第38話「フェイクボンバー。」
俺は手榴弾を数個投げる。それぞれ別のタイミングでだ。
しかし避けられる。結構自信ある攻撃だったのだが。
「まだありますわよね?」
「当たり前。」
両手にマシンガンを持つ。2丁あればどうだ!
「ロイヤル・ガード!」
弾はエネルギーでできた盾に防がれてしまった。
「能力か…?」
「ええ、これで全部じゃないケドね。」
まだなんかあんのか…
「じゃ、あなたのターンは終わり。」
「来るか…!」
メイスを構えながら向かってくる…!
ナイフで何とか…!
「遅いわよ?」
間に合わない。大きなメイスに見合わない速度の攻撃が来た!
「ぐぅ…!!」
吹っ飛ばされちまった。しかもすぐに次が来そうだ…!
「よし…!」
バズーカを取り出しすぐさま天井を撃つ。
そのまま上に逃げ込んだ。
「逃がしませんわよ…」
俺は走った。ひとまず策を練らないとお話にならない。
「待ちなさい!」
「もう上がってきたか!」
手榴弾を投げて威嚇。
「当たりませんわよっ!」
やはり簡単に避けられる。
「回避性能オバケかよっ!」
全力でにげる!今はこれだけだ!
逃げた。そして…逃げ続けた。
そして…
「もう疲れましたの?」
「はぁ…はぁ…」
俺は手榴弾を投げ続けて廊下をぐるぐると逃げ回った。だけど今は床にへたっている
バズーカは残り1発。俺は立ち上がりそれを構える。
「…!」
ルイスが足元の手榴弾でできた穴を見て何かに気付く。
「…そういうことでしたのね。」
「…なんだよ?」
ルイスは穴を指さして言った。
「ここの真下、わたくし達の鳥かごがありますわね。」
「!!」
「カケル達の位置を探るために逃げていたと。」
…まったくその通りだ。
「当たり。でも…」
俺は最後のバズーカを撃った。
それはルイスに向けたもの。
「させませんわ!」
バズーカを避ける。
「まだまだ!」
俺は手榴弾を投げた。ほかの爆弾も投げる。
持てる爆弾の全てをぶつける。
「ロイヤル・ソード!!」
エネルギーで出来た大きな剣に全て切り払われる。
空中で起きる爆発をものともしないルイス。
爆発の中を蝶が舞い踊る。
「これでお終いかしら。」
「…くっくっく。」
口から変な笑い声が漏れ出る。
「何がおかしいの?」
「そりゃそうだよな。あんだけ爆弾投げたら…」
下の穴を指さす。
「何個か下に落ちてても、気付かないよな。」
「まさか!?」
ルイスが穴の下を見ようとしたその時、
下から飛び上がる何かの一撃を貰った。
「まさかこんなことになるとはね…」
ルイスに一撃を浴びせたカケルが言う。
「シュン、勝つぞ。」
「…当たり前。」
第38話「フェイク・ボンバー。」
カケル復活…!
次回もよろしく!




