第二話 ようこそHerun world onlineへ
改稿しながら、昔の自分がどんどん理解できなくなってきている朝廷です。
昔の俺なに考えてこれ書いてたんだ…?
本日3話目の投稿です。前話を読んでない方は是非!
「Herun world onlineへようこそ!
ここではどんなことも思いのまま!
龍になったり、人として騎士になったりと種族によっても思いのまま!
自分の好きな事をして、第2の現実として楽しもう!
そんなHerun world onlineには様々な謎が隠されている!
その謎を解くも解かないも貴方次第!
それじゃあよいHerunライフを!」
そんなHerun world onlineの紹介ムービーが流れたのも束の間、眩しい光を感じてセンが目を開けると、そこにはきれいな町が広がっていた。
「すげぇ…これが始まりの街…これがHerun world onlineか…」
センはその迫力に圧倒されてしまっていた。
風の音から人の足音、町の活気そのどれを取っても現実のものとなにも変わらないくらいリアルである。
「第二の現実か…」
先程、紹介ムービーの中にも出ていたこの言葉は、VRMMOに始めてダイブしたプレイヤーが言った台詞として有名なものであった。
確かにこれを見たらその言葉がスッと出てきてしまったのも、センにとっては理解出来る。
「チュートリアルを開始しますか?」
Yes/No
「おっとこうしてボーッとしてる暇もないな。」
そうやってセンが考え事をしていると、目の前にチュートリアルを開始するかのウィンドウが出てきた。
センは早くプレイしたかったのもあり、Noを選択する。
そしてそのままセンはメニューを開いた。
・ステータス
・アイテム
・フレンド
・オプション
そしてそこから、センは、自分の取ったスキルの詳細を確認していくため、ステータス画面を開いた。
そしてそこに表示されたスキルは、これまた難しいものだった。
【聖剣】
聖剣を扱うことの出来るようになるスキル
LV1聖剣化…自分の持っている武器を一定時間聖剣に変える消費MP1
【翼撃】
背中から生えている刃の翼を使って相手に攻撃するスキル
LV1斬翼…鋭い刃の翼で相手を切り裂く。
【飛行】
背中から生えている翼で空を飛ぶ事が出来るようになるスキル。背中の翼は自分の意思で出し入れ可能。
LVが上がるごとにスピードと飛べる時間が増える。
【剣術】
剣を扱うことの出来るようになるスキル
LV1スラッシュ…相手に力を込めた攻撃をする。
【鑑定】
見たものを鑑定し、その詳細を知ることの出来るスキル
LVが上がるごとに見える項目や、鑑定出来る対象が増える。
【採集】
採集ポイントからアイテムをとることが出来る。
LVが上がるごとにとれるアイテム量と、取れたアイテムの品質が増す。
【採掘】
採掘ポイントからアイテムをとることが出来る。
LVが上がるごとにとれるアイテム量と取れたアイテムの品質が増す。
【鍛冶】
鉱石を加工することによって武器を作れるようになるスキル。
LVが上がるごとに作れる物や品質が上がる。
(製作の際必要なレシピは一回作らなきゃ身に付かない)
【水魔術】
水を使う魔術を使えるようになるスキル。
LV1ウォーター…水を出せるようになる。消費MP1
LV1ウォーターボール…球の形をした水を出して相手を攻撃する。消費MP4
【調合】
アイテムを使って違うアイテムを作れるようになるスキル。
LVが上がるごとにアイテムを作るスピードと品質が上がる。
(製作の際必要なレシピは一回作らなきゃ身に付かない。)
称号
剣精霊の加護
LV×1のステータスをSTRとDEXに付与する。
「強いなぁ…」
センはスキルと称号の性能を見て思わず呟いた。
まずこの剣精霊の加護と言うのはなかなかに強い称号だと思われる。
ステータスを振り分けなくても勝手に上がっていくというのは非常にアドバンテージが高いものである。
次に目を引くのが【聖剣】というスキルである。
これには武器のカテゴリー的に聖剣というものがあるということが分かるが、聖剣化という技は、使ってみなければ分からない。
最後に【翼撃】と【飛行】である。
試しに、翼を出してみようとセンが背中に力を込めてみると、金属質っぽい翼が背中から生えてきた。
回りにいたプレイヤー達が一瞬ザワッとして、センの方を注目する。
センはその視線に驚いて、その場から急いで離れた。
センは本格的に試すのはこの後にしようと決め、そして人前で出すのはしばらくやめようと決めた。
センは聖剣化を検証するために、アイテムという項目からあるアイテムを取り出した。
【初心者の剣】
レア度:無し
品質:無し
分類:剣
属性:無し
STR+1
説明:初心者用の使いやすい剣。
特殊な加護によって壊れないようになっている。
まぁ最初の武器というような性能をしている。
壊れないようになっているのは、初心者救済用ということなのだろう。
「ちょっとやってみるか…」
そう言い、センはその初心者の剣に聖剣化を使ってみる。
【初心者の聖剣】
レア度:無し
品質:無し
分類:聖剣
属性:聖属性
STR+11
説明:初心者の剣が、プレイヤー名【セン】の聖剣化によって一定期間聖剣になった物。
センはその剣を確認してみるが、若干光っている以外はただの剣だった。
しかし、ステータスの所を確認しても分かる通り性能は上がっている。
センはその剣を持って取り敢えずフィールドに向かうことにした。
そうしてセンは初心者の森と呼ばれるフィールドにやってきた。
そしてそのフィールドでセンは鑑定と採集をフルに使ってアイテムを取りまくっている。
【薬草】
レア度:1
品質:C
属性:回復
説明:一般的に生えている薬草。煎じたりすることで薬を作ることが出来る。
【毒草】
レア度:1
品質:C
属性:毒
説明:一般的に生えている毒草。煎じたりすることで薬を作ることが出来る。
【解毒草】
レア度:2
品質:D
属性:回復
説明:一般的に生えている解毒草。煎じたりすることで薬を作ることが出来る。
しかし、ここまでセンがフィールドを散策していてもモンスターが出てくることはなかった。
その事にセンは若干の不満を持っていた。
「そろそろモンスターが出てきてくれないとつまんないよなぁ…」
「キュイ!」
センがそんな事を言ってると目の前の草むらからウサギが出てきた。
そのウサギに向かってセンは【鑑定】を使ってみる。
【角ウサギ】
LV6
「噂をすればなんとやらってやつか」
~【鑑定】のLVが2に成りました。~
そのウサギを【鑑定】することによってちょうどスキルLvが上がった。
「キュイ!」
「痛っ!やりやがったな!」
そのウサギはセンがボーッとしていたからかいきなり攻撃をしかけてきた。
その攻撃で、耐久力の無いセンの体力は大きく削られてしまった。
「よし、俺だって…」
センはそのまま剣を構えた。
スキルで決められたポーズと共に、スキル名を叫ぶことでスキルを発動する。
「聖剣化…からのスラッシュ!」
センがスキルを放つと、モーションアシストによって剣は自動的に目の前のウサギに吸い込まれていく。
その剣はまるでバターを切るかのごとくウサギに入っていき、ウサギは一瞬の内にポリゴン片へと姿を変えた。
「へっ?」
センがほおけていると、今の戦闘で手に入れた、アイテムや経験値がスクリーン上に表示された。
【角ウサギの肉】
レア度:2
品質:B
属性:無し
説明:角ウサギの肉。
シチューにすると美味しい。
「何か拍子抜けだなぁ。まぁ初心者用のフィールドだしこんなもんなのかな?」
センは戦闘が、思ったより苦戦しなかった為少々残念がりながらも、この調子ならレベリングも順調に進むと思い直すことにし、よりモンスターのいそうな森の奥へと足を進めた。
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