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ホルゼロ本編兵器設定集(注:ネタバレあり)

ホルゼロ本編の兵器設定集ですが本編に関する重大なネタバレが含まれていますので、ネタバレが嫌な方は閲覧注意です。

作品タイトル「爆乳酪農家狙撃兵ホルスタイン-zero-」本編設定資料集。

兵器編


規格外大口径(きかくがいだいこうけい)35mm対艦狙撃砲(たいかんそげきほう)No.1 (試作ナンバーはNo.13、これをもって完成系となったためシリーズナンバーはNo.1)ヨルムンガンド。


対戦車ライフルや対物ライフルをはるかに超える破壊力をもつことから、初期にマッコイが称していた対艦ライフルから、新たな兵器カテゴリーとして正式に命名された。

設定上のコンセプトは「粗削りなむき出しの狂気」


鮮血のピーナッツ事件(人物編参照)の個人的恨みからサミュエル・マッコイが生み出してしまった、狂気の産物ヨルムンガンドシリーズの最初期モデルにして、のちの規格外大口径対艦狙撃『砲』というカテゴリーを生み出した。

またシリーズ全体をさすヨルムンガンドシリーズ、ヨルムンガンド級などの語源となっている。


当初マッコイは巡洋艦クラスの装甲をもブチ抜ける史上最強の対艦ライフルとして米軍に売り込もうとするが、個人で携行可能な兵器に軍艦の装甲を撃ち抜けるだけの火力を持たせようという妄想レベルのコンセプトを実現するのと引き換えに、破壊力のみを求めた結果、使い手の安全はおろか人命すら一切考慮しないその設計思想により試射にて4人の重軽傷及び死者を出す大惨事となる。


以後米軍内では未亡人製造機(ウィドウメーカー)の不名誉な忌み名をつけられ武器保管庫の片隅でほこりをかぶり封印されていた。


米軍基地にMIKOGAMI印自慢のミルクを納入しに来た零の祖父太蔵がこれを見つけ

「うちの牛舎のガタが来とる搾乳機のつっかえ棒にちょうどええ、ガタガタゆれて倒れそうでうるさくてかなわん」

との雑な理由で専用弾薬一式とともに12.8$(15.8$から3$値切った)で米軍から引き取ってきた。

米軍としてもデカくて邪魔くさい不吉な未亡人製造機を引き取ってくれるのなら...と捨て値で放出したらしい。


以後はガタの来た御子神牧場の搾乳機の横で倒れないように献身的に支えるつっかえ棒となり果てる。

なお設置した直後にその様子を見た太蔵の

「むぅ...牧場の景観からは浮いとるのぅ...」

との判断から、ペンキが剥がれてかすれていた搾乳機のタンクを再塗装する際、ヨルムンガンドもその餌食となり、かわいらしいホルスタイン柄に塗装されている。


しかしこのホルスタイン柄は結果としてカムフラージュとして機能しており、完全に搾乳機を構成するパーツの一部として一体化しているように見えるため、牧場に見学に訪れた一般の人間も誰一人気付く者はいなかったらしい。


のちに御子神牧場を襲撃してきたトゲトゲ革ジャンをはおったモヒカンヒャッハーならず者集団

「フィストキング親衛隊」

襲撃事件の際、親衛隊の乗る軍からかっぱらって改造された装甲車に対抗するため零が持ち出し、とっさにその豊満な胸で固定することで照準を安定させ発砲に成功したことで、親衛隊の乗る改造装甲車をモヒカンごと跡形もなく消し飛ばし、巨大蛇は復活を遂げる。


のちに物語中盤に金属疲労により自壊大破しNo.4レーヴァテインにその座を譲るまで傭兵時代の零とともに戦場を駆け抜けミルクタンクデスサイスの伝説を作った。


口径35mm、異様なサイズと重量を誇る超ヘヴィ級の銃というより砲である、よって通常の人間にはただ持ち上げるだけで精一杯である、ましてや発射するには命と引き換えにする必要があるほどの殺人的反動をもたらす。


これを豊かな胸部で受け止め制御する零が確立したMTバイポッド技術により初めて生身の人間による実戦運用が可能になった。


なお搾乳機のつっかえ棒としての役割から解放された後は、取り外されたヨルムンガンドの代わりとして太蔵氏が適当にそこらの道端で拾ってきたただの木の棒

「よるむんがんど真打(しんうち)」

にその役目を譲っている。


通常砲弾として徹甲弾(てっこうだん)、多少の貫通力低下と引き換えに遅延信管による装甲貫徹後の内部爆発による破壊力アップを狙った徹甲榴弾(てっこうりゅうだん)の二種類が運用可能である。


ヨルムンガンドシリーズは全て専用砲弾を使用しており、同じシリーズ内でも別モデル同士の間に互換性などは皆無である。


これは妄想レベルの破壊力を実現するために専用砲弾による限界まで引き出した性能が求められたためである。


また同様の設計思想により同シリーズ間でのパーツや規格にまったく共通性や互換性が考えられていない。


一例をあげるとヨルムンガンドの使用ネジはイギリスインチ、これはたまたま組み立て中マッコイが工具箱に手を突っ込んだ時、真っ先に指先に触れたドライバーがそれだったからである。


以降もシリーズを増やすたびにマッコイが思い付きのアイデアや追加パーツを後先考えず実装し、途中でネジがなくなったときはアマゾンお急ぎ便でも今日中には届かないと分かった時点で、たまたまスーパーファミコン修理用に購入して余っていた星形ネジ(いわゆる任天堂ネジ)を使用するなどしたため、試射前にメンテナンスを任された米軍整備兵達がろくに推敲すらされていない適当な取り扱いマニュアルもあり悲鳴を上げ、整備兵達が工具類に憎悪を抱くようになるなど、米軍のロジスティクスに深刻な精神的心理的ダメージを与えた。



ヨルムンガンドシリーズNo.2「詳細設定未定」



ヨルムンガンドシリーズNo.3ムラサマ、Murasamaという表記はマッコイの日本文化への誤解から命名されたもので、本体の刻印もMurasamaと間違えたまま刻まれている。


ただしこう呼ぶのは開発者本人だけで実際の使用者や周りの人間はやはりかっこ悪いと感じたのか本来あるべきムラマサ、もしくは村正と呼ぶ、ホルゼロの外伝作品━妖刀奇譚━に登場する、本編には未登場の機体なので詳細説明は妖刀奇譚用設定資料集に譲る。



ヨルムンガンドシリーズNo.4レーヴァテイン


コンセプトは

「洗練されたむき出しの狂気」


本編後半にて大破し失われた初代ヨルムンガンドの後継として、零が手に入れる二代目ヨルムンガンドである。


それまではほぼ考慮されてなかったシリーズ特有の、かつ欠点でもある殺人的な反動に対する対策が初めて施されている。


具体的にはバックブラストの噴射方向や効率の最適化、本体機関部とストック部分を結ぶ個所に組み込まれた高性能ショックアブソーバーの採用により、ヨルムンガンドに比して約40%の反動軽減に成功している。


これに零のMTバイポッドが組み合わさることにより、伏せ態勢限定ながらシリーズ初の連射...とまではいかないにしても、速射が可能である。


また速射は無理だが、また零にしかそもそも不可能ではあるものの、やはりシリーズ初の膝立ち姿勢(ニーリング)での砲撃すら可能とした。


ヨルムンガンドと同様徹甲弾、徹甲榴弾を使用可能。


最後の切り札としてマッコイが

「一発で砲身が溶解しても構わん、とにかく究極の破壊力を!」

として、その持てる技術と火薬知識をすべて注ぎ込んで一発だけ作成したレーヴァテイン専用最終決戦用特殊砲弾「Sleipnir(スレイプニル)」が使用可能となっている。

スレイプニルは零が使用する弾薬箱がわりの御子神牧場印の牛乳瓶ケースの底に、通常弾二種とは分けて隠されており、一撃でレーヴァテインが使用不能となるその特性上、誤装填を防ぐために弾頭部が赤く塗装されている。


また装填時にはレーヴァテインが警告音を発するなどいくつかの安全措置が施されている。


その破壊力と貫通力は通常徹甲弾とは一線を画するものであり、本編決戦時のラストショットで零の切り札としてゼロ距離砲撃に投入され、戦いに終止符を打ったが、その代償としてレーヴァテイン本体は自壊大破している。


マッコイに修復復元を依頼したときマッコイは

「一から新規で二代目レーヴァテインを作ったほうが早いと勧めたんじゃが、零のやつがどうしても復元じゃないとダメだと言ってのぅ...『このコの命を貰ってでも勝つと決めたのはあたし、誤装填でもなんでもなくあたしが自分の意志と覚悟で勝つためにアンタの命を頂戴と決めた。

だから新造ではだめなんだ、復元された相棒におかえりレーヴァテインってあたしには抱きしめてやらないといけない義務と責任があるんだ。』

と言ってきかんのじゃ...」と後に太蔵夫婦に語っており、本編終了後にはマッコイのもとで数年がかりの修復復元作業が行われている。



ヨルムンガンドシリーズNo.5(未設定)




ヨルムンガンドシリーズNo.6 叢(ムラクモ)

外伝作品-妖刀奇譚-にて零の新たな武器として登場する機体、本編終了時にはまだ存在していない機体のため詳細な解説は外伝設定資料に譲るものとする。


                                 

汎用爆乳型決戦武神姫(はんようばくにゅうがたけっせんぶしんき)「天照羅修(アマテラス)」

中東のオイルリッチが零の祖母、巴(ともえ)さんにそそのかされて作り上げた巨大危険建造物、Tomo-chanが牧場防衛用に零により装甲増設された姿。

本編最終決戦時にボスの持ち出した戦略広域制圧兵器、リヴァイアサンに対抗するため設定された。


胴体部に高次元変形システムや複雑な自立兵器の制御、火器管制システム等を集中的に配置した結果メインジェネレーターを置く余裕がなくなり、やむを得ず胸部左右に高出力小型ジェネレーターを機体外部に分割配置するレイアウトとなった、バイタルパートである二基のツイン・ホエイ・ジェネレーターを覆う装甲には避弾経始を持たせるため丸みを帯びた亀甲型形状が採用されたため、搭乗者の姿を模したような凄まじい爆乳シルエットとなったがこれは偶然の産物である。


通常時は美しい女神像然とした姿を持ち、祖父太蔵によりアマテラスと命名された、全長約20m、専用兵装オプションとして自立浮遊型絶対防御盾(じりつふゆうがたぜったいぼうぎょたて)を持つ、アマテラス本体の周りを囲むように浮遊、ゆっくりと回転しており、攻撃を察知すると自動でアマテラスの周りに合体展開し、ほとんどの攻撃を無力化する。

なお頭部から背後にかけて広がる髪の毛のように見えるロングヘア様のヒモ状パーツは自立兵器の制御、および機体全方位を索敵するための広域知覚・感知ファイバーである。

また磐盾には攻撃反射システム、八咫鏡(やたのかがみ)システムも搭載されており、受け止めた攻撃を正確に放った敵に向けて撃ち返す攻防一体の兵装となっている。


後述するアマテラス最大稼働形態時には一度細かいパーツのように分解され、一部はアマテラス本体の両前腕部を覆う蛇頭状のナックルガード大蛇顎(オロチノアギト)となり、格闘戦での拳打による打突の破壊力を飛躍的に高める。


残った全ての磐盾のパーツが組み合わされ、アマテラス必殺の兵装、天(あめ)の沼鉾(ぬぼこ)となる、絶対防御盾時のエネルギーをすべて攻撃用に転用することでアマテラス本体と同等サイズの長大なビーム刃を形成し、リヴァイアサンの分厚い絶対防御壁のバリアを限界ギリギリまで物理的に削り取り、零の真の切り札へとつながる道を切り開いた。



自立浮遊型ビームダガー八咫烏(やたがらす)。

通常時はアマテラス背部にたたまれた翼状にマウントされている。

零の攻撃指示により一度バラけてから二つの短剣型に再構築された後、敵に向かって突進、無人兵器ならではのGを無視した凄まじい機動で敵の周りを黒いハリケーンのように飛び回りながらズタズタに切り裂く。

アマテラスの主兵装、敵機からすれば突然巨大なミキサーに放り込まれたようなものである。


最大稼働形態時には背部に完全に固定され翼が開いたような形状となり、アマテラスの外装式強制放熱フィンとして機能するが、この状態ではの攻撃兵装としての機能は完全に失われる。


なお天ノ磐盾と八咫烏はレゴブロックを組み合わせたような構造となっており、状況に応じて分解、再集合結合を行うことにより大幅にシルエットを変化させる。

これは当初の設計では破綻のない鳥型から短剣型等への完全変形を目指していたものの、結果として設計難易度の高さから断念され、こちらの仕様が採用された。


天照羅修(アマテラス)最大稼働形態・日輪(にちりん)の修羅姫(しゅらひめ)


アマテラスが全てのリミッターを解除してフル稼働状態となった姿である、機体各所の装甲が強制冷却に備え解放され、腰部アーマー等一部はパージされ素体部分が所々露出される。

頭部のツインカメラは通常時はひさしのように突き出したガラス質のバイザーに覆われているが、このバイザーが引き込まれツインアイカメラとともにアマテラスの素顔部分が露出される。


両前腕部を覆う磐盾の一部パーツにより形成されるオロチノアギトと呼ばれるガントレットにより、指先は爪のように鋭く尖った形状となる。

アメノイワタテの防御を失い、懐に飛び込んでくる敵を取り回しの悪いアメノヌボコでの迎撃にのみに頼らず、格闘戦により迎撃するための兵装となる。

打突、貫手、爪による引き裂き等の力任せで荒々しい攻撃は、慈愛の相を捨て去った神殺しの修羅の本性を象徴するかのような印象を与える。


また余った天磐盾のパーツが結合し、アマテラス本体に匹敵する長大なビーム刃を持つ必殺の兵装、天(あめ)の沼鉾(ぬぼこ)となる。


ヤタガラスは広がった翼状となり、完全にアマテラス背部に固定され外装式強制冷却放熱フィンとして機能するため攻撃兵装としての機能は使用不能となるリスクも抱えた諸刃の剣的な形態といえる。


この時の背部のヤタガラスは放熱しきれなかった熱エネルギーをアマテラスの背後に巨大な日輪状のフレアとして出現させており、これが日輪(にちりん)の修羅姫(しゅらひめ)の由来である。

またその膨大な熱エネルギーをアフターバーナーと同じ再燃焼装置として使用することで爆発的な加速力と突進力を生み出す。


この形態となるとアマテラス各部に走る動力伝達パイプがオーバーロード気味となり、特にバイザー展開後に露出するアマテラスのツインカメラアイが通常時の緑から赤へと変化する。

動力伝達パイプが赤く浮き上がることによってアマテラスの顔は歌舞伎の隈取のような模様が浮かび上がり、鬼神のような印象へと変化する。

これは素体部分全体に浮かび上がっているのだが、一部装甲が解放されているだけなのであまり目立たず、ほぼ完全に露出されるアマテラスの顔部分に特に顕著にみられる。

ただしこれは伝達パイプの赤熱化により意図せず発現する「結果的にそうなってしまった」ものであり、設計思想には敵に対する威嚇効果等を狙う意図は特にない。


胸部アーマーなども最低限のコックピット周りを除きパージされたり解放されるため、装甲を排除され著しく低下した防御力を極力補う苦肉の策として、通常アマテラス頭部からロングヘア状に伸びている髪の毛状(アメノイワタテの自立防御反応を最大限に高めるための広域知覚・感知ファイバー束)のファイバー束が、最大稼働時には本体から発する熱エネルギーにより索敵効果に干渉するのを避けるために、本体から広がり離れるような挙動をみせ、怒髪天のように逆立ち広がる。


また一部の知覚ファイバー束が胸部、下腹部などの重要な部位、バイタルパートだけでも守るために最短距離を結ぶ形でアマテラス素体表面をヒモ状に覆い、結果としてブラジリアン水着、いわゆるヒモ水着状となる。

広域知覚用センサーであるファイバー束によって最低限の急所(いろんな意味で)だけでも覆い、激減した防御力をカバーしようという苦肉の策だが、ガタ落ちした防御性能を完全に補えるようなものではなく、ほぼ無いよりはまし程度の悪あがきに近い。


主に様々なコンプライアンスの強行突破用の言い訳として機能する。


日輪を背負い、赤く変色したツインカメラアイを真っ赤な模様とともに浮かび上がらせるその姿は、各部が解放された装甲があちこちに角のように飛び出したように見えるシルエットを形成するのも相まって、太陽の女神としての美しい慈愛の姿を捨て去り神殺しの修羅となり、八十禍津日神(やそまがつひのかみ)と化したかのような禍々しさと恐ろしさを感じさせる意匠へと変貌する。


防御を捨て攻撃に特化した強襲突撃戦法形態といえ、一発の被弾が即撃墜につながる形態だがその分火力は凄まじく、その手に握られるアメノイワタテが変化したアメノヌボコはアマテラス本体に匹敵するほどの長大なビーム刃で、触れるものすべてを破壊するどころか蒸発させる。


ただしこの形態は冷却効率も機体の安全な運用も捨て去った形態ゆえ、稼働時間は短く常に短時間でのオーバーヒートのリスクと隣り合わせの捨て身の形態となる。



あまてらちゅ


本編でリヴァイアサンの猛烈な対空砲火に晒され、進退窮まったアマテラスが発動させたSD聖誕フォーム、いわゆるスーパーデフォルメ形態となった姿である。

短い手足に大きな頭、天磐盾も八咫烏も使用不能となり、飛行能力も失い、短い足でトテトテと鈍足で走ることしかできない。


しかしこのあまりにも無防備な姿と愛らしい幼児体型はリヴァイアサンの脅威度識別判定センサーを完全に麻痺させ、リヴァイアサンの自動迎撃対空防御システムを沈黙させ、戦闘員たちの親バカマインドを刺激することでリヴァイアサンの適正防御レンジの内側へとアマテラスを容易に侵入せしめた。


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