第41話「ロケットNo.4。」
もう6月。
色んなことがあった。
ルイスに負けた俺はどうしようか考え続けていた。
「どうすれば…強く…」
あれから特訓もいっぱいした。だけど何かが変わった気がしない。
公園のベンチで悩んでいた。
「誰かに教えてもらう…でも誰に…?」
あーモヤモヤする!…ん?
「何だこれ。」
頭にチラシが落ちてくる。そこには…
「ワンダー元日本一の特別レッスン…?」
あやしー…チラシの内容はあるいくつかの試練を乗り越えると元日本一の人のレッスンが受けられると。
「第一の試練、6月の…今日から?」
第一の試練は一対一である人に勝つ…
「なんか近くでやるみたいだし…行ってみっか!」
思考停止でGO。
「ここかな。」
「あ、君!そのチラシ!」
話しかけてきたのは七三分けのスーツの男。
「試練、受けに来たんだね?」
「ま、まぁ…」
「なら早速始めよう!」
真面目さのある服装からはかけ離れたキラキラなおめめで見つめられる。顔近いなぁ…
「じゃ、早速フィールド展開!」
フィールドはこの街中と同じもの。
「スタート位置につけた?」
「あ、まぁ…」
通信で話しかけられる。テレビ通話ですごい至近距離で話してるみたいだ。
「最初だからあまり力を入れないようにしようと思ったけど…多分君はそれを望んでないね?」
…その通りだ。俺は強くならなきゃ。
「じゃあスタート!!」
「さて、スーツさんを探さなきゃ…」
…なんかゴゴゴゴ…みたいな音が聞こえる。
なんだろう。
「早速行くよぉ!!!!!!!!!」
「え?うわ!!!うわぁ!!!!」
スーツさんが空から超速で突っ込んでくる!
ドカーーーン!!!!!!
「あぶね、間一髪…」
「ははは!外しちゃったね!」
当たったらひとたまりもないって…
「じゃ!もっかいいこっか!!」
スーツさんは足からロケットみたいな火が出てこっちに飛んできた!
「わわっと!!」
頭突きを回避。直立のまま飛んでくるから絵面がシュールだ。
「やられっぱなしでいいのかー?」
「!」
そうだ!反撃してやる!!
「ストライク・レイジ!!」
「ふふっ素直だね。」
スーツさんは足ブースターを急速に噴射させて避けてしまう。
「ほら、頑張って!」
スーツさんがブースターで近づいてきたかと思えば…
足をこっちに向けて、
「バスター・ロケット!!!」
「ぐおおお…!!」
俺に噴射してきた!!
「うわぁっ!」
勢いに耐えきれず俺は吹き飛ばされる。
「勝ちたいなら、敵をよく見ることだよ。」
よく見るのが…勝利の鍵…?
第41話「ロケットNo.4。」 おわり
新章開幕…?
次回もよろしく!




