第十三章(下)
市村が話してくれた内容は、この日の一週間後に、第二班の塚本恵がもたらしてくれた例の文書と、一部が重複していた。
が、あの"女"も調べきれなかった情報を、やはり市村は持っていた。
「ええ。たしかにあの黒水仙は、僕と菅原先生とで遺伝子組み換えを何度か試した結果生み出されたものです。」
市村は断言した。
当時、菅原研究室は3社で合同研究の契約を結んで、研究にあたっていた、いわゆる売れっ子だった。
その中に、大河内製薬の子会社だったレビア化粧品も入っていたのである。
その研究の目標は、『高品質で、かつ新しい香りの香料を採取する』というものだった。
市村は香水の歴史から最新のトレンド、またその原料となる香料についての文献を読み漁った…そして、目を付けたのが水仙だった。
「香料の原料となる花は、膨大な種類があります。水仙もその一つだったのですが、まだ誰も水仙の遺伝子組み換えには手を付けていないように見えたのです。狙い目だと思いました」
市村は目を輝かせて言った。これが研究者の顔なのだろう。
そして市村は隆義とよく相談を繰り返し、遺伝子組み換えをいくつか試した。
するとある日、咲いた実験体の一つに、真っ黒な花を付けた物があらわれたのである。
メンバーは色めきたった。
何せ、黒い花弁を持つ水仙はまだ、この世に存在していなかったのである。それを生み出したのだ。世紀の大発見といっても過言ではない。
しかし。
「…残念ながら、あの黒水仙は、ミッションとしては失敗作でした」
市村はその頃を思い出してしょんぼりと肩を下げた。「全っ然、花から香りがしないんです。」
「あぁ…」
それは致命的だ。
「いやひょっとして…ってなって、香料を抽出してみたのですが、やっぱり予想通りでした…全然、香料に該当するような成分がアレには含まれていなかったんです。しかし、あの色は大発見でしたし、ひとまず、レビアの担当の方には報告したんですね。そうしたら、『これは別の所から契約につなげられるかもしれません。サンプルとして、3~4株ほど、分けていただけないでしょうか』と、言われたものですから、それで3株ほどお渡ししたんです」
「それはいつ頃ですか」
「去年の…11月頃だったと思います。」
(11月頃に、レビア化粧品に黒水仙の株が3つ行っている…)
「そうしたら、次の週になってびっくりですよ…親会社の、大河内製薬の担当者さんから連絡がありまして」
そして内容を聞いた市村も隆義も、たまげたという。
あの黒水仙の球根をすりつぶし分析をかけたところ、新種の化合物が大量に含有していることが分かったというのだ。それも、その物質がとある難病の特効薬になる可能性があるというではないか。
「彼らが菅原研に来られたのは、本当にすぐのことでした。それで、すぐにでも臨床試験に入らせていただきたい、とのことで…」
聞くとその『とある難病』というのは、全身の筋肉組織が徐々に動かなくなっていくという進行性の病気で、原因が分かっていないのだという。筋肉が動かなくなっていく…ということなので、最後には心臓がねむるように止まってしまう。死病であった。
それが、黒水仙から精製されたこの物質をマウスに投与した結果、その病変が劇的に回復する可能性が出てきた、と言うのだ。
「筋肉量と、運動量の劇的な増強が認められたということでした。データが取れ次第、すぐにでも治験に踏み切りたいと仰って…。でも菅原先生は一旦、回答を保留されたんですね。なにぶん急なお話でしたし、こちらの許可もないままその、無断でマウス実験を、うちの苗を使って(大河内が)した、というので不愉快におもわれたんじゃないかと思います。」
「あぁ…。」
なるほど。それはそうだろう。菅原研からすれば、あくまで契約しているのはレビア化粧品であって、大河内製薬ではない。
しかしそもそも、あの時株を三つ渡す際に、書類を取り交わすなどしてしっかり確認すべきだったのだ。
あの黒水仙は、ただの水仙ではない。菅原研究室が、その技術を結集した末に生み出した、大事なものだ…菅原隆義の思慮が、いま少し浅かったのだ。
そこに加え…『あの難病の特効薬となる可能性がある』という一言が、隆義の心に大きくのしかかった。
聞くと、現在あの病に侵され苦しんでいる患者は一万人近いという。
隆義の心は、揺れた。
「…先生は結局、頷かれました。」
市村は言った。「やらぬ後悔よりやる後悔だ、そう仰って…。」
隆義らしい、とまどかは思った。
「ただし、『今後はこのような無断でうちの苗を譲渡したり、生体実験に踏み切るなど、そういったことはやめて欲しい』と釘を刺すことは忘れてらっしゃいませんでした。以降は、しっかり書面での取り交わしがなされたのです。
この物質は、異例の早さで患者さんへの治験がされることとなりました。そして、この物質…というか、薬は、いつしか私達の間で"Black Narcissus"と呼ばれるようになりました。」
こうして、去年12月。アリシア・ミラーへの治験は行われた。
また、これは荒松もこの時初めて知る情報だったのだが、治験はアリシア一人ではなかったそうだ。他に、この難病に侵されていた患者二名にも、投与がされたという。
「アリシアさんは、この難病に侵されていらしたそうです。あの大会に出場するわずか一か月前まで、病状の進行がはげしく寝たきりの状態だったと伺いました…正にあの出場は奇跡だったのです。そして私達は正に、あの時ヒーローでした。あの難病を研究している世界の方々の間でも、一躍時の人となったのです…しかし、私達はこの時、大事なことを見落としていました」
「…それは?」
「…副作用の存在です。」
副作用。まどかは思わず、隆正と顔を見合わせた。
「ご存知の通り、薬というものには副作用が存在しますよね。Black Narcissusも例外ではなかったのです。」
それは、マウス実験など、他の生体実験では一切出てきていない代物だった。あっても、飲んだ後の倦怠感と吐き気…と踏んでいたのだ。
しかし、違った。
「実際の副作用は三つありました。
一つが、この薬物に対する依存性。ただこれは三名の方とも、そこまで強くは出ていないように見受けられました。たとえるならそうですね…煙草くらいです。
もう一つが、覚せい剤に匹敵する興奮作用と、精神の不安定ですね。急に泣き出したり、叫んだりという症状が多く見られました。中には、幻覚や幻聴、誰かに殺されるという妄想を訴える方もいらっしゃった。
そして何より看過できなかったのが、この薬の投与により、心不全…正確には、心室細動を引き起こす可能性がある、というものでした。
これらの存在を、皮肉にもアリシアさんがその命で、照明されてしまったのです。」
こうしてアリシアの死、そしてこれらの副作用があるという事実は、大河内製薬の担当部署は勿論、菅原研究室のメンバーにも大きなショックを与えた。衝撃は、大きかったのだ。
菅原隆義は、考え込んだり、どこか上の空になったりすることが増えたという。
「私達は、とんでもないものを生み出してしまったのではないかと思いました。間接的とはいえ、私達の生み出した植物によって、人が死んだのです。毒殺したようなものです。しかも、まるで覚せい剤のような作用を及ぼすというおまけまで付いて…。黒水仙のあの見た目も相まって、温室に咲き誇るアレが、もう不吉なものとしか思えなくなっていました…」
そして、事件は翌1月に起きた。
アリシアのご両親が弁護士を伴ってあらわれ、『娘を殺したBlack Narcissusを生み出した貴方がたを、民事裁判で訴える』と言ってきたのだ。
研究室は、ものをひっくり返したような混乱に陥った。
「そんな無茶苦茶な…。」
隆正が思わずといった顔で言った。
「まぁでも…うーん。向こうはアメリカですからね。充分ありえることですよね」
隆義はたまりかねて、大河内製薬の担当者に電話をした。
しかし、向こうも同じように対応に追われていたのか、会話が全くかみ合わない。
しまいに隆義は激高した。そして一方的に、この合同研究の打ち切りと、今研究室が持っている実験ノート、温室に管理されている黒水仙の苗を全て焼却処分すると言い放ち、電話を切った。そしてその翌日、本当にそれをやったのである。
「この時、私達は知らなかったのです。大河内製薬が何者かに脅されていて、身動きが取れなくなっていただなんて…会話がかみ合わなかったのも、その何者かが横で聞いていたか、盗聴されているのを知っていたのでしょう。そして、あの事件は起きました。」
2000年2月。
菅原隆義氏の自宅が何者かに放火され、焼け跡から二人の遺体が見つかったのである。
「もう、無茶苦茶でした。何が何だか分からなかった…」
それはそうだろう。
「あとから、気が付きました。菅原先生はあの時、『実験ノートと、黒水仙の苗を全て焼却処分する』と言い放ったがために殺されたのだと。報復だったのです。」
ここまで言われて、ようやくまどかは気が付いた。
黒水仙を焼却処分した。
だから、放火だったのだ。
あの事件の翌日。
ひとまず市村は、当時仲の良かった友人のアパートに潜り込むと、その日一日そこから動かなかった。そして夜を待って、釧路にいる実家に電話をかけた。菅原氏が亡くなったこと、その関係で今バタバタしていて、しばらく連絡が取れなくなるかもしれないが心配はしないで欲しいとだけ伝え、電話を切った。
そして次に連絡したのは、大河内製薬の担当者の、個人の携帯電話だった。
「大河内の者が菅原氏を殺害した、とは考えなかったのですか。」
荒松は疑問を口にした。
「それは思いませんでしたね」
市村は即答した。「一つは、僕は直に大河内の担当の方々にお会いしていて、人となりを知っているから。あんな大それたことは出来ないですよ、大変失礼ですけど、彼ら本当にお薬バカで。そんな事はとても出来ないと思いました。そしてもう一つは、冷たい言い方になりますが、先生を殺したところでメリットが一つも無いからです。デメリットしか無いですよね」
「デメリット…!」
いかにも理系。その観点は無かった。荒松は頭を抱えそうになった。
「動機があったとすれば、そうですね…あの黒水仙の合同研究を一方的に打ち切られたことによる逆恨み…とかでしょうか。考えられるとすれば。でも常識的に考えて、それは考えにくいです。だって、実はあの、先生が電話していた時点で大河内製薬の手元にはすでにBlack Narcissusがあるんだから。これまでの生体実験はあちらが実施して、データは全て、あちらの手元にあるんです。菅原研には無いんです、一個も。なんなら、打ち切られたところで痛くもかゆくもないですよ。苗も持ってるし。年月はかかりますがあとは育てて、増やしていけば良い話でしょう。それが2000人もの社員を路頭に迷わせるようなリスクを犯してまで、殺人という罪を犯すか?ありえない。」
ごもっともである。
(まぁ、今話してくださった話の半分くらいは、今初めて聞いた話や…だから当初大河内製薬を疑ったんやが…)
ずいぶんな回り道をしてしまったような気がするが、今となってはしょうがない。荒松は割り切ることにした。
ともあれ、こうして市村は迷わず、大河内製薬側の担当者…吉川大輔という若者だったそうだが…吉川の個人携帯に電話をしてみた。
「なんとなくなんですが…いつも私達がかけていた吉川さんのお電話って、会社の番号だったんですが…そこに電話するのはあぶないと思いました。」
カンだった、という。
しかし、そのカンが、正に功を奏したのだ。
また、夜を待って電話をしたというのも正解だった。
吉川は、自宅でその電話を取ったのである。あの、マフィアの巣窟と化していた会社ではなく、自宅だったのだ。
これが、後に菅原研究室配下の学生の命を左右することになる。
"あぁ…生きておられた…!!"
市村です、と言った次の瞬間、電話の向こうで聞き苦しい男の嗚咽が耳に飛び込んできたものだから、市村はドン引きした。
"すびばぜん…どうにもできず…何もできませんでじた…"
鼻水まみれで頭を下げている姿が目に見えるようだった。
「吉川さん。一体どうなって、そちらも一体どうなさったのです」
市村の方もなんだか言葉が無茶苦茶になっていた。
"そうですね、幸い僕の方はまだ奴らに目を付けられてません。大丈夫です。そちらは今おひとりですか?"
「ええ」
友人はまだバイトから帰ってきていない。
(今、奴らって言ったな…)
"よし…。では、ひとまずお話しますね…"
吉川の声はそう言った。
その後聞いた話は、にわかに信じがたいものだった。
―先月1月から、大河内製薬本社は、イサークと名乗る男数名からアリシアの一件をダシに恐喝を受けており、現在も会社内に何十人もの内通者を潜り込ませて、社内は常に監視の目が光っている。
"つまり…今、会社は奴らに乗っ取られてしまったんです"
吉川は、そう言った。
そして、おそらく菅原教授を殺害したのも、彼らの一味だろうとも。
"はい…お察しの通り、あの時の会話は全て聞かれてしまいました。あれで、菅原先生が黒水仙の生みの親であること、そして菅原先生が黒水仙を燃やすつもりであることもバレてしまったのです。奴らは、あの会話を聞いてすぐに調べさせ、、菅原先生の所在を突き止めました。そして燃やすことを阻止しようとしたが間に合わなかったようです。まさかあの電話の翌日に実行に移すとは、考えもしなかったのでしょう"
吉川の声はそう言った。そして、"それで…今、貴方がたの身もあぶないのです。今、奴らは『見せしめに貴方がた全員を殺害する』と血眼になって貴方がたの行方を追っています。あの黒水仙に特別な価値を見出しているようでして、燃やされたことに非常に怒っていて…"
市村の心臓が、いやな音を立てた。
"市村さん。時間がありません。すぐに、研究室の方々と連絡を取って、今お住まいのところ以外の安全な場所に居るよう、お伝えしていただけませんか。それから、その方々の連絡先を知りたいです。我々がなんとかして、皆様がたを京都から逃がし、保護しますので"
吉川の声は、切羽詰まっていた。
「何か、ドラマか、ドッキリか…とにかく、冗談かと思いました」
市村は言った。「大げさだなと思いましたし、なんというか…信じられませんでした。その話が。」
「そうでしょうな…。」
荒松は頷いた。
「何かあったら、警察が駆けつけてくれるはずですよね。日本って、そういう国のハズですよね。なのに、なんかまるで吉川さんは…警察がハナからもう…動いてくれないものとして考え、行動しているように見えました。一体、どういうことかと思いました。」
しかし、そんな市川の考えは、電話を切った数分後に改めざるをえなくなる。
「おい光。お前のアパートになんか変な車停まってたぞ。それから、隣に住んでるヤツにも、お前のこと聞いて回ってる変な男が居るって…お前、何したの?」
市村の顔から、ざぁっと音を立てたように血の気が引いた。
「迷いました。ただの変質者か、ストーカーかもしれない。あの辺りはそんなに治安は良くありませんからね。でもその時、菅原先生の一言を思い出したのです。」
「『やらぬ後悔よりやる後悔』ですか…。」
まどかがつぶやく。
「そうです。」
市村は頷き、「ここで動かなければ、もし、最悪の事態に陥った時の後悔は、はるかに大きいものになると思いました。それを一生、抱えたまま生きていく度胸は、僕にはありませんでした。」
ここまで考えた後の市村の行動は早かった。
市村はまず、直属の四人…岩田綾子、佐藤一弥、野村正和、北拓実に連絡を入れることにした。
皆、同様に嫌な予感がしていたようで、実家や一人暮らしの自身の部屋に戻っていなかった。一人を除いては。
「その一人というのが、岩田さんでした。折悪く、あの事件の四日前にお父様が亡くなって、静岡に戻らねばならなくなっていたんですね。それは僕も知っていたのですが、状況が状況だったので、吉川さんから伝えられた話を彼女にも伝えたのです。そうしたら…」
"すみません市村さん。本当、バタバタしていて…"
電話から聞こえてくる綾子の声は、それはもう疲れていた。
"話は分かりました。ひとまず、実家のことが片付いたら対応します。今はちょっと無理。"
聞くと、どうも綾子の父親の遺産相続で、親戚同士でトラブルになっているという。
今まで信用していた従兄に手ひどく裏切られ、落ち込んでいるとも言っていた。
"ようやく弁護士を立てて、これからやり合う感じなんです。もう…母親も私も、こういったことは全然慣れてなくて"
それはそうだ。慣れてたら大変である。
「そうか…。」
"そうなんです。そこに先生のこの件…私、来月にはもう地元で就職も決まってるのに…どうしよう…"
「弱ったね…」
"本当。"
綾子はしかし、無理やりに笑ったような声をして笑った。"ともあれ、お話は分かりました。こっちから吉川さんに電話してみて、こっちの状況とか、一通り言ってみます。折角、手を差し伸べてくださってるし。こういう厚意には甘えておかないと失礼な気もするし。"
「うん。それがいいと思う。」
こういうところが岩田さんのいいところだ。と市村は思った。
"市村さんも、本当気を付けて。私も気を付けます。"
これが、岩田綾子との最期の会話となった。
「その後、岩田さんがどういう選択をしたか、僕も分かりません。おそらく、静岡に戻ったのでしょう。それで…何かのきっかけで、奴らに居場所がバレて…。」
「お父様の遺産が…生命線を分けてしまったのですな。」
荒松が重々しくつぶやいた。
「…それで、後の三人はみんな京都に居まして…。それで、同じ話をしまして…」
こうして…。
あとは、いずれも菅原隆正ご家族と同じ道をたどったようだ。
大河内製薬側の対応は、それは迅速だったという。
「では、後のお三方は…。」
まどかの顔がようやく、明るくなった。
「えぇ。無事です。連絡も取れますよ。」
市村はようやく、笑顔を見せた。
「三人の方は全員、高知にいらっしゃるのですか?」
「いいえ。皆、バラバラですね。」
市村は言った。
吉川は役員の尾上一郎の助けも借り、イサーク一味の監視の目をかいくぐりながら、かなりはたらいてくれたようだ。
大河内製薬の中に在籍させるのはあぶない。なので、全て、子会社の漢方薬の会社へ潜り込ませることにしたようだった。
「全員、今は大正堂…というのがその子会社なのですが、そこの社員という扱いで、皆働いています。」
佐藤一弥は、秋田。
野村正和、北拓実は新潟にいるという。
いずれも、この大正堂の扱う薬草の生産に携わっているとのことだった。
「薬草の世界は、広いものです。」
そう言う市村の表情はおだやかだった。「この仕事に携わって…自分の心の傷も、癒えていくようでした。」
その、まるで何かを達観したその表情が、まどかの心にくっきりと焼き付いた。
その数日後。
菅原研究室に所属していた、行方不明者三名の無事が確認された。
全て荒松が、その足で訪問し、確かめたものである。
市村さんは、あの事件の翌日の電話の時、四人の学生に連絡を取った後、富樫元助教にも連絡を取ろうとしたそうです。
しかし、電話が繋がらなかったとのことでした。
北海道で富樫さんに会った入谷さんに確認したところ、この頃彼は奥様とお子さんを何者かに誘拐されかかり、警察に駆け込んで署員の人間とやり合っていて、それどころでは無かったものと推察される、とのことでした。
その後、お互いに携帯番号を変えてしまった為、完全に音信不通となってしまいました。
こうして、7月初めのこの日になって、ようやく市村さんと富樫さんは連絡を取り合うことが出来た、とのことです。




