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Tinnitus(耳鳴り)

あるある。


 それは何の前触れもなく不意に訪れた。

 キーンという高い音が右の耳の奥でなり続けている。

 たまにそういうのが起こるのだが、いつももはしばらくすると収まっていた。

 ところが、今回はずっと鳴り響いていた。

 その音はキーンだのゴーだのシューだの低音高音と体調や時間によって音を変えて私を悩ませた。

 特に寝る時に鳴りやまない音に寝れずに、イライラが募り、布団の中で悶えたりした。

 鳴りやまない耳鳴りという症状をはじめて体験する私にとっては、なにか恐ろしい病気や心の病に侵されたのだろうと不安が募るのであった。

 そんな不安を解消すべく耳鼻科へ行き、加齢やストレスからくる初期の耳鳴り症状と診断され、安静にすることと飲み薬が処方された。

 思いあたる節はある。

 仕事によるストレスと遅くまでスマホをいじって寝不足が続いていた。

 そんな不摂生に加齢・・・今まで抑え込んでいた耳鳴りがここぞとばかりに開放されたのだと思った。

 ならばどうする?

 今なお、鳴り続ける耳鳴りに問う。

 医者は言った。

「あまり気にしない事です」

 と。

 気にせず、共に・・・出来るのか?

 耳鳴りと共生など。

 また深夜に目を覚まし、鏡を見た。

「酷い顔だ」

 そう呟いた。

 鏡に映る私の姿の後ろには・・・。

 ・・・・・・。

 ・・・・・・。

 ・・・・・・。

 ・・・・・・。

 ・・・・・・。

 ・・・・・・。

 お前だっ!!



ぶっこんでみた(笑)。

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