お弁当食べたんだが?
最近短くて一文太くてすみません。
リッパーの寝顔を見れなかったのはちょっと悔しかったが、約束したから見ない。俺はそのまま寝て2時間くらい経っただろうか先生が来てみんなー、起きる時間だよー。っといいながら電気をつけてきた。いやーいい昼寝だった。こんなに真昼に寝れるなんていいねぇ〜。
「ふぁ〜。ヤナト〜、おはよう〜〜。よく寝れた?」
「ん、おはよ。かなりいい昼寝だったよ。」
「ヤナト、寝顔見てないよね?約束は守ってるよね?見てないよね、ヤナト?」
「うん。見てないよ。流石に約束したし、リッパーが嫌がってたから。俺も見られたくないからね。自分がされて嫌なことは人にはしない。これが大事。」
「ヤナトかっちょいいのぉ〜〜。この理念は俺はすきじゃぞ?俺も掲げていいか?」
リッパーと話していたはずがいきなりヤガラスが喋ってきた。いつ起きた、こいつ。
「いつ起きた、ヤガラス。そしていつ会話に入ってきたんだ。」
「ん?ついさっき起きてお前らが会話してとるから入ったんじゃ。もしかして入らなかったほうがよかったか?ヤナト。」
「いや、どっちでもいいよ。てかお前起きてから元気だな。寝起きってそんな元気じゃなくない?」
「そうか?俺はいつも元気じゃからじゃないか?まぁ、早く起きて遊びたいからじゃ。起きて速攻走ったり、縄跳びも余裕じゃ。」
「それだったらヤナトも負けないんじゃない?ヤナト、お兄さんと訓練してるんでしょ?上から水かけられてさ。」
「まぁ、そうかな。でも起きてから走るってほんとにきついからやりたくないってのが本心。兄さんに半ば強制的に連れ去られて訓練してるだけだけど。」
「そうか、ヤナトは訓練で何してるんじゃ?俺は朝50m5回くらい走ってるだけだけど。」
「俺はーー、庭、約1kmを10周とかかな。多い時で15周。そんな感じかな。あと兄さんと組み手したりとか。ばかみたいにきついよ。」
「ヤナト大丈夫なの?朝からで1km10周とかめちゃくちゃきついんじゃないの?逃げたら?」
「何回か逃げる作戦立てたんだよ。例えば兄さんよりも早く起きてどこかに隠れるとか。でも多分ダメなんだよ。逃げたらなんかしてきそうで怖いし普通にすぐ見つかる。」
「え〜、ヤナトも災難だね。ヤナトのお兄さんすごい人だよね。ロックイーターに怯まずにつっこむもん。よほどの自信がない限り無理だよね。」
「あれを見てから体が疼くんじゃ!ヤナトの兄貴と戦わせてくれ!お願いじゃ!」
「ヤガラスは兄さんの本当の強さを知ったほうがいいよ。多分あれは本気じゃないし普通に面白がって遊んでたよ。てか兄さんと戦っても一方的にボコボコにされるだけ。前言ったじゃん。」
こんな話をしてると先生がみんなー、起きたかな?じゃあお昼ご飯の時間です。まずは教室に帰るよー。って言ってた。普通逆じゃね?ご飯食べてから昼寝じゃない?異世界だから違うのかな。そう思いながら教室まで行った。着いて席に着いたらから先生が
「では自分のカバンからお弁当を出してください。みんなが着席したらいただきますしますよ。」
と先生が言った瞬間にヤガラスが真っ先に自分のカバンが置いてあるロッカーに向かって走っていった。いつでも元気すぎないか?
「ご飯ご飯ご飯ご飯ご飯ご飯ご飯!!!ご飯ーーーーー!」
と叫びながら走っていった。ご飯に命でもかけてるんか。ご飯ご飯って叫びすぎじゃね。そう思いながら俺は弁当を取りにロッカーへ行った。底の方にあって取り出したら、なんかでかかった。見た目……だけだよね。流石に中に見た目くらい入ってたらおかしい。幼稚園生サイズじゃないわ。そしたらリッパーが
「ヤナトのお弁当、すごいデカいね。こんなにヤナト食べれるの?」
「見た目だけだと信じたい。こんなに食べたら胃が死んで胃もたれするわ。」
願いながら弁当を取って席に座って先生が周りを見渡してから、ではみなさんいただきますをします。せーのいただきます。そして俺は弁当箱開けたら。なかにぎっしり具が入ってた。2段弁当だ。上の段にはウィンナー10個にちくわにキュウリ入れたやつ5つ卵焼き8つ変な異世界の水色の果物の粒が6つ。いかにもなんか…食感がイメージしづらいし味が気になる。その下の段には具の数に合わない大量の白米にふりかけがふってあった。
「こんなん食べれるわけねぇーだろ!!母さんが入れたとしたらあの人俺の事分かってないだろ。」
ん?弁当を留めていたゴムに手紙があった。中を見るとヤナトはいっぱい食べると思うのでいっぱい入れたよ!残したらどうなるかわかるよね。母より。
…今日で人生終わりかな。3度目の転生は長男になると願おうか。絶望しながらヤガラスの方を見ると
「よっしゃゃゃゃ!ウィンナー5つはいってたぞ!!!俺は勝ち組じゃ!!!卵焼きも3つじゃ!!!」
あぁ、あいつはお気楽そうでいいね。俺の弁当だったらあいつ発狂しながら変ダンスでも踊るんじゃねぇの。流石に食べ切れなさそう。リッパーの方を見ると横の女の子と喋りながら行儀よく食べてた。ちゃんと適量。てか俺以外にも友達いたんだ。俺としか喋ってこなかったらか知らなかった。
まじどうしよ。食べきれなかったら母さんに拷問でもされるんだろな。流石に冗談だよな。でも出雲さんが言ってた"ルートイチとはそういう組織ですから。"。……もう食べ切るしかないじゃん。多分やろうと思えばできるんけど。腹がはち切れる。
迷ったが結局食べた。家庭的な味だよね。普通においしい。具の数に合わないご飯の量で具を食べてから3口くらいご飯を口の中に入れないといけない。周りから見たら幼稚園生一人でフードファイトしてる。周りの子もあいつすごい量のお弁当じゃない?という声が聞こえるような気がする。悪口じゃないからいいけど。先生も応援してるような気がする
20分の奮闘の結果ほとんど上の段の具を食べきったが白米がまだ3割残っている。残っている具材はない。残っているのは水色の果物だけ。これ美味しいのか?食べたらお腹下しそうで怖いが一粒食べてみたら以外と美味しかった。口の中に果汁がいっぱいに広がった。マジ美味しいぞ。
この果物白米と合うか?合いそうな味はするが………。いややっちゃおう。俺は一粒を口に放り込みスプーンで白米を流し込んだ。
結果は……。まずい。吐きそうやばい。水筒で流し込も。水筒の中身は麦茶だった。麦茶のせいで余計に吐きそうになる。もう飲み込もう。飲み込んだら口の中がじわ〜〜んと変な味が余計に広まった。もう大失敗すぎる。
その後分けて食べたが、まだじわ〜〜んのやつが残っていたせいでまずく感じた。このじわ〜〜んがうざいんだよね。分かる?
そして俺は一日中お腹が痛くて口にじわ〜〜んっていうのが広がりながら生活した。つらかった。




