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異世界交差(ワールドクロス)  作者: 影人形
雨宮竜也 中学生編

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6/22

手合わせ

*マナコーポレーション実験室*

竜也は浅井から情報整理に区切りがついたから報告会に参加お願いと連絡をもらったため葵と紫陽花を連れ実験室に来た。


浅井「瀬野倉様、竜也君、紫陽花ちゃん良く来たね」


竜也「お疲れさまです…その…大丈夫ですか?」


竜也は浅井の顔を見ると隈ができていて何日も徹夜してることがわかった。他の職員を見ても机に栄養瓶が何本もあったり、仮眠室に行かないでその場で寝ている姿があった。


浅井「大丈夫ですよ、皆さんここ1ヶ月意気揚々活動してたのでその反動がきただけです」


竜也「そ、そうですか」


浅井「それより、上に報告したことを皆さんにも共有しますね」


浅井から共有されたのは以下のことだった。

・マナは思いによって性質が変わり空気中のマ ナにも伝線すること

・マナは集まる特性があり一定以上の密度になると結晶化すること

・マナの回路が神経と血液、両方にありそれぞれ役割があること


竜也「神経と血液、両方に…」


浅井「はい、神経は伝達役でどのようにしたいのか血液のマナに伝えます。そして血液のマナはその情報をもとに働きます」


紫陽花「働く?」


浅井「例えば、火になったり、水になったり変化することだね」


紫陽花「なるほど?」


紫陽花はまだわかっていない様子だった。


竜也「紫陽花、あとで説明できるようにするから…浅井さんマナは完全にエネルギーとして見て良いんですよね?」


浅井「そうなんですが…政府からマナの安全性が一般に広まるまでは普及しないことをいわれまして、あと法制化進めるあたって依頼されたことがあります」


竜也「依頼?」


浅井「マナ回路を発見する機械の開発とマナを用いた技術の発展ですね。竜也君にはマナ工学についてもらいたいです」


竜也「マナ工学?」


浅井「マナを使った道具の開発に携わって貰いたいのです。私はマナ科学を担当することになったので」


竜也「わかりました」


紫陽花「頑張ってお兄ちゃん!」


浅井「紫陽花ちゃんはマナ科学担当ですよ」


紫陽花「え?」


紫陽花はいきなりの指名に身体が固まった。


紫陽花「あたしが科学?わかんないよー!」


浅井「そこは大丈夫です。瀬野倉様、お手を借りても宜しいでしょうか?岩崎様からも許可は頂いておりますので紫陽花ちゃんのサポートをお願いします」 


葵「はい!私に出きることがあるのならお手伝いします」


紫陽花「葵お姉ちゃんも一緒に?やったー!」


浅井「あと、最後に紹介したい人物がいます。そろそろ訓練から戻って来ると思いますが…来ましたね」


実験室の扉が開いて男が入ってきた。


浅井「紹介します。彼は大神直木(おおがみなおき)元狼男だった人です」


大神「おまえらか!俺を戻してくれたのは!俺は大神直木、今年で高校2年生になる!これから宜しくな」


直木はそう言い竜也に握手を求めた。それに竜也は答えて直木の手を握った。


竜也「はい、宜しくお願いします。私は雨宮竜也、中学1年です」


紫陽花「あたしは雨宮紫陽花!お兄ちゃんの妹だよー小学6年生!」


葵「瀬野倉葵です。竜也さんと同年代らしいです」


お互い自己紹介して、竜也が浅井い問いかける。


竜也「大神さんも参加するんですか?」 


浅井「はい、直木さんもマナが使えるようになっていますから彼は肉体変化の魔法が使えるようになっていました」


竜也「肉体変化って何に...」


浅井「狼男に自由に変化できるのです」


竜也、紫陽花は驚いた。葵は、私の世界にもいましたね身体を変える人と言った。


浅井「そこでだ、竜也君、君と直木さん戦ってくれないだろうか!」


大神「意識がなかったが負けたと言う事実にショックでな、リベンジさせてくれ!」


竜也「わかりました」


2人の気迫に押されて渋々、竜也は了承した。戦って見たかったのは竜也も同じで渋っているのは直木が勝つまで再戦させられるのではないかと未来のことを考えていた。


*マナコーポレーション訓練調査室*

竜也と大神はトレーニングウェアに着替えて、ストレッチしていた。


竜也「戦うのが好きらしいですけど何にやってたんですか?」


大神「俺か?日々喧嘩して、勝ち続けきてたな、だから俺が負けたことにどうしても納得がいかない!こうして勝負できるのが嬉しくて堪らない!」


竜也「なら実戦経験は大神さんの方が上ですか…学ばせてもらいます」


大神「よし!こい!!」


竜也は木刀を構え狙いを定める。直木は拳を握り構えた。観戦には紫陽花、葵、浅井が立ち会い、2人は応援、1人はデータ取りのため計測器を弄っていた。静まり返った瞬間、2人は走りだし木刀と拳がぶつかった。


竜也「…!重い!」


大神「ほう、これを止めるかなら」


直木は木刀を押し返し、身体を捻って回転蹴り右足で攻撃した。竜也は木刀を押し返された反動で回避できないことを悟り左腕で防御した。


竜也「…!!」


左腕にきしむ音がしてた。痛みを我慢して、右手に木刀を生成して振りかぶる。直木は咄嗟に後ろに飛び回避する。竜也はその瞬間に前に飛び切りかかる。直木の肩に当たり鈍い音が鳴る。竜也は追撃しないで、距離を取る。


大神「準備運動はおわりだ!マナを使ってこい」


竜也「遠慮なく!」


竜也から白いオーラが輝きだした。直木を負けじと灰色のオーラを出し、手と足が狼見たくなった。


竜也「我流・一閃!」


直木「狼牙掌!」


木刀と爪がぶつかり合い衝撃波が室内全体に広がる。葵と紫陽花は息をのみ見守っている。浅井は楽しげに戦闘データを取っている。


直木「マナの量はそっちが上かっ!!」


竜也「だけど単純な力は、直木の方が上っ!」


直木「ああ!だからこの状況どうする?」


竜也「こうする!」


直木「なっ!」


竜也は両手で持っていた木刀で直木の爪の力を受け流し、体制を崩させる。左手を木刀から離して、木刀をもう一つ作り直木の首もと当てる。


竜也「これで1本」


直木「ああ…敗けだ」


ふうと竜也は一息をつきその場に座った。そこに紫陽花が駆け寄り竜也の左腕で掴んで見た。


竜也「いたっ」


紫陽花「お兄ちゃん、怪我してる!早く治さないと!」


竜也「それは大神さんもでしょ…」


直木「いや、木刀ぐらいじゃあ痛くも怪我もしないが」


竜也は嘘でしょと思ったが実際に一撃いれたはずの肩を回している姿を見て怪我をしてなさそうに見えた。


直木「竜也、戦ってる最中俺のことしたの名前で呼んでたろ、これからもそれでいいぜ」


竜也「わかったよ、直木」


直木「ああ」


葵「竜也さん…治しますね」


葵が近づき竜也の左腕でに手を当て魔法を使った。緑のオーラが左腕を包み、痛みを消した。


竜也「治ってる…」


葵「私の得意魔法です。お役に立てたようでなりよりです」


紫陽花「葵お姉ちゃん…遅かったけど何してたの?」


葵「浅井さんが興奮して倒れてしまったので介抱してました」


葵が浅井の方に視線を向けると白目で倒れている浅井の姿があった。


竜也「仮眠室に運ぼっか」


直木「俺に任せろ」


直木は浅井を肩に乗せ一同は実験室へと戻って浅井を仮眠室に寝かせて、今日は解散になった。



以下4人のイメージ像です。

左から竜也、直木、紫陽花、葵

⚠️AI生成画像です。作者本人に画力はありません

挿絵(By みてみん)

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