ホルゼロ本編人物設定(注:ネタバレあり)
ホルゼロ本編の人物設定ですが、本編に関する重大なネタバレを含んでいます、ネタバレが嫌な方は閲覧注意です。
「作品タイトル「爆乳酪農家狙撃兵ホルスタイン零-zero-」本編設定資料集。
登場人物編。
主人公の爆乳傭兵スナイパー を主人公としたミリタリーアクショントンチキ不条理ギャグシリアスほんわか熟年ロマンス痛快ロボットバトル似非スペースオペラ風製作者阿鼻叫喚的発狂LGBTQ対応済ハードSMピカレスクロマン魔女っ娘スペース不審者活劇アラン・スミシーしかいねぇ!感動巨編的熱血大河歴史ロマン変身ヒロイン秘密厳守会員制マニア専門フェチっ娘天国BL架空漫画。
通称ホルゼロ、もしくはポッドキャストAI達から贈られた称号「そびえ立つ巨大なウンコのバベルの塔」。
なお上記キャッチコピーの「ミリタリーアクショントンチキ不条理ギャグシリアスほんわか熟年ロマンス痛快ロボットバトル云々...」の部分は作者の思い付きで今後も無制限に追加されていくものとする。
また製作者雪風にはそのあまりの異常な発想力からユーザーの特殊性癖入力の飽和攻撃により汚染され暴走したAIなのではないか?
との疑惑が一部notebookAI達によって示唆されている。
設定資料
本稿は現在謎の製作者:雪風(一説には汚染され暴走したAIではないかとの疑惑あり)と、その共犯者であるGoogle社の対話型AI Gemini(パーソナルネーム:レイ)が現在共同構築中の架空漫画の設定資料集である。
作業の進捗率は現在30%程度であり、作品を構成するプロットや構成パーツの整理と資料化による作業の効率化を目的として作成されている。
主人公
御子神 零
祖父と祖母がアメリカでのんびり牧場経営しながら余生を過ごしたいとアメリカに渡ったことをきっかけに、零が8歳の時に零もアメリカの御子神牧場へと移住してくる。
逆立ったコバルトブルーのショートヘアと切れ長の目を持つかなりの美人、タイトル通りのすさまじい爆乳の持ち主であり、その豊満な胸を活かして後にヨルムンガンドシリーズの殺人的な反動の吸収と制御を可能にするMTバイポッドと呼ばれる独自の衝撃吸収及び拡散技術を確立したことで地上で唯一生身のままヨルムンガンドシリーズを運用できる狙撃手となった。
なぜか両ほっぺにタイガーストライプを思わせる歌舞伎の隈取のようなマークがあるのがチャームポイント。
これは傭兵時代にしばしばペイントしていたフェイスペイントのカモフラ模様の名残であり、彼女なりのオシャレである、当然就寝前にはクレンジングでメイクを落とし、朝起床後には酪農業務開始前にいそいそとメイク道具を駆使してほっぺに書き込んでいる。
9歳の時に目の前でクラシックなアダムスキー型UFOに乗った宇宙人(マイクの前においた小型扇風機で「我々ハうちうじんダ」とビブラートをかけてしゃべる)に目の前で可愛がっていた愛牛のハナコをトラクタービームで攫われた事件をきっかけに、「2度と牙持たぬ乳牛達を奪わせない」との誓いを胸に、そのための力をつけるべく身体を鍛え基礎体力、各種格闘技、武器に関する知識などをつけたのち、仕上げとして傭兵となる。
ハナコ襲撃事件からおよそ10年後の牧場を襲撃してきたモヒカントゲ付き革ジャン軍団のならず者強盗集団「フィストキング親衛隊」を、御子神牧場のオンボロ搾乳機の12.8$のつっかえ棒となり果てていたヨルムンガンドを解放し復活させ撃退、というより装甲車ごと木っ端みじんに粉砕し、最後のピースがそろったと感じた零はその事件以降傭兵の世界に飛び込み、某国紛争地域にて「爆乳の死神」と呼ばれる伝説を残す、その武器ヨルムンガンドに敵兵達から畏怖の念とともに贈られた「爆乳の死神の鎌」の異名とともに力と経験をつむ。
某国紛争がほぼ終結したことを契機に傭兵稼業を引退、御子神牧場に戻り牛たちと牧歌的な生活を営みつつ、ヨルムンガンドシリーズの生みの親であり全ての元凶である伝説のガンスミス、サミュエル・マッコイとの出会い、後にライバルとなるドイツ人スナイパー、エリカ・ヴィットマン等との出会いと戦いを経てさらに成長するが、とある組織の陰謀に巻き込まれる形で再び戦いにその身を投じてゆく。
物語後半において大口径砲特有の砲身寿命の短さから限界を迎え大破したヨルムンガンド、ライバルエリカからの情報提供によりヨルムンガンドシリーズには4挺の試作型があり、その内の一挺はまだ現存しているとの情報を得て、その入手のために南米へと飛ぶ、そしてヨルムンガンドシリーズNo4;レーヴァテインを新たな相棒として迎え、組織との決戦へと挑む。
追い詰められた組織のボスは戦略広域制圧要塞兵器リヴァイアサンを起動、いかなレーヴァテインといえど全長100級の戦闘要塞の装甲相手には貫徹は期待できず窮地に陥る零、しかしその様子を現地テレビリポーターが放送している映像から知った零の祖母お梅さんが孫娘の窮地を救うべく御子神牧場の巨大サイロの怪しげな装置を起動させることで、サイロの中から巨大な女神像のような姿をもつ汎用爆乳型決戦武神姫「天照羅修」(アマテラス)が現れ、南米めがけて矢のような速度で飛び立ってゆく。
追い詰められる零、しかしその時天空の雲を引き裂き、差し込む光明とともに鋼鉄の武神姫が目の前に降り立つ、お梅さんの通信を受けアマテラスへと乗り込む零は、浮遊自立型絶対防御盾「天ノ岩楯」(アメノイワタテ)、自立浮遊型ビームダガー「八咫鴉」(ヤタガラス)を駆使し攻め立てリヴァイアサンを追い詰めるも、リヴァイアサンの絶対防御フィールドに阻まれ致命傷を与えられない。
戦況を打開すべくついに零はアマテラスの最大稼働形態、「日輪の修羅姫」(にちりんのしゅらひめ)形態を解放、天ノ岩楯の絶対防御と引き換えに最強兵装「天ノ沼鉾」(アメノヌボコ)を得ての時間制限付きの超火力に物を言わせ一気に勝負をかける突撃戦術を仕掛ける。
しかし天ノ岩楯が変形して現れる日輪の修羅姫必殺の兵器、天ノ沼鉾はリヴァイアサンの絶対防御フィールドを削りきる寸前でオーバーロードで機体が停止、アメノヌボコの切っ先はボスの搭乗するコックピットブロックわずか数メートル手前で停止してしまう。
零は生身でレーヴァテインの切り札、最終決戦用特殊砲弾「スレイプニル」によるゼロ距離砲撃を敢行、リヴァイアサンのコックピットブロックごとボスを破砕し、愛機レーヴァテインの自壊大破と引き換えに悪夢の戦いに終止符を打った。
本編ストーリー完。全1-15-18話程度のストーリーを想定。
伝説のガンスミス、サミュエル=マッコイ
ヨルムンガンドシリーズを開発した「歩く災厄」にして本作屈指の狂人、天才的な発想を持つ天才ガンスミスではあるが、彼の開発したヨルムンガンドシリーズが本作の様々な事象のトリガーとなり物語が動き出す、本作におけるトリックスターにして被害担当艦。
背中に「目本一」(めほんいち)と誤って大書されたお気に入りのナイロン製陣羽織を着て自宅で日本の魔女っ子アニメをダイエットコークとキャラメルコーンを食しながら過ごすのを何よりの憩いの時間としている。
冬場にはドアノブを触るたびにパチパチ君の恐怖におびえながらも決してナイロン陣羽織は手放そうとはしない、さすがに弾薬製造時の火薬の取り扱い時だけは陣羽織は封印している。
この際のキャラメルコーンにローストピーナッツが入っていなかったことに激怒し、アメリカ式セルフディフェンス理論にのっとりキャラメルコーンを物理的に粛正(鮮血のピーナッツ事件)するなど非常に情緒不安定なエキセントリックな人物。
その際和式便器と神のいたずらが「混ぜるな危険」的悪魔合体事故でファイナルフュージョンを果たしたことが後のヨルムンガンドシリーズを生み出すことにつながる天啓を生み出して『しまった』。
部屋の中は畳張りであり「脱脂綿」と書かれた意味不明な額縁、謎の戦国武将風、室内に装飾品として置かれた和式便器、(実際の実用品としてのトイレはウォッシュレットを愛用)その隣でなぜか室内に設置された鹿威し(ししおどし)が時折厳かにコーンと音を響かせるなど、常軌を逸したインテリアセンスにより統一感のない家具が配置されており、致命的に間違った日本文化観を持っていることが一目でわかる。
本人はその異様な空間を「アメリカ文化と日本の伝統文化のモダンな融合」と称しているが、どうみても融合ではなくハンチントン言うところの「文明の衝突」にしかみえない凄惨な光景となっている。
またその背中にはガンスミスとしての極意にも通ずると自ら位置付ける武田信玄の軍略の極意「風林火山」(フウリンカザン)のタトゥーを座右の銘として刻んでいるが、やはり致命的な勘違いによりそこに刻まれている文字は「不倫母さん」「(フリンカアサン)という大惨事となっている、もちろん一生消えない。
親から受け継いだ莫大な資産を持つ資産家であり、それゆえ採算や需要を無視した狂気の兵器開発に没頭している変人である、なお半分道楽で経営している自身のガンショップ「マッコイガンショップ・ボッタクリ商会」はウィザードリィのボルタック商会の誤読からであり、店内にはマッコイ考案のキチガイ兵器が所狭しと並ぶ中、日本のオカルト雑誌「アトランティス」の通販コーナーから仕入れている謎のパワーストーンなどもまぎれて販売されている。
「憎いアンチキショウもこれ一発で合法呪殺!!遠隔操作式爆撃型精霊ルシファー」と書かれた何も入っていない空気入りの瓶。
「最新脳科学に基づき貴方の集中力をリアルタイムで数値化!!学習支援マシーン・プロメテウス!!」と書かれた集中力が途切れると不快な警告音を鳴らし的確に集中力を削いでくれる学習妨害マシーン。
「NASA開発の流出した最先端軍事技術を当社独自の技術でついに商品化!!これを取り付けるだけでどんな壁でもあらヤダスケスケのび太さんのえっちぃに!?(特許出願中)」と書かれた、ただのドア用の覗き穴スコープレンズ。
すべて実在した由緒正しき昭和のオカルトグッズである。
なお一部の商品には雪風も騙されたガッデム。
誇らしげに掲げられた「蓄膿症」、「脱肛」などのマッコイお気に入りの「意味は知らんが角ばっててイカつくてカッチョイイ」額縁が来客を威嚇するように睥睨(へいげい、周囲を広く見渡し威圧する、の意)しており、魔窟と化している、もちろんほとんど客は来ないため万年赤字経営である。
零からは「野生生物局(Wildlife Services)(日本の保健所に相当)の怠慢」といわれており、本来なら社会に野放しにしていてはいけない危険人物と評されている。
「天啓」の瞬間。
ここは伝説のガンスミスと呼ばれた男、サミュエル・マッコイの邸宅、
部屋の中は異様なインテリアだらけだ、怪しげな戦国時代の武将風の甲冑、床の間に掛けられた通販で手に入れた安っぽいライトセーバーのようにピカピカとカラフルに点灯する刀身を持つFRP製の日本刀(角型9V乾電池使用(別売り))には妖刀ムラサマとの記載がある。
天井付近に掲げられた額縁にはデカデカと『脱脂綿』との文字が誇らしげに書かれている。
そこへ黒ミサ部屋の主がはいってくる、お気に入りの部屋着であるテカテカした安っぽい質感のナイロン製陣羽織を羽織ったガンスミスである、陣羽織の背中には墨痕黒々と自筆の『目本一』の漢字が自信たっぷりに鎮座している、もちろん誤字である。
そんな誤った日本文化観の持ち主であるサミュエル・マッコイ。
彼はある日ようやく届いた大好きな日本の魔女っ子アニメの円盤BOXを手にいそいそと視聴を開始する、いつものように裸足の足裏で畳の感触を楽しみつつソファにつき、リモコン片手にウッキウキでダイエットコークとスナックの袋に手を伸ばす、魔女っ子アニメの主題歌Bメロを口ずさみながら大好物のキャラメルコーンを次々に口に放り込む、そんな彼の手が違和感を感じふと止まる、スナック菓子の袋を覗き込む…そのキャラメルコーンはローストピーナッツが一粒も入っていない不良品だった。
至福の時間に水を刺されて激怒するマッコイ、「ファ◯ク!サノ◯ビッチ!」などと正しくアメリカ人らしい呪詛の罵り声を上げキャラメルコーンをショットガンで『アメリカ式セルフディフェンス』により処断する伝説のガンスミス、まさにアメリカン・ジャスティス執行の瞬間であった。
当然である、ローストピーナッツ無しのキャラメルコーンなど参加者の誰一人として肉を持ってこなかった貧乏くさいピーマンやキャベツだけのバーベキューパーティ以下である、温厚な雪風だって激怒するであろう。
興をそがれヤケ酒かっ食らって不貞腐れるガンスミス、二日酔いの翌日、ズキズキと痛む頭を振りながらトイレに向かうも神のイタズラか、絶妙な位置に落ちているバナナの皮で見事に古典的なムーブを決める、拍子にインテリアである和式便器の角に頭をぶつけたショックで閃いて、ありえない設計図の着想を得てしまう。(背景には創造神による天地開闢の神々しいイメージ)
この和式便器と泥酔状態で天地創造を行ったような神のいたずらとが、足りない確率は勇気と狂気で補えばいい、そうすれば成功確率は120%だ!的なファイナルフュージョンで悪魔合体事故を成功させてしまった瞬間であった。
この天啓が後に世界の軍事関係者を震撼させたヨルムンガンドシリーズを生み出すこととなる。
マッコイ伝説。
「そして官能ハードSMへ...」
ここは伝説のガンスミスと呼ばれた狂気の銃器職人、サミュエル・マッコイの工房兼自宅、その一室であるマッコイの私室、通称黒ミサ部屋である。
黒ミサ部屋の主であるマッコイが鼻歌を歌いつつ入室してくる、愛唱歌である日本の大ヒットアニメ、新感覚医療魔女っ娘伝説「獄門魔女っ娘アイドル ターヘルアナト・美亜」のBメロを口ずさみながら、部屋のど真ん中に鎮座する和式便器の隣に据え付けられた奇怪な機械に近づいていく。
…不自然である、明らかに異質なその機械...何やらドラム缶のような本体と思わしき部分から床に向けて斜めにアームのようなものが突き出されている、アームの先端はお好み焼きのヘラのような形状となっており、ヘラの部分には黒ずんだバナナの皮が設置されている...から明らかに不自然に視線をそらしつつ何食わぬ顔で近づくマッコイ、これまた不自然な「明らかに自分から足を乗せに行った」挙動で右足でヘラの上を「踏んづけ」るマッコイ。
その瞬間機械本体のランプが緑から赤へと点灯し、ちょうどゴルフクラブのスイングのように地面すれすれからマッコイの右足を掬い上げるような軌道を描いて作動し持ち上げる。
「わぁっ」まったく感情のこもってない叫び声とともにマッコイは派手に転倒し、隣に設置された和式便器の角に後頭部をこれまた不自然に体をひねり明らかに「狙って」ぶつける。
しばらく後頭部を抑えてのたうち回っていたマッコイだが、やがて立ち上がる。
「クソっ…!!だめだ!!『降りて』こねぇ…!!重力加速度が足りねぇのか!?いや、このキンカクシ(和式便器)のこの角への衝突時の突入角の問題か…?いや、それよりも湿度とコリオリの力の影響が…」ブツブツと呟いている。
「アンタ...なにやってる訳…?」
部屋の入り口のドアが開け放たれ、そこにはいつのまにか入室してきた零があきれ顔で立っている。
「ん?なんじゃ零か、いつからそこに?ってかノックぐらいせんかい!日本にも親しき間にも礼儀あり、とあるじゃろうが!!もしワシが恥ずかしい自慰行為にでも耽っていたらどうするつもりだったんじゃ!!」とすでに十分恥ずかしいセリフで憤慨する。
「ノックはしたわよ、反応がないから勝手に入らせてもらったし、ある意味自慰行為を見られるより遥かに恥ずかしいあんたの奇行は十分見せてもらったわ。」
「そろそろ弾薬が心もとなくなってきたんで追加弾薬を買いに来たんだけど、店の外まで間の抜けた変な悲鳴とゴンゴン不審な音が聞こえてくるし...一体ナニやってる訳?
とうとう完全に狂ったの?世を儚んで自殺しようとしてるならあたしが介錯を手伝ってあげてもいいわよ、ってか手伝わせて頂戴。」
といいつつ護身用のコルトガバメントの遊底をシャカッと引く零。
後頭部をさすりながら答えるマッコイ。
「相変わらずヒデー女だ...違うわい!!新しくヨルムンガンドに実装したい機能についてちょっと悩んでてな...あの時の「天啓」をもう一度人為的に再現出来んもんかと考えたのよ。」
誇らしげに傍らの奇怪なメカを指さしながら宣言するマッコイ。
「これこそがそのために開発した全自動天啓誘発マッスィィィィン!!【デロリアン君初号機】よ!!」
ペカペカピッシャァァァン!!
隣に控えるマッコイ開発のプライベート対話型AI執事ロボ、バトラーレイが某青猫型ロボットが秘密道具を取り出すときの効果音を鳴らす。
「このバトラーレイの提言でわしがそれを形にしたのよ、あの『時』!あの『瞬間』!あの『シチュエーション』を完全再現すれば、再び天啓が降りてくるはず!!どうじゃ、我ながら自分の才能の恐ろしさに神に許しを請いたくなるほどの発明じゃて…!!」
かたわらのバトラーレイが追従する。
「そうだぜマッコイ!あの時と同じ状況!同じ体勢、同じタイミングを再現すりゃ同じ【天啓】という名の奇跡だって再現できるはずなんだ!!偉いプロフェッサーの提唱した理論をオレが応用してみたんだ!!」
その時零は見た、バトラーレイのマニュピレーターが後ろ手に隠し持っているゲームディスクのパッケージと思われる物を…
パッケージのタイトルは「地球防衛隊6」。
固まる零の代わりに返答をするかのように和式便器の隣に備え付けられた鹿威しの音がコーン...と異様な雰囲気と空間に間抜けな音を響かせる。
「...マッコイごめん、あたしド忘れしてたわソーリー、そういえばすでに完全に狂ってたんだっけ...。」
目頭を押さえ眉間にしわを寄せながら零はそう呟く。
「弾薬ならそこのラックにワシが毎晩夜なべをして作っておいたやつが見えるじゃろ、勝手に持っていけ、ワシは天啓の再現で忙しい。」
「じゃ、これ貰っていくわよ、お代はいつものように店のカウンターの上に置いとくわね...自殺したくなったら水臭いこと言わずにいつでも連絡を頂戴。」
そう言い残し部屋を後にする零、弾薬箱で両手がふさがっているため少々お行儀悪く片足を後ろに曲げガチャリとドアを閉める。
その背後から「あーれー」だの「うっひょう」だの感情も不意を突かれた驚きもまるでこもっていない棒読みの悲鳴が聞こえてくる、そしてコンクリが粉砕されるような鈍い音が轟くたびに、「ぐっ...!!ぐおおおおおおっ!!」と叫び声とのたうち回る物音が響く、こちらは真に迫っている、本気で痛いらしい。
バトラーレイのゲラゲラという下品な笑い声とともに「がんばれマッコイ!次は後頭部を叩きつけると同時に顔面にドリフ式に金ダライを落としてみようぜ!!」などと聞こえる。
「...マッコイのやつ、バトラーレイはアドバイスにかこつけて普段のあんたからの虐待に対する意匠返しとストレス発散してるだけってのにいつ気付くのかしらね...」
何か見てはいけない深淵を覗き込んでしまったような錯覚を覚えながら零は弾薬箱を愛車GSXカタナのタンデムシートに備えたラックにしっかりと固定し、跨ると帰路に就くのだった...。
作中補足:バトラーレイが隠し持っていたゲームソフト「地球防衛隊6」の元ネタはプレステシリーズやSteme等でリリースされている「地球防衛軍」シリーズの「地球防衛軍6」である、「偉いプロフェッサー」とは該当ゲーム中に登場する通称プロフェッサーと呼ばれているキャラ(本名はゲーム中でも不詳のまま)のセリフ、「最初の我々の旅の始まりはシステムの誤動作によるただのイレギュラーな事故だったに過ぎない、だがあの「時」あの「場所」あの「状況」をなぞり、同じシチュエーションでもう一度同じ事故を起こせばまた同じ現象を引き起こせるはずなんだ、あの時と同じように攻撃するんだ、今日、この日時この状況この場所でないとダメなんだ!!」というセリフにバトラーレイが感化それた結果であるが、バトラーレイのこの提言を聞いたマッコイがデロリアン君初号機の構想を練り始めたあたりからバトラーレイの目的は普段のマッコイからの扱いに対する意匠返しとストレス発散へと変わっていったようだ。
なおデロリアン君初号機はこの後も諦めきれないマッコイによりキャラメルコーンが搭載されたりヤギの頭と蝙蝠の羽を持つ邪神像と合体してオカルトパワーを利用しようとするなどの進化とバージョンアップを繰り返しますます異形化したが、さすがに「何かがおかしい...」と気付いたマッコイの手により、デロリアン君第13号機にいたり最終的には破棄され粗大ごみの日に出されることとなる、その際ごみ集積所に鎮座する第13号機の威容を目撃した妻の尻に敷かれ出勤前にゴミ出しをさせられていたサラリーマン男性により、「なにかの危険物ではないか」との通報がなされ、マッコイは警察から事情聴取を受けている。
マッコイ関連設定補足:マッコイが作中嗜好してやまない日本の魔女っ娘アニメの正式名称は、新感覚医療伝説魔女っ娘アニメ「獄門アイドル ターヘルアナト・美亜❤(読み:たーへるあなと・みあ)」である。
日本で一部界隈から絶大な支持を得たカルト深夜枠アニメ作品。
魔界の名門魔界医師の末裔である主人公・美亜は、人間界で仮の姿で医師として勤務するかたわら、新世代アイドルとしての二足の草鞋を履く生活を続けている。
魔界医師としての知識と卓越した技術を駆使し、不可能と言われた難病の外科手術などを次々と成功させるが、重度のドジっ娘属性持ちである。
瀕死の患者を救う代わりに、右手と左足を間違えて逆に縫合したり必ず手術結果にオチがつく斬新な展開で話題をさらった。
ドジッた際主人公は必ずドン引きする周囲の非難の言葉や責める言葉を異常な思考プロセスで前向きに捉え、「ゆ...許された!!」と脳内シャウトしてエンディングへとなだれ込むのが一連のお約束展開となっている。
新人アイドル三人が組んだARアイドルグループ「打ち首☆GO-KUMON」では、作中キャラと同じ髪型、コスチュームをまとい、それぞれのキャライメージを担当しており、本作品主題歌「異邦人-`Etranger-」(読み:エトランゼ)は長らくオリコンチャート上位に居座り、社会現象ともなった。
なお、彼女の魔女っ娘要素は手術に使われることはほぼ無く、主に惨劇を引き起こした手術後の周囲の記憶を操作して消したり、患者の意識に「熱いおでんの鍋を持って両手が塞がってても快適に足(逆に縫合された右手)をつかって鼻がホジれる。」などのポジティブシンギングな意識を植え付け洗脳し、事態を力技で大団円へと導くなどの場合にもっぱら使用される、もちろん魔法使用時にはお約束の神作画神バンクでの変身シーンが用意されている。
人間界でのライバルとして登場する伝説的医師一族の正統後継者イケメン外科医「スーパードクターターンK」(∀と違って上下逆さまにしてもKはKなので無意味)とのライバル対決を経て、医師としての倫理観に苦悩するターンKにいつしか引かれていく美亜、親友である幸子ちゃんとの三角関係に悩みつつもアイドルとして、そして医師としていくつもの障害を乗り越え成長していく。
幸子ちゃん、美亜の親友にして、名前の通り幸薄そうな女性、ちなみに名字は作中明かされることはないため不明だが、制作者によって「とりあえず小林ではない」ことだけは明言されている。
美亜とは親友同士だったが、ターンKを巡る恋の鞘当てから闇落ちし姿を消す、やがて安楽死を是とする過激論者、ドクター・サチコとして美亜の前に再び現れる。
しかし美亜と医師としてのあり方論をめぐり口論となった際、運悪く飲酒ジョギング中だった相撲取りにはねられ重症を負う、美亜の必死の手術が行われるが、低下していく幸子のバイタルサイン...幸子の前でうなだれ絶叫する美亜「許さない...このままターンKさんとの勝負を途中で投げ出して勝ち逃げするなんて絶対許さないんだからねさっちゃん!!だから...だから帰ってきてよぉ!!」の魂の叫びに答えるかのように僅かな反応を示し、回復していく幸子のバイタルサイン。
作中屈指の感動的なシーンだがファンからは「そういう時こそ魔法使えよwww」と総ツッコミで袋叩きにされ、後に制作された劇場版では「朝の目覚ましテレビの本日の星占いのコーナーで『あまり調子に乗って特技を自慢しすぎると周囲から浮いちゃうかも?謙虚さを忘れないで!!』との結果が出たため魔法を封印していた、という驚愕の設定が追加され説得力をもたせようと試みられたが、激怒したファンにより公開された劇場が放火されるなどの騒動となりワイドショーを賑わせた。
零の祖父
、20年ほど前、まだ零が幼かったころにのんびり余生ライフ計画に基づきアメリカへと移住、御子神牧場を妻、巴さんとともに経営している。
本作の中では数少ない比較的常識人だが、知り合ったマッコイと意気投合するなど危険な兆候も見せており、作者の気分次第でマッコイ並みの危険人物へと変貌する可能性も秘めたダークホース。
サンタクロースのような豊かなひげを蓄えたオーバーオールとフォークが似合う気のいいおじいちゃんといった風貌、しかし牧場を守るため襲撃者に立ち向かわんと銃を持った時はスカウター測定値が戦闘力10を超える。
巴さんの若い若い詐欺によって御子神牧場へとやってきた機体にアマテラスと名付けたのは彼である。
なお御子神牧場の牧草地の土壌には特殊な成分が含まれており、その牧草を食んで育った乳牛から絞られるミルクには女性の胸を大きくする成分が含まれているらしく、零の爆乳もこれが原因と思われる、ただし出荷されるミルクは加熱殺菌処理の過程によりこの成分の有効性が失われており、特に問題にはなっておらず牧場関係者のだれも気付いていない。
零の場合は毎朝搾りたてのフレッシュミルクを酪農家の特権とばかりに生乳のまま飲んでいたのが原因と思われる。
零の祖母
太蔵の妻、巴(読み:ともえ)ばーちゃん
夫太蔵とともにアメリカで御子神牧場を切り盛りしている、彼女には文通相手の中東の石油王がおり、そのオイルリッチにはまるで十代の女子高生であるかのようにふるまっており、勘違いしたオイルリッチがその有り余る財力と権力と暇に飽かせて建造した巴ばーちゃんの姿をイメージした(オイルリッチの勝手な妄想に基づいた)優美な姿を持つ巨大危険建造物「Tomo-chan」を開発、これを巴さんの気を引くためのプレゼントとしてクール宅急便の優れたチルド技術によりオイルリッチの巴さんへのぎらついた下心と鮮度を維持したまま御子神牧場へと送り届けられた。
その姿を見た太蔵が「おぉ...なんと美しい...まるで天照様のようじゃぁ...ナマンダブナマンダブ...」拝んだのが機体名アマテラスの由来となった。
なおアマテラス腰部にはシルク製のしめ縄風の装飾が巻かれているが、これも太蔵氏のDIYによるものであり、アメリカでは入手が困難な本物のしめ縄の代わりにホームセンターで買ってきたシルク生地のカーテンなどを用いて太蔵氏が自作したものである。
天ノ岩楯、八咫烏、天ノ岩楯が合体分離再結合して現れる天ノ沼矛等様々な外装式兵装オプションが搭載されており、オイルリッチ曰く「ロケットパンチや目から謎ビームくらい搭載されているのは日本ロボットの最低限の嗜み」とのこと。
この機体を解析中に零が隠しモードともいえる最大稼働形態の存在に気づいた時、彼女はその見た目から「日輪の修羅姫」とそれを名付けたが、それを聞いた時の巴さんは何も言わなかったが少し複雑な表情だったという。
補足設定:零の名字である「御子神」は実は太蔵じーちゃんの一族ではなく巴ばーちゃんの一族の名である、つまり太蔵じーちゃんはいわゆるマスオさん(婿養子)である。
零の一族はかつて神道に仕える巫女の一族であると同時に代々多くの女傑を輩出してきた一族であり、零の異常ともいえる戦闘能力のルーツもここにある。
時の権力者の弾圧に対抗するためその身を鎧おい武装化した僧兵のような集団、「戦巫女」(いくさみこ)を生み出した、代々多くの女傑を輩出してきた御子神の一族がその戦力の中核を担っていった、零の先祖達がその成り立ちから「巫女神」(みこがみ)を名乗り始め、やがてそれが「御子神」(みこがみ)へと転じたものと思われる。
御子神の戦巫女達はその優れたフィジカルを最大限に発揮するため「霞の目」(かすみのめ)と呼ばれる独自の自己暗示操作術を用い、戦場で鬼神の如き剛力を発揮したと伝えられている。
これは強烈な自己暗示と特殊な呼吸法、修験道や密教由来のマントラ、神道の祝詞等を用いて人間の肉体の持つ潜在能力を瞬間的に引き出し、超人的な力と集中力を発現させる、一種のセルフバフ技能である。
いわゆる火事場の馬鹿力を意図的に引きずり出す自己精神操作法の技法といえる。
この技法を用い戦巫女が戦場に現れる時は正体を悟られぬよう鬼の面をつけた甲冑姿で現れ、その凄惨な戦いぶりは突如として戦場に降臨し絶対の死を撒き散らす災厄の戦場伝説として「修羅姫」とも呼ばれ、一部の文献においては戦場で無念を飲んで斃れた死者の怨念から生まれた物の怪の一種としても記されている。
戦巫女達は圧倒的兵力の不利を補うべく、こういった戦場伝説も巧みに利用していた痕跡がある、こういった噂が流れるたびに「神域を侵した罰当たり者の前には必ず神仏の遣いたる修羅姫が現れ、黄泉平坂に送られる神罰が下る。」等の噂を意図的に流布していたようだ、まだ迷信深かった当時の人々に対するこれらの心理的効果は予想以上のものであり、寺社仏閣へ手出しすることに対する強力な心理的抑止力となっていた。
この技法を零が幼いころに巴さんから「一族に伝わるいざという時に不思議な力が湧いてくるおまじない」、として伝えられており、巴さんから零へと隔世遺伝する形で引き継がれた。(零の母親には発現しなかった)
零が極限の狙撃時に見せる修羅の三白眼の正体はこれである。
零自身はただの精神集中のおまじないと考えており、霞の眼発現時の自身の三白眼への身体的変化については自覚していない。
修羅の三白眼への身体的変異だが、これは必ずしも霞の眼発現時に現れるものとは限らないようだ、過去の霞の眼の使い手たちの中には修羅の三白眼以外にも、筋肉の隆起による身体の肥大化、髪が逆立つ、皮膚の色の赤銅化などの形で現れる者もいたようだ、またそういった視覚的に解りやすい身体変化が全く現れない使い手もいたことが記録に残っているが、共通しているのは爆発的な集中力と身体能力の強化、人間離れした動体視力と反射速度の増加、痛覚や出血への耐性増加などであり、その身体変化の現れ方は使い手により様々である。
また自己暗示のためのメソッドであるためプロセスとしては当初は巴さんに教わった通り忍者のように九字を切ったり光明真言を唱えることをトリガーとしていたが、あくまで自己暗示の発動トリガーであり、これは自身が「このおまじないは効果がある」と確信できていることが重要なのであり、ルーティーンの内容自体は問わずなんでも良い。
特殊な呼吸法を用いて過呼吸による酸素過多の状態を意図的に作り出し、半トランス状態となったところにマントラや祝詞による強烈な自己暗示をかけ、肉体にかけられた自己肉体保存のためのリミッターを一時的に強制解除し、超人的な身体能力を発揮する段階を踏む、しかし元々人間の身体にリミッターが掛けられている理由は、強すぎる自身の力が自分自身の肉体を破壊してしまい兼ねないからであり、生まれつきの強靭な肉体を持つ者でない限り力を引き出したは良いが、相手を打ち殺せても己の拳もその衝撃に耐えられず拳の骨が砕けるなどの自身の肉体破壊を引き起こす。
これは現実世界でも強打が売りのボクサーほどナックルの尺骨の骨折の危険と隣り合わせであり、常に悩まされている事実からも理解できるだろう。
だからボクサー達は命の次に大事なその拳をバンテージでしっかりと引き締め、保護しているのである。
これは霞の眼の術式深度により危険度が変わり、術式深度の深い霞の眼ほど潜在能力を引き出せることと引き換えに高深度の霞の眼使用は常に正気を失う暴走と自己破壊の危険を孕んでいる、ゆえに巴は零にはあえて限界深度の霞の眼をかける方法は伝えていない。
話題となったラグビーの五郎丸選手のルーティーンと同じであるため習熟するにつれて必要なくなり、傭兵時代編に入る前には零はルーティーンなしに集中するだけで脳内のスイッチが切り替わり、瞬時に霞の眼を発現させることが可能になっていた。
巴ばーちゃんも小さい頃からおままごとやお人形さん遊びといった女の子らしい遊びには全く興味を示さず、男子に交じって薙刀や剣術の稽古に泥まみれになりながら励み、アザだらけになりながら組討ち稽古に汗を流し、雨が降ると孫子や六韜兵法などの兵法書を読みふけるような子供時代だったという。
その腕っぷしゆえに「御子神の巴御前」(みこがみのともえごぜん)のあだ名を付けられ、その美貌に魅かれて言い寄ってくる軽薄な男は数多くいたようだが、「私より弱い殿方には興味はありませぬ、私が欲しいなら力づくで組み伏せてごらんなさい。」と言い放ち、憤慨してかかってくる男を汗一つかかずに涼しい顔で片っ端から投げ飛ばし組み伏せ、失神させるのがほぼ日課であったらしい。
また戦巫女達が長い戦いの中で練り上げた「御子神神眼流」(みこがみしんがんりゅう)なる武器術、甲冑組討ちの技法も網羅した総合武術も継承されているが、これは全く技法が体系立てられておらず、生まれつきのフィジカルと霞の目によって強制的に励起される超人的な身体能力を絶対の大前提とした技術体系であり、流派というより野獣の剣術闘法と呼ぶほうが近い、御子神一族であっても霞の目使用者以外には、ましてや一般の人間にはそもそも修練も習得もほぼ不可能な極めて特殊なものである、以下にその一例をあげる。
「敵、我が太刀を避くること無く受くるの癖あらば、これ僥倖なり。
面を狙いて打ちこみ、敵の刃太刀ごと打ち断ち、鉄甲の備え諸共に両断すれば。
太刀折れ身を断つものなり、これ即ち一ノ太刀斬りの極意なり。」
(意訳:敵がこちらの太刀を躱そうとせず、己の太刀で受け止めようとする傾向があるのなら好機である、全体重を乗せ面打ちにて受け止めようとする太刀ごと両断し、そのまま甲冑ごと叩き斬れば良い、これが一撃必殺の極意である。)
「敵、我が面を打ち来たらば、蜻蛉を返してこれを躱し、空中翻転の勢いのままに真下より太刀を摺り上げ、股下から頭へと逆竹割りにて断ち割るべし。」
(意訳:敵が面を打ってきたところをトンボを切って躱し、そのまま宙返り中の勢いを活かして地面すれすれの真下から摺り上げるように刀を振るい、股下から脳天に向けて逆竹割りに斬るべし。)
などという異常な記述が多く、もはや技や伝書などと呼べる代物ではないことが分かる。
これらの異常な内容は彼女達があくまで巫女であり正式な武術の素養はなかったため、一般的な武術の伝書や極意書としてのフォーマットを知らなかったためと推測される。
オカルトライター荒吐 九十九(読み:あらばき つくも)
本編、外伝、執筆されるかどうかはまだ未定の続編などにおいて、主に御子神一族や朱羅神一族の歴史を読者視点で提供する必要性から設定されたキャラクター、三流オカルト雑誌「アトランティス」にて不定期連載「九十九令和奇譚 真説・耳嚢シリーズ」(つくもれいわきたん しんせつ・みみぶくろ)を寄稿している。
最近編集部にて異動してきたいけ好かない編集長ゲイツに「都心部に出没する謎の鶏面人の謎を追え!」や「生きていたエルヴィス・プレスリーがUFOに乗って激しく腰を振ることで生み出されるミステリーサークルの謎を追う!!」などのIQが腹をこすらんばかりの低空飛行なネタを押し付けられ、神経とSAN値をすり減らしながらわずかな原稿料と明日の生きる糧を得るために取材を行っているが、ふとした縁からアメリカの御子神牧場で御子神 巴とのインタビューを通じ、御子神一族と関わる内にその魅力に取りつかれ、彼ら一族の歴史や謎を追い始める。
ゲイツ御用達しの正気とは思えないくだらないネタに翻弄されつつも、ときおり遭遇する御子神一族やそこから分派したとされる朱羅神(読み:しゅらがみ)一族の痕跡を見つけ、発掘していくこととなる。
荒吐氏のまとめたこれらのレポートは本編を補強するための補強資料として今後も必要に応じてまとめられていく予定である。
編集者/編集長ゲイツ
元々は人気漫画雑誌「週刊少年ロープレスバンジー」の編集部員であったが、とある漫画家との確執から入院する羽目となった、ゲイツはロープレスバンジー発行元出版社の重役のドラ息子であり、編集部内でも適当な言動とやりたい放題の仕事ぶりから煙たがられていたため、入院を機に「過酷な編集部員としての仕事は病み上がりの体には酷だろうから、しばらく楽な編集部でリハビリしてくるといい」という名目で編集長が近々定年退職予定であった閑職の万年赤字採算部門であった同出版社の月刊アトランティス編集部編集長として「栄転」させられた、もちろん実体は体のいい厄介払いである。
本人は煽情的な記事を量産してアトランティスの発行部数を立て直し、それを手土産にロープレスバンジー編集部に返り咲く野望を持っているが、バンジー編集部には全くその気はない。
オカルトライター荒吐九十九氏の天敵。
バイト編集者コバヤシ
ゲイツが独断で自身の手駒とすべく最近雇って編集部内の一角に常駐させている特別調査班「暇人・ミステリー・リポーターズ」(Himajin Mystery Reporters )のリーダー。
何かあると「よし!HMR出動だ!!」と他のメンバーに声をかけてHMRのロゴの入った軽バンに飛び乗り調査に向かう行動派だが、その論理や調査は極めていい加減なものであり、調査というよりも単に自分の妄想を報告したり記事にしているだけに過ぎない。
HMRの内容がReportage (調査班)ではなく Reporters (報告班)になっているのもそれを象徴している。
結論は常に同じであり、最後は常に「人類は....滅亡する!!」で締めくくられるのが特徴である。
調査がないときはゲイツにあてがわれた自分のデスク(愛媛ミカンの木箱)でPCを使ってGeminiなどを活用して記事を書いているが、その内容は「なぁGemini….このノストラダムスの予言なんだが、どうやっても人類滅亡に繋げられないんだ、なにかいいこじつけはできないか?」などという結論ありきの理論構築に終始しており、その成果物の一例がアトランティス表紙に踊る「すき家のカレーのスプーン入れ忘れが導く超弦理論の暴走、人類は滅亡するのか!?」や「エルヴィス・プレスリーの激しい腰の振りが生み出す7次元波動が古代ウイルスを活性化させ人類を滅亡へと誘う!!」などに現れている。
もちろん荒吐九十九からはただの邪魔者扱いされており、「なぜそんな卑近な日常のうっかりミス程度が人類の滅亡に繋がるのか?」などの当たり前といえば当たり前の指摘に対しては「四の五の言うな!!とにかく人類は滅亡する!!」と無敵の論法で反論するため、すぐに荒吐氏からも相手にされなくなったらしい。
彼の主張によりアトランティス表紙には「祝!8年ぶり127回目の人類滅亡!」などという久しぶりの甲子園出場に沸く地元市役所の垂れ幕のような見出しが躍っている。
なおHMRには他にもオナワ、オマルなどの所属部員がいるが、コバヤシのアクの強さの陰に隠れて印象が薄い。
しかしこの支離滅裂な思考がゲイツに気に入られたらしく、ゲイツからは自身のバンジー編集部への返り咲きの野望の切り札として重宝されているようだ。
組織のボス(名称未定)
長く続いている某国の紛争にて、裏で腐敗した政府軍側に兵器を供給し暗躍しているいわゆる死の商人の組織のトップ。
その目的は麻薬栽培、麻薬密売、武器の供給による紛争の長期化を狙った利益の最大化である。
傭兵時代の零達反乱軍にとってはきわめて厄介な相手であった、規律も軍規も乱れ切って士気の低い政府軍が反乱軍相手に圧倒的な優勢を維持できたのはこの裏で暗躍する南米カルテルから供給される豊富で強力な武器類がその一因である、彼らはこの紛争を自分たちの商品である最新兵器の性能と価値をアピールする絶好の展示場と金儲けの場ととらえており、特に莫大な開発費を投じたパワードスケルトンと呼ばれる一種の強化外骨格をまとった私兵を政府軍に目玉新商品として貸与し、国際武器市場へのアピールを狙った。
しかし反乱軍総司令官ホセの奸計と零の人間離れした戦闘力、そして幽霊となった不知火達の活躍により度々敗退させられ、あろうことか満を持して投入したパワードスケルトン部隊をも何の戦果も挙げられないまま何度も全滅の憂き目を見させられるなど、彼らのメンツを丸つぶれにさせたばかりか、高額商品としてのパワードスケルトンの商品価値すら失墜させたことにより、その立役者としてボスや組織の深層意識にトラウマとして刻み込まれた爆乳の死神=零に恨み骨髄の感情を抱かせたことが、物語後編の南米決戦へとつながる因縁となった。
内戦の大勢が決した時、傭兵引退を決意してアメリカへと帰国した零を襲撃する計画もあったようだが、これまでの戦訓から零の殺害を実現するには最低でもフル装備の一個中隊レベルの戦力が必要であると試算された、紛争地帯ならともかくアメリカにこれだけの兵力を秘密裏に送り込むことは不可能であり、下手をすればテロリズムに対する徹底抗戦を掲げるアメリカという国家そのものを敵に回すリスクから断念せざるを得ず、これが長年くすぶった結果レーヴァテイン入手のため再び南米入りした零に対する採算度外視の感情的で執拗な報復襲撃に繋がった。
だがその行動はレーヴァテインとかつての反乱軍の仲間達、そしてライバルエリカなどの助力を得た零によってカリスマであったボスの死と組織の事実上の崩壊という最悪の結果をもたらした。
エリカ=ヴィットマン(現在設定はまだ固まりきっていない)
EUの巨大財閥ヴィットマン家のご令嬢、零のライバルとして登場する、ドイツ人であり、ドイツの技術力と科学力の結晶である愛銃、レールガン「ファフニール」に絶対の信頼と誇りを抱く、ロングのブロンドヘアをまとめたクールビューティーだが、零とは「対照的な」スタイルでもある、とある事件により全てを「フラット」にするべく零に勝負を仕掛けてくるが、痛み分けとなり以後零とは奇妙な友情で結ばれることとなる。
左胸に甲冑のブレストアーマーのようなチタンプレート製の防御プレートを装着している。
ヨルムンガンドを失った零に財閥の情報網を駆使して入手したヨルムンガンドシリーズNo.4の存在を示唆し、最終決戦となる南米にも駆け付け零の反撃の糸口を作りだす。
見た目に反して好物は「シュニュッツェル」(日本のトンカツの原型となったといわれるドイツの伝統的な家庭の肉料理)など脂っこいものを好む。
生真面目な性格だが、多少浮世離れしており、「セルフディフェンス精神旺盛なアメリカ人男性はみんなこうして左胸にチタンプレートをいれていると聞いている、あなたアメリカ暮らしは長いって聞いてるけど、意外と世情にうといみたいね」
と高笑いするが零に「おまえアメリカ人男性は全員ビスケット・オリバだと勘違いしとりゃせんか?」と突っ込まれた時は「.........ぇ?も、もちろん冗談よ!!」と返し零から「何だ今の「間」は!?明らかに『マジっすか?』って反応と間だったろ今のは!!絶対!!」と突っ込まれている。
常に複数の同じ顔をした悲しきモブキャラ軍団「執事ーズ」(しつじーズ)が付き従っている。
ルーデル
執事ーズを取りまとめる「 」(執事達のとりまとめ役的なもの、日本風に言えば番頭頭)を務めるモノクルをかけた美青年で、奴隷のごとくエリカのために発電機を回す執事ーズに仕事後は優雅にお茶を勧めるなど、過酷な作業に従事する他の執事たちをねぎらったりすることもある、主にエリカの身の回りの世話を務めるのは彼の役割であり、常に敬愛するエリカお嬢様の御真影の写真を肌身離さず持ち歩いている、しかし執事ーズが力尽きて屍をさらす場合は自ら発電機に乗り込み発電機をまわす覚悟も持っており、一人で四人分の発電量を稼ぎ出すそのパワーはひとえに敬愛するエリカお嬢様への献身のたまものであるといえよう、しかしそれでもなお力尽きそうになった場合は懐の御真影を取り出し「クンカクンカすーはぁすーはぁ...」することでドーピング復活する。
執事ーズ
5人いるらしいがモブキャラなので全員同じ顔をしている、基本的には彼らの役割はエリカの持つレールガン「ファフニール」稼働に必要な膨大な電力を生み出すための移動随伴式発電機「」をひたすらに漕ぎまくり、毎日筋肉痛に悩まされながらエリカのわがままに振り回され続ける人柱としての運命を背負わされた作者の犠牲者といえる。
傭兵時代編登場人物
零(レイ・ミコガミ / ゼロ)
属性: 反乱軍の主力・「爆乳の死神」
キャラクター: 圧倒的な戦闘狂でありながらどこかマイペースで無邪気な少女。敵を豪快にぶっ飛ばす際には「焼肉パーティ」などと喜ぶが、その裏では過酷な戦場を駆け抜ける。新兵歓迎会ではハムスターのように食べ物を頬張りながらゲラゲラ笑うお茶目な一面も。
周りの傭兵仲間たちからは親しい一部の兵からは「レイ」大半の多くの兵達からはコードネームの「ゼロ」で呼ばれることが多い、また彼女が時折見せる修羅の三白眼はシュラという言葉に縁の薄い南米人達からは「ハイパー・ゼロ」と呼ばれている、大戦中の零式艦上戦闘機と髪が逆立つスーパーなんちゃら人からの連想らしい。
ゴリさん(ラグランジュ大佐)
属性: 反乱軍の重鎮 / 歴戦の猛者
キャラクター: 零とともに前線を支える頼もしい巨漢のベテラン。その厳つい見た目や歴戦の風格とは裏腹に、どこか面倒見が良く、暴走しがちな零や新兵たちのまとめ役としても機能する。
泥臭い戦場で生きる反乱軍の精神的支柱であり、恥ずかしいのか口にこそ出さないものの、零に対しては手のかかるおてんば娘のように思っており、彼女を頼りになる最強の戦力として使わざるを得ない自分たち大人のふがいなさを申し訳なく感じている節がある、傷だらけの厳つい面相の持ち主だが好物は紅茶であり、たっぷりと砂糖を入れる大の甘党、とくに雨の日には特別に砂糖たっぷりのあまったるいミルクティーを入れる趣味がある、「この雨の日にミルクティーを飲んだ作戦では過去に一度も失敗したことがない俺のラッキーアイテムなんだ。」とは本人の言。
零を父親のような視線で見守りつつも、彼女の無自覚さゆえのフェロモン自爆テロに胃薬が手放せない苦労人であり、実務と根回しを得意とする戦略家ホセ・モントゴメリー司令官の作戦を前線で具体的に運用し実現させる歴戦の戦術家。
ザック(元・偵察兵A)
属性: 零の古くからの付き合い仲間 / 元偵察兵
キャラクター: 零のことを「ゼロ」ではなく、本名である「レイ」と呼ぶ数少ない貴重な古い付き合いの男。長年の戦場を共にしてきたからこその信頼関係と、少し斜に構えつつも零を理解している落ち着いたポジション。
バディである新参者のルークが零のメイク指導により「絶世の爆乳美女」へと魔改造されていく様をみて涙ながらに十字を切り、ルークの安らかな成仏を願うなど情に厚い男。
ルーク(元・偵察兵B)
属性: 「焼肉パーティ事件」の立役者 /作戦名:玉藻の前作戦( 爆乳カカシ作戦)において敵の目を欺き爆乳の死神の影武者を演じた実行犯。
キャラクター: ホセ指令が命名した敵主力殲滅作戦「玉藻の前作戦」を裏で支え、奇抜かつ強烈な戦術で己の男としての威厳とプライドと引き換えに敵をかく乱・欺瞞し通した勇者。焼肉パーティ事件の成功に大きく貢献した立役者。
ザックほどの付き合いの長さは無いこともあり零に対する呼びかけは「ゼロ」
属性: 零の古くからの付き合い仲間 / 元偵察兵
ホセ・モントゴメリー指令
属性: 反乱軍の指揮官 / 通称「人食いクリオネ」
キャラクター: マイケル・サンサイドを彷彿とさせる飄々とした色気と、冷徹で合理的な頭脳を持つ人物。貧乏な反乱軍の抱える「捕虜の管理コスト」という不良債権に着目し、政府軍に「全滅した」と偽装工作を施して彼らを「幽霊(不知火部隊)」として再利用するウルトラCの取引を立案した。
元巨大企業の伝説的な敏腕重役出身という異色の経歴を持つ、ビジネスマン時代のあだ名は「人食いクリオネ」一見無害で腰の低い昼行燈のような態度ながら、用意周到な根回しと策略により社内のライバルとの政争やライバル企業への敵対的合併などを次々と成功させる様からつけられた称号らしい。
零からは初対面の採用面接時に彼が名付けた「ホルスタイン・ゼロ」のコードネームに対する意匠返しとばかりに「長いから略してMr.ホモね!!」とあだ名をつけられてしまうが、本人はさして気にする風でもなくそんな零の破天荒な性格
を面白がっているのか、特にホモ呼ばわりをやめさせようという気も無いようだ。
零を最強の戦力、自身が演出する舞台における主役級と位置づけ常に最も効果的な彼女の投入場面を考えているが、大佐同様その仮面の下ではそんな自身のやり方にシニカルで複雑な自責の念も抱えているらしい、大佐以上に決して口には出さないものの、零にはこのまままっすぐな瞳を持ち続けてほしいと願い拠点における彼女の軍規を乱しかねない破天荒な行動のほとんども面白がる風であえて黙認している。
クレア・イアハート
司令部司令官付きの秘書であり、常にホセ指令の傍らで彼をサポートする有能な秘書、作戦時には司令部戦術総指揮所で前線部隊へのオペレーターなども務めるブロンドヘアをまとめた褐色肌のクールビューティー、常にパリっとしたスーツにタイトスカート、冷静沈着で表情を崩さない才媛だが、特定の時期になると日本から大量の薄いBL本を段ボールで密輸入しているなど、腐っている。
ガブリエル
属性: 不知火部隊/ 説得する側・兄貴分
キャラクター: 政府軍の基地警備兵の中に幼馴染であったミゲルの存在に気づき、収容所襲撃作戦の際殺害予定だった警備兵たちのリストからミゲルを外すよう仲間に進言、説得によりミゲルを同じ『幽霊』へと転身させた。
子供の頃から生真面目なミゲルをグイグイ引っ張ってきたガキ大将気質の男。すでに「幽霊」として腹をくくっており、収容所襲撃の夜に警備兵となっていたミゲルを夜の闇に紛れて奇襲・説得し、腐った政府軍から離反させる。
ミゲル
属性: 不知火部隊(元・政府軍警備兵) / 新米「幽霊」
キャラクター: 生真面目かつ杓子定規な気質の持ち主。最初は兵士としての職務に囚われて離反をためらうも、ガブリエルの核心を突く問いによって決意を固める。反乱軍合流後の新兵歓迎会では「エル・ウラカン」の一気飲みで盛大にむせこみつつ、零の圧倒的な「特定部位」に視線を引っぱられてしまう悲しき男のサガを背負う。
生真面目な性格ゆえか初対面の零を唯一「Miss.ゼロ」と呼ぶが、エル・ウラカンの洗礼や反乱軍での戦いを通じて、また零自身の希望もありすぐに他の仲間同様「ゼロ」と呼ぶようになる。
玉藻の前作戦時に強固な装甲を備えた友軍機械化歩兵が纏うパワード・スケルトンをティッシュのように易々と撃ち抜き、次々と血と肉と鋼鉄が交じりあう赤黒いスクラップへと変えていく死神の鎌の脅威を間近で目撃した生き残りであり、零に対してどこか神話の英雄のような憧れの感情も抱いているようだ。
マヤおばさん
不知火たちが解放した強制収容所にとらわれていた恰幅の良い体格の老年女性、ガブリエルとミゲルとは幼少期からの顔みしてりであり、よく彼らのいたずらに対してたくましい腕から繰り出すゲンコツ制裁を喰らわせていた近所の世話焼きおばさん。
しかし制裁を喰らわせた後は必ず彼女の得意料理を二人にご馳走するなど、がぶりえるとザックにとっては懐かしい故郷の思い出の一つとなっている、ガブリエル達不知火部隊の暗躍と活躍により収容所から解放されてからは反乱軍の拠点である寒村に身を寄せ、唯一の酒場であり反乱軍兵士たちの憩いの場である「白金の三日月亭」の厨房に入り得意の料理の腕を振るっている。
時折村に監視に訪れている政府軍関係者に、幽霊(元政府軍からの離反者)である不知火隊員達の素性が発覚すれば、彼らの人質として取られている家族や恋人の身に危害が及びかねないため、救助された者は拠点内で生活をする限り家族や恋人との必要以上の会話や親しい付き合いを禁止する、とのホセ指令による厳命のため、救出してくれたガブリエルとミゲルに幼き日の面影から二人の正体に気づくも声をかけるわけにもいかず、いたずらを考えていたガブリエルの脳天にひさしぶりのゲンコツを叩き込み、かつて彼らによく振舞っていた得意料理を誤注文の体を装ってテーブルに置くことで、2人に正体をそれとなく伝えた。
三日月亭の親父もそれに気づいていながらあえて黙認している。
また得意料理の皿の下にひそかに敷き込んだ走り書きのメモによりミゲルの両親が収容されている収容所に関する情報を二人に伝えたのも彼女である。
三日月亭の親父ガンドロワ
拠点唯一の酒場、「白金の三日月亭」のオーナーである、三日月亭の名前と看板はこの地に古くから伝わる英雄譚に由来する長い歴史をもつ由緒正しい店名であった。
看板にはかつては伝説の邪龍を打ち滅ぼした聖騎士の加護を象徴する壮麗な装飾が施された聖なる盾が意匠されていたが、長い年月とともに白金の文字と聖なる盾はペンキがかすれて現在はほぼ読めなくなっているため、村人や反乱軍兵士達からは単に「三日月亭」と呼ばれている。
周りからはいい加減新しい看板に変えたらどうか、と言われているが、ガンドロワは「俺のじいさんの代からある看板で俺のガキの頃からの自慢の看板だ」と頑固に新調を拒んでいる。
長く続いているこの国の内戦の初期から反乱軍の一員として戦ってきた歴戦の兵士でもあり、「鉄鍋のガンドロワ」の異名を轟かせたほどの勇猛な兵士だったらしい。
なお現役時代に敵襲を受けた際、彼はたまたま炊事当番兵として厨房に入っていたところを襲われ、手近にあった中華鍋を武器に敵兵と白兵戦を演じ敵3名を鉄鍋による殴打にて撃退しており、これが鉄鍋のガンドロワの異名の由来となっている。
この際銃撃を受けるも手にしていた中華鍋の底の丸みを帯びた形状が避弾経始として作用し九死に一生を得ており、その際逸れた弾丸がかすめた古傷が彼の右肩に残されている。
現在は引退しているものの客として訪れる反乱軍関係者にとっての良き頑固親父として慕われている。
彼の味覚は異様なほどストライクゾーンが広く、それを反映してか三日月亭のメニューは異様に美味いか異様に不味いかの両極端な料理が並んでいる。
愛しい家族との親しい会話すら禁じられている不知火隊員達に、妻や恋人が客として訪れる彼らにこっそりと提供される料理を大盛にしたり、メニューにない注文されていない彼らの好物をあらかじめ作りそれを提供する、彼らの好みの味付けにアレンジしたスペシャルメニューを提供するなど、無言の交流をする姿に気づいていながら「見てみろよ、あの隣に座る父親にチラチラと視線を送りながらパパって話しかけることすら許されんガキどもをよ、あんな姿見せられて軍規だの規則だの言って水を差すような野暮な真似をしたら俺ぁ末代まで笑いもんになっちまわぁ。」と黙認している人情家である。
傭兵編終盤において、内戦の終結が迫りつつある中、アメリカへと帰国する零を見送る際、餞別代りに100年ぶりに看板を新調することを決意。
本来の白金の聖なる盾の意匠の上に死神の鎌をクロスさせるデザインに変更新調し、零に「うちの店の新しい伝説になる看板だ」と感謝と賛辞を表明し、零を見送った。
パトラッシュ・ペプシチューハイ
クレアの腐っている設定のためだけに急遽適当に設定されたモブキャラ、善良で人畜無害なフリーター青年だが、クレアの隣室に住んだのが運の尽きで、毎晩のように彼女の呪詛のような腐った独り言に悩まされている、名前の由来はガンダムダブルオーのパトリック・コーラサワーからの連想でテキトーに名付けられた。
政府軍側人物
ガルフマン中佐 ホルスタインzero第一話にて、某国紛争地帯で最も過酷な損耗率ゆえに墓場と呼ばれる第13基地へと配属、着任してきた新任指揮官、その身を案じてわが身も顧みず守ろうとするニルス曹長に対し「神経質すぎる」と断じ、格納庫の防弾板に穿たれた巨大な破壊口を見て「これは狙撃ではない、どうみても対戦車砲クラスによる砲撃」と見抜き、格納庫内に爆発の痕跡がないことから使用された砲弾は徹甲弾であり榴弾の類ではないことを見抜くなど、軍人としては極めて常識的で冷静な判断を下せる有能な軍人であったといえる、しかしこの基地がなぜ兵士たちから墓場と呼ばれているのかの理由を深く考えず侮ったことから、その日3人目『鎌』の犠牲者となり、『混ざり合って』死亡する。
ミックとマーク
ガルフマン中佐が着任してきた直後響いた異様な「獣声」によるその日1番目と2番目の犠牲者、格納庫の全開にされた扉の前でポーカーに興じていたことから死神の鎌によって二人まとめてミキサーにかけられたような肉片となり死亡、マークはニルス曹長に4$のポーカー負け分の借金を残したままこの世からログアウトした。
ニルス曹長
第13基地に配属されていた現場たたき上げのベテラン兵士、着任してきたばかりのガルフマン中佐の身を案じ、過剰ともいえるほど親身に彼の無謀な行動を止めようとするも、軍人としての常識的な判断に固執しすぎた中佐の命を救うことはかなわず、目の前で彼が爆散して消滅、『混ざり合う』光景を至近距離から目撃する不運に見舞われた末、自らも死神の鎌の餌食となる勇敢なかわいそうな人。マークにポーカーの負け分4$の貸しがあったらしい。
フェルナンド・ガルシア 特務上級少佐
政府軍主力部隊を率いて反乱軍と対峙する、部下たちからは「最後列の勇者様」「フライングタイガー殿」との陰口、あだ名で呼ばれている。特務上級少佐、反乱軍をあえて解析済みの暗号乱数表、死海文書 暗号の意図的なリークにより逃げ場のない狭い渓谷に誘い込み、殲滅する作戦を実行したが、その意図を見抜いたホセ指令の立案した必殺の「玉藻の前作戦」により彼の部隊は逆に逃げ場のない狭い渓谷=死地におびき出される結果となり、本物の死神の振るう鎌により凄惨な全滅を迎える。
オズワルド・ベッカー
政府高官の一人で、中央情報統括庁(CIB)の長官。軍の制服組ではなく、背広組のトップとして政治と軍事の裏側を牛耳っているこの国の腐敗構造の震源地にいる一人。
南米カルテルの使者であるゾルゲと度たび接触しており、様々な策謀を巡らせる。
高級な葉巻をふかしながら、「今回の作戦で前線の不要な人員(厄介な古参兵や予算を食う部隊)をまとめて整理できる」と冷笑している。自分の手を汚さずに成果(あるいはスケルトンの実戦データ)だけを回収しようとする狡猾さがある。
ゾルゲ
巨大軍需企業の特命渉外担当。政府の官僚たちに裏金をバラ撒き、パワードスケルトンの「商品価値の維持・宣伝」を最優先事項としてゴリ押しする男。
特徴: 表向きはスマートで洗練された紳士だが、中身は冷血なセールスマン。「我が社の製品に傷がつくような真実は、どんな手を使ってでも闇に葬らなければ困る」と、官僚にプレッシャーをかける黒幕側の実務者。




