第26話「バレット・ダンサー。」
「コロネ、こっち来てよ。」
「う、うん...」
トコトコとコロネが歩いていった。
「じゃ、始めよっか。」
シュンはリングからバズーカを出した!
「全員、ガード!」
玉が発射される。そして辺りは爆風に包まれた。
「うわっ!煙で見えねぇ!」
「うわぁ!!!」
リョウの悲鳴だ!
「どうした!?」
何やら背中をナイフのようなもので斬られたらしい。
「気をつけろ...すぐ近くにいるぞ!」
まだ煙が晴れない...どうしたもんか...
「後ろじゃな!」
「おっと。」
シュンはムサシの回し蹴りを軽く避けた。
「気付かれると思ってなかったよ。」
「ワシの能力!死角は無い!」
確か後ろの敵を感知できる能力だったはず。
「だったら...」
シュンは煙幕を投げた。
「また見えないぞ!」
また、パァン!って銃声が!
「撃たれてるぞ!」
このまま好きにさせるか!
「スパイラル・ガード!このままいくぞ!」
傘を開きながら進む。が...
「俺はこっち。」
真後ろにシュンが!!
すぐさま傘で防ぐ。ギリギリだけど...
「君素早いね。さすがリーダー。」
感心した顔を見せたあとすぐに煙に姿を消した。
「皆、こういう時は...逃げろぉ!!!」
踵を返して後ろに猛ダッシュ。
「逃がさないよ。このままゴールさせる訳にはいかないからね。」
「ここまで...、来れば...」
走ってばっかでヘトヘトだ...
「カケル、あいつ多分追っかけて来るよな。」
「だろうな。」
「罠にはめるってのはどうじゃ?」
煙幕の中走る音すら聞こえなかった。
接近に全く気付けなかったのが不気味でしかたない。
「なら、こうしよう...」
何とか思いついた作戦を話した。
「A組〜いる〜?」
来たか...!
俺たちは俺の中に身を隠している。
ベッドの下だ。
作戦は...あいつが通り過ぎた時点で俺が飛び出す。
その後リョウのバインド・ロックで捕まえる。
あとは総攻撃だ。
コツ...コツ...足音が進んでいく...
...今だ!!
「そこ!」
パァン!!!
う、撃たれた...あんな瞬時に...
「拳銃っていいよね。取り回しやすくて。」
後ろにも目ついてんのか!?
どうする...?
「ぬぉぉぉぉ!!!」
ムサシがすごい勢いで走ってくる!!
「せやぁぁぁ!!」
そして俺の前に腕を広げてどんと立つ
「協力者じゃワシを倒すことはできないじゃろう!」
「!?」
囚人を攻撃するとペナルティ。
確か囚人は警備ロボに捕まった時に...
そういえばミカンが捕まったあの日、
「やっと見つけたぁ...」
「怖かったよぉ...」
「ん?なんかタイマーがあるぞ。」
残り9分、その右には...
「...処刑!?」
んな物騒な!?
なんてことがあった。
「…でも、」
シュンは手榴弾のピンを抜いた。
「ムサシ君が庇いきれなくて全員やられたら...」
こっちに1つ。そして...後ろで不意打ちの準備をしていたリョウの方にも1つ投げた。
「俺の、勝ち。」
勝利が不可能になる条件は2つ。
囚人が警備ロボに捕まって処刑されること。
そしてもうひとつは...協力者側の全滅だ。
瞬間、手榴弾が熱い光を放った。
第26話「バレット・ダンサー。」 おわり
補足)協力者側もロボットに捕まってタイマーのある特別な牢屋に連行されます。協力者は全滅しなければやられても構わないのですが...囚人は処刑された時点でゲームオーバーです!タイムリミットは30分!
次回も応援よろしく!




