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切妻屋根の家にて〜簡単クッキング? 始めました!〜

毎日35、6℃越えとか、どうかしてるよ地球!とか思いつつ、お久しぶりの更新になります。(来月下旬辺りまではまだ亀更新になるかもしれません;)


後程加筆修正予定です。


 キュイに森リンゴと、キュイお手製採取用のカゴを貰い、その後二人でお茶をしながら、お喋りを楽しんだ次の日。(今度、森リンゴや野生の果物等が採取出来る所を案内してくれる約束をしたから、楽しみだな)皆で朝食を済ませた後。


 私はリフォームされたばかりの為、ピカピカに輝く(いや、イメージだけどコレが全くの嘘でもないのよ)キッチンに居た。先程――… 


 『何かお手伝いする事はありますか?』

 『料理関係なら任せて下さいっ!』


 …――と、ラナさんとダリルさんが申し出てくれたのだけれど。


 二人には『ありがとうござ…ありがとう、二人共。でも私一人で大丈夫で…だから!』と伝える。うーん、敬語無しで話そうとしたら、ぎこちない感じになってしまった。


 ラナさんは『解りました。それでは私は掃除をしてきますので、何かありましたら声を掛けて下さい、リザ…さん』との事で(様付けにならないだけ良いかな?)ダリルさんは『了解っす。じゃあオレはハーブの手入れをして来ますねー!』と。先日の草刈りの時に幾つか見つけた後、一箇所にまとめて、畑からは少し離れた場所に植え直したハーブの世話をしてくれる事になった。


 ちなみに今日ロビンはと言えば。この前オウハさんに頼まれて、十歳前後の村の男の子達と近隣の村の子供達、数人も(キュイとかね。そう言えばキュイの友達もいるらしい…き、気になるー!)混ざっての事らしく、結構な人数の子供達にオウハさんの家の庭で剣術を教えている。勿論、練習用に作られた木の剣で。


 『リザ。ごめんね、俺も何か手伝えたら良かったんだけど…子供達とも約束をしてしまったし、楽しみにしてくれているみたいだから断り難くてね』


 と。ロビンは眉を八の字にして申し訳なさ気にしていたが。


 『ううん! いいのよ、ロビン。オウハさん達にも宜しく伝えてね!』


 ラナさん、ダリルさんと同様に。元々、私一人でやるつもりだったのだから気にしないで、と伝えた。







 「さて、と! やりますか!」


 そして、皆がそれぞれ行動を開始すると同時に私もキッチンにて、髪を後ろに束ねて、動きやすいシャツとズボンの上に至って普通の紺色のエプロンを身に着け、空間倉庫へ新たに入れておく為の作り置きや、皆のおやつになるようなもの。他に今日の夕飯や明日朝に出せるような料理を作り始める事にしたのだった。(ちなみに今日は朝食、昼食はダリルさんが担当で夕食、明日の朝食は私が担当になっている)


 「えーと、材料は何があったかな。そうだ、キュイに貰った森リンゴでジュースとジャムを作ろう。材料は…揃ってるかな。で、ジャムを砂糖控えめにして焼いたクッキーに乗せて食べたら美味しいかも? あ、クッキーは保存用も兼ねて多めに焼いておきたいな。後は、と。そう言えばビッグ・バッファロのお肉があったんだよね」


 保存食用にと、ここに来るまでの途中の町で買っておいた肉の塊を空間倉庫から取り出す。


 「これ全部ビーフジャーキーにしようと思ってたけど、少し切り分けて…うん、玉ねぎもある事だし! 今夜、牛丼にして食べよう!」


 と、思ったものの。


 「あれ? お米と醤油って…あった、かな?」


 空間倉庫をガサゴソと探るものの――…


 「無い」


 …――どちらも無かった。


 まあ、見かけたり買った記憶もないんだけどね。つい、無駄な作業をしてしまった。もしかして、この家のキッチンには備わっているかな…と調味料が置かれている棚や、小麦粉等が仕舞われている戸棚を見てみるものの、やはりそれらしき物は見当たらなかった。


 「でも、侯爵家では時々お米を使った食事が出たんだよね…パエリアみたいな物とか、サフランライスみたいな物とかケチャップライスとか…」


 みんな色付きのものだったけど。


 「だからこの世界にも、お米が無い訳ではないんだよね? 多分、醤油もある筈。あー、味噌やみりんも欲しいなー…いっその事、味噌を作ってみる? いやいや、まずは大豆やら麹が無いと話にならないよねー」


 そして、作り方が殆ど解らない! 何とな〜くな記憶で作ってみる? 食材を無駄にしそうだなぁ。 ああー。こんな時、ネット環境があれば! うーん。とりあえず、この件については後でダリルさんに聞いてみよう。


 ちなみに手元や家にある調味料と言えば、砂糖、塩、コショウかな。後は…ケチャップやマヨネーズ、バター、油等があるから――…


 「それじゃ、塩牛丼(まあ、丼ものにはならないんだけど)と、タラモサラダ辺り…あー、しまった。タラコも無いな。うーん。じゃあ、玉子サラダにしよう。食パンは表面軽く焼いて…塩牛丼と玉子サラダの二種類のホットサンド風にするかな。後は…野菜たっぷりのスープにすれば夕飯らしくなるかな? 朝はグリーンサラダを出すとして後はオムレツとパンかな…やっぱりお米欲しいなぁ、じゃなくて!」

 

 えーと。先にジャム用、ジュース用の森リンゴを切って、玉ねぎを切り、ビッグ・バッファロの肉も薄切りにして。塩牛丼の具材は一度、空間倉庫に入れて午後に作るとして。

 

 それでジュース用の森リンゴをミキサーに――…って、あれ? ミキサー…無いよね? 搾るってキュイは言ってたけど、リンゴを刻んで綺麗な布か何かで搾るって事?(んー、風魔法で刻めないかな? いや、それは危険そうな気がする。止めよう)で、その後にジャムを煮る! そして玉子を茹でつつ、牛丼の具を炒め終えてから、パンの表面に焼き色をつけていこう。クッキーは…そうだなー、時間があれば、になるかも? まあ、これは急ぎって訳でもないからね。


 「まあ、とりあえずやってみよう!」


ここまでお読み下さりありがとうございます…!!


ブクマ、評価、コメント等、いつも励みになっています。ありがとうございます!

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