第九話「初心者の崖」
どうも、まだ本作品がジャンル別日刊VRランキングに入っているらしく驚いている朝廷です。
本日三話目の投稿です!まだ前話を読んでない方は是非!
「ここが初心者の崖か…」
センはあの後準備として、ウサギの森で取ってきた薬草などを納品することで、クエストをいくつかクリアした上で、そこから得たお金でピッケルとポーション数個購入し、初心者の崖にやってきた。
【石のピッケル】
レア度:1
品質:C
属性:無し
説明:石で作られた簡易な作りのピッケル。
耐久性はそれほど無く、固い鉱石を掘ることは出来ない。
【下級回復ポーション】
レア度:1
品質:C
属性:回復
HP 40回復
説明:体力を回復するためのポーション
【下級MPポーション】
レア度:1
品質:C
属性:回復
MP 10回復
説明:MPを回復するためのポーション
因みにこの初心者の崖は、始まりの町から見て、北側にあり、センが先程までいたウサギの森や初心者の森は、反対の南側にある。
他にも東側は初心者の草原、西側は初心者の湿原といった形にわかれている。
「さてと、とりあえず掘ってみるか…」
そう言ったセンは岩壁に光っているところを目掛けてピッケルを大きく振りかぶって振り下ろした。
すると高い音をたてて、足元にアイテムが転がる。
しばらくそれを続けていると、光がなくなり、アイテムが何も出てこなくなった。
「何が出たかな…?」
センは若干ワクワクしながらアイテムを確認した。
【石ころ】
レア度:1
品質:D
属性:土
説明:ただの石ころ。
いくつか集めて加工すると最低限のアイテムや武器は作れる。
「………」
センはそのあまりにひどい採掘結果を見て言葉を失ってしまった。
「まぁ最初はこんなものか…【採掘】のレベルも低いしな…」
そう思い、センが別の採掘場所を探そうとしたとき、【危機察知】が発動し、後ろに何かいることが分かった。
急いでセンが振り返ると丸い岩のようなモンスターが此方に向かって転がってきていた。
慌ててセンは、【回避】で避け、そのモンスターに向かって鑑定を使った。
【ロックゴーレム Lv3】
属性:土
するとLv差があるからかその【ロックゴーレム】の属性まで知ることが出来た。
「取り敢えず、土には水か効きそうだし…ウォーターボール!」
そうやってセンがウォーターボールを唱えると、センの手から発車された水球が【ロックゴーレム】の体に吸い込まれ命中した。
その攻撃は【ロックゴーレム】の体力を削りきるには充分だったようで、一撃でポリゴン片に変わってしまった。
「まぁ、こんなもんか…大分ステータスも強くなったし、さてとドロップ品は…」
ドロップ品を確認したセンの目には【石ころ】という文字列が写った。
センは無言でそのドロップ品を手にだし、足元に投げつけた。
「おっ、銅鉱石だ」
その後しばらく掘っていると【採掘】のLvも上がり、【石ころ】のなかに【銅鉱石】が混じり始めていた。
【粗悪な銅鉱石】
レア度:1
品質:E
属性:土
説明:最初の鉱石と言ったらこれと言う一般的な鉱石。
掘った人のスキルが低いのか、粗悪品
最初にその説明見たセンは、思わずまた地面に叩きつけそうになったが、貴重な素材であると自分を律し、寸前で踏みとどまった。
「それにしても…集まり悪いしそろそろ帰ろうかな…」
そう言いつつ一歩前に踏み込んだセンの周りが急に姿を変える。
目の前には大型のモンスターが佇み、こちら側をじっと見ていた。
【ボスフィールドに入りました。ボス戦を開始します。参加人数1人】
「なっ!【鑑定】!」
【ジャンクゴーレムLv10】
~【鑑定】のレベルが6に成りました。~
~【鑑定】のレベルが7に成りました。~
「鑑定のレベルが2つも上がるってことは、格上って事だよな…良く相手を観察しておくとしよう。」
その大型のモンスター…【ジャンクゴーレム】はその名に相応しく、体の周りに鉄屑を付けているゴーレムだった。
そこまでしっかりと貼り付いてる訳では無さそうなため、簡単に剥がれそうに思えた。
また、ゴーレムと言う名前からセンはそこまでの速度は出ないと判断した。
「それから動きはって、危な!」
すると、今まで動かなかった【ジャンクゴーレム】がいきなり拳を大きく振りかぶり、攻撃を仕掛けて来た。
しかもそれは、センの想定より素早い物だった。
「鉄屑一つ一つが軽いからか?だけど追い付けない速度じゃない!」
センは攻撃を仕掛けて来た【ジャンクゴーレム】の後ろに回り込み、その背中上部にある赤いマークに向かって攻撃を始める。
「聖剣化…【天飛翔】からのバース!」
すると【ジャンクゴーレム】は、攻撃を受けると大きく仰け反った。
HPの横には【スタン】を意味するマークが現れる。
「よっしゃ!今だ!ソードホーン!」
センはその間に大きな攻撃を仕掛ける。
しかし、その攻撃は思ったよりもダメージを稼げずに、【ジャンクゴーレム】は、腕を大きく振り回しながら立ち上がった。
しかし、その時にはもうセンは遠いところまで離れていた。
(この作戦なら行ける!)
そう思ったセンは、また【ジャンクゴーレム】の後ろに回り込んで攻撃を始めた。
感想や誤字などがありましたら報告よろしくお願いいたします。
それからブックマーク、評価もよろしくお願いします。




