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第6章(生まれて来た使命?)
そういう厄介なことも含め、きっとこんなにややこしいものが見えたり、
聞こえたりするのは、何か意味があるのだと感じ始めていた。
普通の人には見えないものが見えて、思いを残している人の魂を成仏させてあげたり、
わけも分からない霊障に困っている人を助けたり、
光のエネルギーを飛ばして病気を治してあげたり。
その気があるとないとにかかわらず、縁のあった人々の手助けができることは、
最初は面倒だと思っていたが、最近では自分の使命なのではないかとさえ思い始めていた。
こんな力が備わっているのは、きっと意味があるのだと。
普通に生活したかったが、そもそも貧困と男性不在の家庭という、
普通ではない環境のもとで生きてきたのだから、諦めなければならないことだらけだった。
あがなうことのできない、それが運命というものなら、
従容として直感のまま対峙するしかないと、
半分諦めながら、半分以上楽しんでいる自分に驚いていた。




