかの難しい話をした反動が、今頃になって出てきたとか。」
「それはちょっと遅すぎませんか?」
「あ、トモ居た。ただいまー。復活した?」
「おかえりー。うん、大丈夫。さっき言ってた甘いものって何?」
「聞いてはいたんだ。今日はたい焼き。ユウが帰ってくるまで待とうよ。」
「んー。早く帰ってこないかな~。」




