218.通勤型電車(3)
「JRの首都圏近郊用電車って以前は3扉車だったのが、現在は通勤型電車と同じ4扉車に変更されたんだよね。」
「うん。通勤型と近郊型を統一した汎用型ってのになった。最初は通勤タイプと近郊タイプで多少の差異があったけど最近は区別が曖昧になってるね。」
「どんな感じにですか?」
「近郊タイプは踏切事故対策の強化で運転席の形が通勤タイプとは違ってたんだけど、E233系からは通勤タイプでも実施されて差が無くなった。」
「それと、これまでは近郊タイプだけで通勤タイプには無かったグリーン車とトイレも中央線快速で導入されたよね。」
「近郊タイプの一部車両に残ってたクロスシートも、横須賀線用では普通車が全席ロングシートになって、通勤タイプと変わらなくなった。」
「春に行った旅行でも感じたけど、ロングシートの車両って多いよね。」
「諸般事情ってのもあるんだろうけどね。」
「そういえば、中央線と篠ノ井線でもこの秋からロングシートの新車が運転を始めるってニュースで見ました。」
「奥羽線の山形付近に投入される新車もロングシートになるそうだよ。代わりに引退する719系って電車の座席配置、あれ好きなんだけどな。」
「18きっぷとか使った旅行に、ロングシートだけってのは辛いよね。」
「お弁当広げにくくなるしね。」
「それにしても、通勤タイプにグリーン車が付くってのは、やっぱりまだ変な感じがする。」
「京浜東北線とか、中央線快速…、当時はまだ急行電車だったかな?そういった線区では昭和の中頃まで二等車が連結されてたから例がないわけじゃない。」
「二等車ってのが今のグリーン車でしたっけ。」
「そう。」
「JR西日本では普通車でのサービスだけど『Aシート』とか『うれしート』っていう指定席が設定されてるね。」
「『Aシート』は専用の座席だけど、『うれしート』って普通の座席を暖簾で区切っただけなんでしょ?」
「伯父さん曰く、昔の新聞輸送を思い出すってさ。」




