↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
39/53

第39話「ここにいる。」

「C!今すぐこっちへ!!」

ルイスが呼びつけたのは3人目の仮面、C。

「かしこまりまし…」

「させるか!」

「きゃあ!?」

リョウがCの足にしがみついて上の階に上がらせない。

「は、離しなさいよ!!」

「カケル!上は任せたぞォ!!!」

そのまま引っ張ってどこかへ連れていった。


「さて、ルイス。覚悟はいいか?」

「勝つ覚悟だけはしてあるわ。」

再びプレッシャーを放ち合う。

シュンが頭を動かしてサインを出す。

「!!」

瞬時に放つ2人同時の速攻攻撃。

「や、やるじゃない…」

「まだまだいくぜ?」

ルイスは反応しきれずに少し攻撃を食らった。

「カケル、多分あいつ多人数相手にすんの得意じゃないんだと思う…」

シュンが耳打つ。

「次は俺が5数えたらとにかく攻撃だ…わかったな?」

「OK…」

ひそひそと作戦会議。

「いくぜ…5、4…」

「ラビット・スマッシュ!!」

…その時俺は何が起きたのかよく分からなかった。

シュンの合図を待っていたら、何故か空中にいる。

「ぐっ…!」

床に叩きつけられてようやく事態を理解する。

「わたくし、本気…出しますわね。」


「カケル!気をつけ…がぁ!!!」

シュンもメイスに突き上げられ、吹き飛ぶ。

今度はこっちに向かって来やがった…!!

「くらいなさい。」

「スパイラル・ガード!!」

ルイスは軽やかな動きで俺の後ろに回る。

「くっ…」

俺も後ろを守ろうと振り返るがそこにはもう居ない。

考えろ…考えろ…!

「私は、ここにいるわ。」

「…傘は、降りかかるものから身を守る盾だ。」

「!?」

俺は…上に傘を向けた。鬼王の時と同じだ。

後ろを取られたと思ったら皆、振り返る。

〝上〟も疑うべきなんだ。

「わたくしの必殺でしたのに…」

俺は上からの奇襲を完璧に防いだ。

「鬼王との試合を見せたのが運の尽きだな!」

これなら…!


「ルイスさんはお守りいたします!」

「な!?」

上からの鳥かごが落ちて阻まれる。まさか!

「よくやったわ、C。」

「リョウはどうなった!?」

「あの人は私が片付けました。」

リョウが、やられた…!

「次はあなたたちの番です!」

「カケル、もう俺のエネルギーもあまり残ってない…」

…考えろ。ここから出る方法を。

俺は下を見る。これだ。

この場所だからこそ、出る方法が。

「シュン、出られる。出られるけど…」

「1回きりなんだな?」

次鳥かごに捕まってしまえば出られる保証はない。

ルイスとの戦いは人数差が鍵。だがシュンのエネルギーがもう少ない。

「シュン、いいか…?」

「ああ…」

言わずとも伝わる。


これは最後の賭けだということが。


第39話「ここにいる。」 おわり

次回決着ゥ!!

応援よろしく!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。