6-23「帰還と代償」
落ちる。
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感覚が戻ってくる。
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重力。
空気。
音。
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「――ッ!」
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クレージュの身体が、王城の石床に叩きつけられた。
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「がはっ……!」
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息が詰まる。
肺が焼けるように痛い。
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視界が滲む。
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「クレージュ!」
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リシェルの声。
すぐ近く。
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「……無事、ですか……」
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振り向く。
リシェルも倒れている。
だが、生きている。
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アルシェリアも、静かに目を開く。
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「帰還……確認」
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その一言で。
全てが繋がる。
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(……戻ってきた)
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王都。
現実。
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その瞬間。
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「よくやった!!」
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フランソワーズが駆け寄る。
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「生きているか!」
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フレイも続く。
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「死にかけてんな、お前ら」
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だが。
その声は、少しだけ震えていた。
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クレージュは笑う。
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「……ギリだな」
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本当に。
ギリギリだった。
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エイドの声が静かに響く。
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「門核は停止」
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「接続も完全遮断」
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一瞬の間。
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「……勝利だ」
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その言葉で。
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王都に、遅れて歓声が広がる。
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騎士たち。
市民。
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誰もが理解しているわけではない。
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だが。
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“終わった”ことは分かる。
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その後。
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クレージュたちは医療区画へ運ばれた。
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簡易ベッドに横たわる。
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身体が、動かない。
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まるで。
中身を全部使い切ったような感覚。
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「……これは」
クレージュが呟く。
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「ひどいな」
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エイドが答える。
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「当然だ」
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「お前は“核”に直接触れた」
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一瞬の間。
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「普通なら死んでいる」
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さらっと言うな。
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クレージュは苦笑する。
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「だろうな……」
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リシェルが心配そうに見る。
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「大丈夫ですか?」
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クレージュは少しだけ腕を動かす。
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重い。
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「……しばらく無理だな」
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アルシェリアが言う。
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「魔力枯渇」
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「それ以上に――」
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言葉を止める。
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クレージュが聞く。
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「それ以上に?」
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アルシェリアは静かに言う。
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「……“混ざった”」
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その言葉。
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空気が変わる。
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クレージュの目が細くなる。
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「何が」
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エイドが答える。
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「核の情報だ」
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一瞬の間。
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「お前の中に、残っている」
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クレージュの鼓動が早くなる。
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ドクンッ
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胸の奥。
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“何か”がある。
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(……これか)
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はっきりと感じる。
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自分のものじゃない。
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“別の何か”。
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リシェルが息を呑む。
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「危険じゃ……」
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エイドは即答する。
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「危険だ」
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はっきりと。
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「だが」
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一瞬、間。
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「使える可能性もある」
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クレージュが苦笑する。
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「両極端だな」
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フレイが横から言う。
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「いつも通りだろ」
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確かに。
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その時。
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扉が開く。
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王が入ってくる。
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全員が静まる。
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王はクレージュを見る。
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「報告は受けた」
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短く。
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「よくやった」
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それだけ。
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だが。
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十分すぎる言葉だった。
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クレージュは軽く頭を下げる。
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「……なんとか」
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王は続ける。
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「門は閉じた」
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「だが」
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一瞬、間。
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「終わっていない」
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全員が理解している。
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それでも。
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王の口から言われると、重い。
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「敵は“こちらを認識した”」
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クレージュの目が細くなる。
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(……やっぱりか)
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王は続ける。
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「次は」
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ゆっくりと。
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「より確実に来る」
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完全な宣告。
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その頃。
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“どこか”。
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暗い空間。
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グラディオが立っていた。
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その前に。
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“あの気配”。
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《報告》
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グラディオは静かに言う。
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「門核、停止」
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《……予想外だ》
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一瞬の沈黙。
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だが。
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《だが問題ない》
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その声は、揺るがない。
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《観測は完了した》
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グラディオの目が細くなる。
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「……次は?」
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短く問う。
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《段階を上げる》
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その一言。
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空間が、わずかに震える。
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《“完全接続”の準備に入る》
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クレージュたちが止めたはずのもの。
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それが――
次は“完全”になる。
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グラディオが小さく笑う。
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「面白い」
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そして。
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「ならば――」
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一瞬の間。
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「こちらも本気でいくか」
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その目は。
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完全に“戦う者”のものだった。
お読みいただきありがとうございます。
次回もお楽しみに。




