散歩したんだが?
散歩の時間になり2列で幼稚園の外に進歩した。2列でリッパーと違うところだから実質デートできないじゃんと思ったがリッパーの横だった。デートできるじゃんと思っていたら先生が
「迷子や交通事故を防ぐために横の子と手を繋いであるいてくださーい。」
「え、まじか…。」
「なにがまじかなの?今まで何回か手繋いできたじゃん。ほら、手つなぐよ。危ないから。」
「うん。分かった。」
手汗かいてないかな。リッパー嫌がってないのかな…。やばいガチ緊張する。
「ヤナトどうしたの?緊張してる?気分悪い?」
「いや、なんでもないよ。」
「そう?気分悪いならいつでも言ってね。すぐ先生呼んでくるから。」
リッパーやっさしぃぃ。惚れちまうぜ。惚れてるけど
「じゃあ出発しまーーす。」
先生が言ってから歩き始めた。目的地とかあるのかな?ただの幼稚園の周り歩くだけの散歩かな?いずれにしてもデートに代わりはない。頑張るぞ。
しばらく歩いて目的地に着いたらまぁまぁの大きさの公園に着いた。周りには木とか花とかが沢山あった。森に直通していた。
「では、今から自由時間ですが遠くに行きすぎないように怪我をせず遊んでくださいね。ではスタート。」
みんなは一気に遊具の方へ行った。俺とリッパー以外はどうしよっかなと考えていたら
「ねぇねぇ、ヤナト。この花すっごい綺麗だよ。」
「ほんとだ、すごい綺麗。この花はね薬草にもなって効果は身体を癒やせるらしいよ。」
「へぇ〜〜。そうなんだ。花が薬草になるんだ。ヤナト物知りだね。」
「まぁ色々な本読んでるから何回も読み直したら覚えちゃっただけだけど。」
「それでもすごいと思うよ。花が薬草になるなんて知らなかった。」
「そう?あ、この花はねめちゃくちゃ匂いが甘いんだよ。匂ってみて。結構甘いよ。」
「ほんと?ほんとだ!いい匂い!」
匂いを嗅ぐためにリッパーは俺の横に来て花の匂いを嗅いだ。俺とリッパーの顔の近さはほとんど0になっていた。俺は赤面中。近くで見ても本当に可愛いな。
「ヤナト。じろじろ見てどうしたの?顔になんかついてる??」
「あぁ、なんでもないよ。あ、こっちの草はね食べれるし薬草にもなるよ。効果は目の疲れとかに効くんだって。食べたら苦いらしいよ。」
「ほんとに色々知ってるんだね。もっと教えてよ!」
「しょうがねぇな、ついて来て!こっちにもっといっぱいあるから。」
ここから怒涛の草や花の解説が始まった。草や花の解説中冗談を入れたら笑ってくれた。笑ってる顔もめちゃくちゃ可愛い。
「どう?結構解説したけど楽しかった?」
「うん!すごいね、花にも色々な効果とかあるんだね。ヤナト、ありがとう。」
「まぁこんなところかな。あれ?ここどこだ?こんな所まで来たっけ?」
「え、あ、こんな所までいつの間に来た!?夢中になりすぎて気づかなかった。」
「どうする?ここまで来たら俺帰り道絶対分からないしな〜。リッパーは覚えてる?」
「全然覚えてない。ずっとヤナト追いかけ解説してもらって次の草や花の所に行ってってずっとしてたから覚えてないよ。」
「いや、どうするよ。まじで帰り道分かんないぞ。先生達もここまで目を広げられなかったんだろう。俺達がいなくなったこと気づいてるかな。」
「流石に帰りの時間になったら気づくんじゃない?そこまで待っとこ。」
「確かに変に動いても先生達が捜索しづらいだけだろうしここにいてとこっか。」
俺とリッパーは近くにあった小さな石を俺の異能で大きくして座った。
「ヤナトの異能いいね。使い勝手よさそう。」
「そうだと思うじゃんでもね、この異能めちゃくちゃ制御しづらいんだよ。前木の棒がこんなに小さかったたのに制御ずれたらあの大きな岩くらいになって大変だったんだよ。」
成人男性が20人くらい肩車したくらいの大きさ。まぁこれが小さくするのも大変で小さくしすぎてアリみたいになった時もある。
「兄さんとさ異能訓練してるんだけど、中々難しいんだよね。初めて数日だけどもう心折れそう。」
「お兄さんと異能訓練してるの?お兄さんって首領候補の人だよね。そんな人と異能訓練できるなんてすごいね。」
「いやもうこれが大変でさ、庭を15周くらい走らされるは兄さんと組み手させられるわで大変なんだよ。しかも朝さどうやって起こされると思う?」
「え、普通にヤナトのこと揺らしたりじゃないの?」
「全然違うんだよ。自分の寝てる所の真上に水を持ってきて浴びせられるんだよ。その後蔦で庭に連れて行かれるっていうのがセットなんだよね。」
「フフフ、お兄さん面白いね。そんな毎日だったら飽きないんでしょ?」
「それはそうなんだけど、起きたらすぐに訓練だから大変なんだよね。起こし方だけでも改善してほしいよ。」
この後も色々話して20分くらい喋ったかな。それでも人の気配1つもない。忘れられてる?
「人、一人も来ないね。忘れられてるのかな。」
「不安だね。一回移動してみる?動いてたら先生達と鉢合わせするかもよ。」
「うーーん、そうだね、そうしよう。」
石の椅子から立ち上がった瞬間ちょっと待ったーーー!と言う声が聞こえた。やっと迎えに来てくれたのかと思ったら……。あのカラスの子だった。
「ちょっと待つんじゃ。それはまずいぞ。ここから動いちゃだめなじゃ。」
「君はカラスの。なんでここにいるの?」
「ハーーハッハ、俺は迷子なんじゃ!見てわからない?我が親愛なる友と遊んでいたら迷子になったじゃ。というかカラスのっではなくてヤガラスと呼んで。」
「そんなテンションの高い迷子なんていないよ。分かったヤガラスだな俺はヤナト、よろしく。でさんで動いたらだめなの?」
「そ・れ・は・じゃな。あっちに巨大ロックイーターがいるんじゃ。帰り道は分かってるんだけどさ。3体もいるから遠回りもできないんじゃよ。」
「それは大変だね。ヤナトどうする?戦う?」
「ロックイーターか。デカいから今の俺達の異能だったら勝てないだろう。威力とかもまだ弱いだろうし。」
「待ってくれ俺の異能が弱いとなぜ決めつけるんじゃ。俺の異能は烏の四元素。烏に属性を付与して突撃させるか四元素を使って攻撃させる事ができるんじゃ。」
「え、結構強いじゃん。これだったら以外と討伐できるか?」
「ただな、烏の意志を操作することはできないんじゃ。烏達は気まぐれだから君たちに攻撃するかも。」
「めちゃくちゃ危ないじゃん。危なすぎるしだめか…。どうする?先生達が討伐できるまで待つ?」
「それはそれで時間が長すぎるかも。烏達が引きつけてる間に抜ける事ができればいいけどね。」
「だったら俺達が討伐するしかないんじゃ。じゃあ作戦立てるぞ!」
「今回は討伐よりも逃げるの方がいいんじゃない?危ないし怪我するかもじゃし。」
「そっちの方でいいと思うけど、戦う時の作戦はどうする?」
「今日はしょうがないって理由で私の異能使う。私の異能で剣を生成したらヤナトは私の作った剣を異能で大きくして。それで私が飛ばすって言うのはどう?」
「いい考えじゃ。じゃあ俺は空中で烏達に攻撃でもさせておこう。もし狙いがバレたらロックイーター達が足を硬化させるかもしれん。それでいいか?」
「そうしよう。ロックイーター達の動きが止まったら全速でロックイーターの足元をくぐり抜けよ。」
「うん、じゃあ作戦開始じゃ!」
この合図とともにリッパーは剣を生成してヤガラスは烏達に雷属性を付与させていた。デートどころではなくなった。さぁ、無事に帰れるのかなぁ〜




