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しばらく街に行けないので森の家で過ごす事になった。
掃除も洗濯もすませたので何をしよう?
んー。サンドイッチを作ってお茶を瓶にいれる。
「ねぇ、アル?少し森の中見て回ってもいい?」
『ならば、我も行こう。』
「どこか景色のいいところあるかなぁ?」
ハミングしながら歩いて見て回る。
少し行ったところに開けた場所があった。木が生い茂ってないので空が見えて明るい。花はないけど、草原のようだ。
「んー。気持ちいいね!ここでお昼にしようか?」
『そうだな。』
のんびり食べて、寝そべっているアルにもたれかかります。
チラホラと光の玉が見えてあちこち飛び回ってます。
光の玉を見てるようで見ていない心が無になった状態でボーーッとしてます。
座っている大地と一体になったような不思議な感覚。
光の玉が薄っすらと透けた人の形に見えます。
いつもだったら、見えたよ!って大騒ぎするのにそれすら反応しないで見てるだけ。
そのうち人の形をした光はクレアの周りを飛び回って、アルジャンにくっついたり、クレアの髪を引っ張ったりして遊び始めた。
無意識に手の平を差し出すと、チョコンと座って見上げてきます。
そしてこれまた無意識に
「アパレートル」
呟きます。
すると、透けていた姿がハッキリ現れた。
そこで驚き
「えええぇぇー⁈なんで?見える・・・見えてるよ・・・アル、見えてる!なんで?」
『見えるようになったか・・・仲良くしていればよい。』
「えー!そういうものなの?」
よくわかんないけど見えるからいいのかな?
「私はクレア。仲良くしてね?よろしく!」
ニッコリ笑ってクレアの周りを飛び回ります。
それを見ていると、なぜか楽しくなってきて歌い精霊達と一緒に踊ります。
すると木の実やキノコ、薬草などがあちこちで実り生えてきます。
が、クレアは気づかない。
まぁ踊っているので周りを見てないのだが。
アルジャンは気づいているが何も言わずクレアの気がすむまで歌い踊るのを見守っていた。




