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第49話「鬼組。」

「エアコンをよこせ鬼組!!!!」

「渡すわけねェだろォが!!!」

鬼王のクラス、鬼組と相対する。

「空井カケル、もうお前には負けない。」

「あっそ。」

もっかいぶっ倒してやる...

「では、フィールドを開きますよ。」

「校長。」


開かれたフィールドは学校内がベース。

「皆、位置に着いたな?」

「ああ!」

フォーメーションは体育祭のメンバーが中心ですぐに前にも後ろにも対応できるような臨機応変型の陣形。

人数が多いのでこれで行く。

代表は俺、リョウ、ライト、カイ、ミカン。

ムサシは切り札として取っておく。

「只今より試合開始です。」

校長の放送で火蓋が落とされる。


「カケルさん、どう攻めましょうか。」

「固まってればすぐにはやられないはずだ...慎重にいくぞ。」

どこにいるんだ...?廊下を歩いてみる。

「後ろだぞ!」

リョウの叫びに振り返る。

ガラの悪いのが3人くらいだ!

「攻撃!数で攻めるんだ!」

この戦いは人数が大事だ。戦いは数だって言うからな。

「こっちにもいるぜェ?」

クソ!挟まれた!こっちは6人くらいだ!

「皆!数が足りなそうなところはすぐにフォローするんだ!穴を作っちゃいけない!」

中にはワンダーをやってなくてリングを借りて戦ってるやつもいる。

それでもよくやってる。

「リーダー!これ行けるんじゃねぇか!?」

「ああ!もっとぶちかまそうぜ!!」

急に煙が体を包む。煙幕か!?

「...カケルくん、もーらい。」

誰かに掴まれた。ちょうど誰も見ていないタイミングで連れ去られる。口も塞がれて喋れない!


多分ここはどこかの教室。

「ふふ、初めまして。あたしはこのクラスで黄鬼って呼ばれてるの。キキって呼んでね。」

黄色い髪の女生徒。他には...

青髪、こいつは青鬼とか?

緑はどうせ緑鬼とかだろう。

もう一人の赤髪は赤鬼に違いない。うん。

最後は...鬼王だ。

「お前は厄介だからな。お前から潰す。」

全員が鬼の如く鋭い目で見てくる。

ゾッとする。ひとりで切り抜けるのはなかなか厳しい。


「まずは俺から行くぜェ!!!」

赤鬼の刀が振り下ろされる。

床に転がされていた俺は咄嗟に床を蹴り、飛び出す。

「逃がすかァ!!」

今度は青鬼の刀が右から来る。

反射で飛んで避ける。

「なかなかやるじゃん?」

黄鬼が飛んで追撃。

「エア・インパクト!!」

「風使えたの...!?」

風でそれを弾く。逃げるだけなら行けるか...?

待て...視界に緑がいない...てことは...

ルイスのパターンと一緒、

「後ろだ!ストライク・ウィンド!!」

「がはッ!!」

緑鬼は黒板に叩きつけられる。

そして落とされた刀を拾い上げる。


「借りてくぜ、お前らのせいでさっき傘落としたんだ。」

目的は逃走、俺ならできる...


第49話「鬼組。」 おわり

カケルも明らかに強くなってますね。

応援よろしく!!

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