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兄に会ったんだが?

幼稚園から長い車で帰ってきたら、厳重の鉄の扉があり警備兵が

「お疲れ様です。奥様」と言って扉を開けた。

ルートイチってそんなにすごいのか?

と思っていたら、扉が開いたら庭で地面を隆起させて蔦を同時に操ってた兄、レアンがいて



「おぉ、母さんとやなとか。おかえり。やなとの入園式だったっけ?」



「そうよ。この子私と離れても泣かなかったんだよ。中々の度胸じゃない?」



そりゃそうだろ。成人男性がお母さんと別れて泣いたら痛いわ。



「度胸があるか…。じゃあ、明日から俺と異能訓練だな。明日から毎日庭10周、10kmくらいだな。その後俺と組み手、木の棒を小さくする訓練だな。」



「え、やば。」



怖。なんで?なんで? 俺やりたくないよ?

前世でも22年間で700回以上は転んだし、50mは高2の時は10秒だったし。別に太ってたわけでも痩せすぎてた訳でもない。ただ運動してなさすぎてこうなった。

今世では身体能力が高いみたいなチート欲しかったな。



「レアン、あなた弟に甘いわね。あなたの時なんて2歳で庭15周、その後サルキと異能訓練。」



「えっ?」



この世界怖い…。これがこの世界の普通なのかな?怖すぎる。


「昔の話と父さんの話はやめろ。俺はあの人を父さんと思ってない。」



「ちょっと。やなとの前ではやめて」


なんで兄さんは父さんと思ってないんだろう。父さんは俺が転生してから一度も会ったことがない。そんなに仕事LOVEなんかな?そりゃあ仕事でまともに遊んでくれないお父さんなんてそうは思えないだろうな。



「やなと、ごめんね。大きくなってからお父さんに会ったことなかったね。お父さんは色々事情があって、会えないの。」



事情ってどんなことだろ。仕事の出張とか?それだったら言うしな……。母さんがルートイチはでかい組織って言ってたな。まぁ、そのうち分かるだろ。



「母さんいいよな?どうせなら幼稚園で喧嘩した時相手ぼこぼこにできるようにな。幼稚園でキング。ベイビーキングにさせよう。」



「喧嘩はよくないですが、早くて良くない事なんてないわね。いいわよ。じゃあ、明日から訓練で。」



「い、嫌だ。」



お母さんの明日に抱きつき涙目で上目遣いを同時にしてみた。どう?かわいいだろ。



「やなと、兄さんはやるといったら絶対にやらないと気がすまないの。仕方がない。諦めなさい。」



くそっ。なんでだよ。こんなに可愛い上目遣いと涙目したのに。でもこれずっとやってると自分が痛いからやめよ。



「じゃあ、母さんからの許可が降りたし明日から楽しい楽しい訓練だ。楽しみにしとけ。」


はい、明日は俺の命日です。転生して1年も経ってないのに死んでしまうなんて。ついていない。なんで兄さんと殴り合いしないといけないんだよ。

終わった。

兄さんは横でにこにこして、母さんは苦笑いしてる。

明日、俺はどうなってしまうんだろう。

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