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第2章:prologue~狐と怨霊~
空が、血のように赤かった。
地面は土で、木が生えていたが、葉が黒かった。
音がする。
風の音ではなかった。
音を立てたのは、大きな影であった。
アルディス…。
…わっちとの約束は、守ってくれぬのか…。
あの言葉は嘘だというのか…アルディス…。
…もう、あやつとの約束から二十年もたっている。
千年も生きるわっちからしたら、短い時間だとしてもこの二十年前は、辛く長い時間に感じた…。
もう溢れる感情を制御出来ぬ…。
いつ来るのだ…アルディス——
◇
先程とは別の場所でも影が蠢く。
看過できないっ!
封印されて二十年だっ!
しかも、何もしてもいないのに巻き込まれた形での封印だっ!
事故だから、しかたかろう?だと——
ふざけるなっっっっ!
それなら、せめて封印が解けたらいの一番に謝りに来いっ!
話はそれからだろうっ!
許さん…!
絶対に許さんぞ…っ!
雰囲気壊して申し訳ないのですが、プロローグってこんな感じでいいんでしょうか?
ダメそうなら、エピローグで直します。




