第47話「暑い。」
ちょっとしばらく日常回的なやつかもしれません。
思いつき次第テイトの修行編いきます。
「夏休みはまだかねぇ...」
「もう、耐えらんねぇ...」
暑すぎる...もうダメだ...
少し前までの勢いは暑さで溶け消えた。
「カケル...耐えろ...!あと3分で授業が終わる...!」
「あと、3分も...!?」
教室の中はなぜこんなに暑いのか。
そう、クーラーが壊れている!
この教室だけクーラーが爆発した!
そんな馬鹿な!て誰だって思う。俺だって思ったさ。
でもあまりに暑い苦しみがそれを事実だと思い知らせてくる。なんだよ爆発って...
「先生!ミカンが動かなくなりました!」
「そうか、保健室連れてってやれ。」
数学の教師は振り向きもしない。
なぜなら熱中症で動かなくなったやつは今ので8人目。
保健室に熱中症のやつを運んで帰ってこないやつもいる。絶対こんな場所帰ってこない方がいい。
「よし、今日はここまでだ。」
暑さを感じさせない口調で放たれたその言葉はクラスのやつらを教室の外へと駆り立てた!
なんせ教室の外の方がここよりマシだから。
「あの教師は病院行った方がいいだろ...!」
「あいつ汗かいてなかったぞ...」
...なんだ?教室の外から騒ぎ声が聞こえる。
いや、騒ぎ声だけじゃない!何かを殴る音もセットだ!
「ちょっと見てみようぜ。」
教室の外を見てみると...それはまさに地獄絵図。
うちのクラス VS 上級生の乱闘が起きていた。
倒れている1年生のやつに聞いてみることにした。
「何があった!?」
「鬼王が...」
「鬼王がどうした!!」
あいつ今度は何を!
「鬼王のクラスのエアコンのリモコンが壊れたらしくて...」
エアコン...?
「壁についてる操作盤は?」
「何やら間違って殴り壊したとか...」
「あいつらの自業自得じゃねーか!!!」
「エアコンが壊れてるうちの...クラスの...リモコンを奪おうと...」
話してる途中に意識を失ってしまった。
「許せねぇ...」
「リョウ...?」
まさか...
「やり返してやる!許せねェ!!!」
やっぱそう来たか...
リョウはこういう理不尽を許さないタイプだ。
「おう!やってやろうぜ!」
「逆に教室を奪ってエアコンを使い倒してやる!」
不条理に抗うクラスメイトが次々に立ち上がる。
...確かにエアコン使いたい。
「俺もやるぜリョウ!!!」
「突撃だ!!!」
「「うおおおおお!!!!!」」
...エアコン・ウォーズ開始。
第47話「暑い。」 おわり
エアコン・ウォーズ!?
次回もよろしく!




