表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
森の中で  作者: 蘇芳 誉
18/24

18

クレアを部屋のベッドに寝かせて頭を撫でる。

そぉっと部屋を出てアルジャンのいる場所に戻る。

「寝かせてきた。さっきの話・・・この国では、双子は不吉とか言わないし、聞いた事がないんだが何か知っているか?」

『いや、我が知る限り聞いた事はない。人間に関わってこなかったから知らぬだけかもしれんがな。他の国では不吉なのかも知れんな。』

「だからって、子供を捨てるか?産まれたばかりの赤子だぞ?自分で動けないし、喋れないんだ。死んでくれって言ってるようなもんじゃないか。まぁ、捨てたんだから、死んだと思ってるか、生きてると思っても今更探したりはしないだろうがな。ったく、ロクでもない親だな。」

『我はクレアを捨てはしないから安心しろ。』

「ああ、俺もクレアを守るからな。聞きたいんだが、アルジャンは大きさは変わらないのか?小さくなれれば、クレアと一緒に家に来れるだろう?まぁ、無理なら仕方ないが・・・」

『ふぅむ。そうだな。やってみるか?』

シュルル・・・一回り小さくなったがそれでもまだ大きい。

「まだ小さくなれないか?」

『まだ小さくか?難しいな。』

「そうか・・まぁ、すぐに街に行くわけじゃないからな。一緒にくるならクレアといる間に練習しててくれればいい。じい様達には、クレアの前世の事とか話さない方がいいだろうな。じゃあ、俺は帰るからクレアを頼む。」

『フン。わかっておる。道はわかるな?』

「ああ。じゃあ、またくるよ。」

家を出て森の中を歩いて自分の家に帰る。

じい様に伝えるにしてもいつがいいか。あの名ばかりの家族に知られたくないからな。俺の事など、今まで通り放っておいてくれればいいんだが・・・ロンドに先に伝えるか。もう少ししたら帰ってくるな。晩飯食べてから話すとするか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ