第八話「ギルド」
どうも改稿作業初めてから、生活が規則正しくなった朝廷です。
本日二話目の投稿です!まだ読んでない方は是非!
二人で並んで歩いていると、ふとクローズが気づいたかのようにセンに問いかける。
「そういやさ。」
「ん?どうしたクローズ?」
「お前SP持ってんだろ?なんで新しいスキル取らないの?」
「あ、忘れてた。」
センがそう答えると、クローズは頭に手を当てながら、ため息をつき頭を左右に揺らした。
「はぁ…そんなことだと思った。」
「どういう意味だよ!」
センは、そのクローズのあんまりな物言いに声を上げるが、クローズの言葉通りと言わんばかりの目線で睨まれ、何も言えなくなってしまった。
気を取り直して、センは、SPについて確認することにした。
センは道の端の方によってSPの部分を確認した。
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SP…スキルポイントの略
クエストクリア報酬や、スキルを一定まで上げると貰えます。
今あなたのSPは5です。
SP1
【STR強化】 【VIT強化】 【INT強化】 【AGI強化】
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……………
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……
…
ここまでがあなたの取る事の出来るスキルです。
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「いや、多くない!?」
センは、想像よりも多かったスキルに困惑しつつも、バトルスタイル等から精査したスキルを取っていった。
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SP1を消費して、【AGI強化】を取得しました。
【AGI強化】
AGIを強化する。LVが上がるほど強化量も上がる。
Lv1 VIT+1
SP1を消費して、【危機察知】を取得しました。
【危機察知】
周りに誰か来たら分かる。敵味方の判断は出来ない。LVが上がれば上がるほど範囲が広くなる。
Lv1 範囲半径10M
SP1を消費して、【STR強化】を取得しました。
SP2を消費して、【根性】を取得しました。
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センはまず、ステータスを補強するために二つのステータス強化スキルを取った。
その他に、奇襲へ対応するために【危機察知】と、低い耐久をどうにかするために【根性】を取得した。
色々考えて疲れたのかセンは、道の端の建物に寄りかかってクローズに訪ねる。
「取り終わった~。ってこれ多すぎない?」
「まぁそうだな、SP1で取れるスキルとかは似たようなスキルばかりだし、こんなもんだろ。」
「そうなのか。そういうクローズは、SP入ったら今度は何に使うの?」
「そうだな…お前のステータスにあった【体術】とかにしようかな…」
「なるほど…というかごめん。待たせたよね、そろそろ行こう。」
そう言いセンは、寄りかかっている建物から体を離して、クローズに謝罪をする。
クローズはその謝罪を聴きながら、唐突にセンの後ろの建物を指した。
「いや、セン。もう進まなくても今お前がもたれ掛かっている建物が、ギルドだ。」
「えっ?」
センが、その建物を良く見てみると、看板に剣がクロスしている絵が描かれているいかにもといった雰囲気の建物だった。
「此処なの?」
「そう此処だ。じゃあな俺はそのまま行くからセンまた今度。」
「あぁじゃあなクローズ。」
そう言い、センとクローズは最後にフレンド登録をした後、クローズはフィールドの方に進んで行った。
一方のセンもその背中を見送った後にギルドのドアに手をかける。
センが中を覗くと、中からは酒の臭いがプーンと漂って来た。
それから遅れてザワザワという雑音が聞こえてくる。
そしてそのままセンが目線を上げてみると、屈強な男達がクエストが書かれている板をみたり、酒を飲んでいたりしている。
少し歩くとカウンターのようなところがあり所謂受付嬢と呼ばれる人がいた。
「すみません。ギルドに登録したいのですが…」
「ギルドへの登録ですか?あなた冒険者じゃ……あっ異人の人ですか?失礼しました。」
「いえいえ。全然気にしないんで大丈夫ですよ。」
受付嬢は、間違ってしまったことについて謝ってきたが、センは特段気にしていなかった。
そこから受付嬢によるギルドの説明があったが要点をまとめるとこんな感じである。
・ギルドに登録すると、ギルドカードと言うものが渡される。
・ランクはそのカードの色で判断し、下から青→黄→緑→赤→紫→黒→白となっており、例外で金色と銀色がある。
・金は貴族をさしており、銀は商人の事を指す。
・クエストは自分の色から上下一色のクエストを受ける事が可能。
・自分より下や、自分のランクのクエストなら5回までミスをしても許されるが、上のランクだと自己判断ミスということで1回で降格もしくは除名ということになる。
・ギルドに登録すると使えるサービスとして、ギルドでの酒場の使用可、ギルドが運営している宿屋での割り引き、素材の買い取り等があげられる。
このようなマニュアル通りの説明の後、受付嬢は此方に問いかけてくる。
「ここまでで何か質問は?」
「一つだけ。クエストの失敗で除名って厳しすぎやしませんか?」
「これはその人の事も思っての事です。冒険者は、無理をするととても危ない物です。稼いでも死んだら元も子もありませんからね。まぁ、貴方達異人には、関係の無い話かもしれませんが…」
「なるほど…答えてくださりありがとうございます。」
「いえ、仕事ですので」
そのような事務的な会話を受付嬢と行っていると、チーンという音ともに受付嬢がカウンターのしたからカードを取り出した。
「はい。あなたのギルドカードが出来上がりました。頑張ってランクを上げて下さいね。」
そう言って受付嬢から渡されたのは青色のギルドカードだった。
そのギルドカードをしまい、センは受付嬢に再度訪ねる。
「ありがとうございます。それからもう一つ質問なのですが、ここら辺で鍛冶が出来る場所と鉱石を掘ることの出来る場所を知りませんか?」
「それなら、鍛冶は集団制作場に行けば行うことが出来ます。鉱石ですと…北側の初心者の崖がおすすめです。」
「そうですか。教えて下さりありがとうございます。」
「いえ、仕事ですので。」
センは一旦受付嬢のところから離れ、ショップやクエスト等で、準備をすることにした。
…そろそろここも、クレクレ以外に使いたいんですけど、なんかありませんかね。




