第7話「チームを組もうよ。」
朝。今日はリョウとミヨをチームに誘ってみる。
俺は最近の出来事で自分より強いやつに挑む勇気を手に入れた。それは2人のおかげだ。
おれが強さを恐れていた理由、ワンダーを辞めた理由を振り返ってみる。
別にそんな大した理由じゃない。強いやつに手も足も出なかっただけなんだ。
「あいす」がいなくなってしまった後、俺は一人でワンダーをやっていた。あの子とまたあった時に一緒にワンダーができるよう。
ある日クラスのカンペキ超人みたいなやつに半ば強制的に勝負を挑まれた。あんまりやりたくなかったが取り巻きのような数人がうるさく、了承してしまった。
「まさかこんなに弱いなんて。その程度で日本一とか言ってんの?」
負けた。完膚なきまでに。触れることすら許されず、
一方的に試合は終わった。
「世の中は才能なんだよ?君には無理だよ。」
超人は嘲笑う笑みを含んだ顔でそう言った。どうしてそんなことを言うのだろうか。あいつの普段は周りに見せない悪い顔。
それで、俺は怖くなった。負けんのが怖いって。
それであんまりワンダーやんなくなっていってそのまま…どこか冷めた心で入学式を迎えた。
「あいす」は今何をしているのか。元気にワンダーをやれているのだろうか。
振り返るのはこの辺にしてそろそろ学校へ行こう。
俺は、立ち向かうんだ。
学校。
「リョウ!俺とワンダーで日本一を目指さないか!?」
「なんか元気だな。大会で優勝したいのか?」
リョウは熱が下がって学校へ来ていた。かなりの高熱って聞いてたのにタフだ。なぜその強さで熱を出してしまったのだろう。
「ああ!決めたんだ!日本一を目指す!そのためにお前が必要だと思ったんだ!」
出たい大会は「Wonder 1 カップ」の高校生部門。
「いいぜ。」
「いいの!?」
「お前が一緒にやろうっつったんじゃねぇか。」
まさか…こんな簡単にOKが出るとは…
とにかくやったぜ!
「他にアテはあんのか?」
「一人誘ってみるつもり。」
「OK貰えたとしてもまだ一人必要だな。」
ワンダーの大会は4人チームで出場。
とにかく次はミヨだ。
「いいよ!ワンダーやろ?」
「いいの!?」
「なんで誘っておいて驚くの?」
まじか。信じらんねー。もう俺含め3人集まった。
「よろしくな!夜谷!」
「よろしくね土田くん。」
「ここにチーム結成だ!」
まだ一人足りないが。結成は結成。
この2人がいると心強い。
「チーム名はどうする?」
「土田連合とか?」
「却下ァ!」
こうして俺のチームは結成された。まだ一人集めなければいけないが、少しずつ進み出している。
第7話「チームを組もうよ。」 おわり
多分あんまり字数かけなくなるかもだけど「Wonder Days.」を何卒よろしくお願い。




