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鉄道は鉄の道  作者: 宇美八潮
第二部「2年生編」
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256/391

256.非鉄(13)

「トモ~?」

「あ˝ー。」

「聞こえてる~?売れ残りの魚みたいな焦点の合ってない目してるよ~?」

「んー。」

「見るからに生返事なんですけど大丈夫でしょうか?」

「湿気でやられてるのかも。カビかキノコでも生えてきそうな気配。」


「だるいー。やるきがー、おきない。」

「良く学校まで来れたね。」

「うん。きがついたらここにいた…。びっくりした。」

「後で食べようと思って買って来たんだけど、甘いものでも食べる?」

「いまはいい。」

「「え!?」」


「ねえ、熱とかあるんじゃないの?夏風邪でもひいた?」

「そういうんじゃぁないとおもう。」

「ならさ、せっかく出てきたんだからさ、授業にでも行って来たら?」

「そうするー。」


「素直に授業に出るなんて…。」

「これは重症ですね。天変地異の前触れじゃないですよね?」

「試験期間まではまだあるしなぁ。」

「久しぶりの部室外(・・・)活動で疲れちゃったんでしょうか。」

「リニアなんかの難しい話をした反動が、今頃になって出てきたとか。」

「それはちょっと遅すぎませんか?」

「あ、トモ居た。ただいまー。復活した?」

「おかえりー。うん、大丈夫。さっき言ってた甘いものって何?」

「聞いてはいたんだ。今日はたい焼き。ユウが帰ってくるまで待とうよ。」

「んー。早く帰ってこないかな~。」

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