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いつもより遅くロンドが帰ってきた。
何かあったか?
とりあえず、いつもの食事処に行って食事をする。
ロンドから、クレアの瞳のことや、パッチワークだったか?そういうので話題になっていて貴族の使用人らしき人達が、クレアの事を聞いてまわったり、探しているらしい。
だから、貴族がクレアを攫うかもしれない、無理矢理連れて行かれて何をされるかわからないから、クレアの事を聞かれても知らないフリをしてほしいと店を回って伝えてきたと言われた。
だから遅かったのか。
だが、そうだな。
みんなが気にかけていれば何かあっても対応ができるだろう。
あとは、家に帰って話すか。
食事を済ませ家に戻る。
誰もいないか確認してから、ロンドに話す。
クレアの護衛選びが遅れている事、王から婚約の許可をもらった事で名ばかりの家族が何かしてくるかもしれない事、その為クレアはしばらく森の家で過ごすこと、アルジャン・・・フェンリルと一緒にいるから大丈夫だという事。
だが、やっぱりフェンリルを見た事がないからか信じられないようだ。
「信じられないのも無理はない。だが本当なんだ。俺は、背後からいきなり殺気をぶつけられたんだぞ?襲われて死んだかと思った。クレアもアルジャンの事は言わなかったしな。まぁ、俺を襲うとは思っていなかったようだが・・アルジャンからアルジャンの事は、ロンドとじい様にだけ話すように言われているんだ。他の奴らには知られないようにしてくれ。いずれ知られるだろうが今はまだ知られると困るんだ。利用しようとする奴や討伐しようとする奴、クレアを使っていう事を聞かせようとするヤツがいるかもしれない。だからアルジャンの事を知られると、俺達は・・・アルジャンに殺されるだろう。その覚悟はしててくれ。すまない。・・じい様には、いつ話すか。名ばかりの兄の結婚式があるから忙しいだろうし、こちらにきてもらうのも怪しまれる可能性があるしな。クレアの事を知られたくないからな。いや、頼まれたハンカチを持って行った時に・・・ダメだ、ばあ様がいたら話せないな。少し様子を見るか。だが、貴族がチラホラしている事は伝えないとな。」
「マリウス・・・わかったよ。いずれ、フェンリルに会えるんだよね?フェンリルと一緒にいるなら安心だね。とにかく、クレアちゃんを守らないとね!貴族がチラホラ出てきたって事は、王家に伝わるのも時間の問題だからね。どうするか考えなきゃだよね。」
「そうだな。人手が足りないからな。考える事もやる事もいっぱいだな。」
どんな事をしてくるか、それにどう対応するかなど話しあってから寝た。




