第十話 圧勝
大会は十組一グループずつ、一曲通して思い思いの円舞を披露する形式で行われる。
全組の中から最も優れたペアが、教師たちの投票で選ばれるのは去年までと同じ。
またこの後、例年通りの自由時間を確保するために、大会は一発勝負とした(つまり種目変えや決勝戦の類はない)。
どのペアがどのグループで踊るかは、あらかじめ生徒会により抽選で振り分けている。
結果、カミュエとセシルが最終グループ。ウィリオットとウリエラが一つ前のグループ。
仕込みは一切してない。
カミュエは厳然たる実力を以って、優勝する自信があるからだ。
第一グループの十組が早速、会場の中心で輪を作り、またホールドを組んで待機する。
壇上に整列した気鋭の楽団が、重厚な調べの中にもフレッシュさを感じさせる演奏を始める。
第一グループのペアたちもダンスを開始し、円舞曲に身をゆだねる。
他の生徒や教師たちは壁際で、その腕前を見物する。
カミュエもまたセシルと隣り合い、脳裏で品評していた。
(まあお遊びよね)
カミュエの一存で急遽、大会が開かれることになったとはいえ、多くの生徒にとっては心待ちにしていたただの学校行事なのだ。
実際、勝ったからといって賞品があるわけでも、負けたからといって罰があるわけでもない。
出場者たちにも各自なりのモチベーションはあるのだろうが、真剣な者や必死な者は当然、一人も見当たらなかった。
そもそもがホライゼン貴族というのは享楽的で、この国を衰退させてきた元凶である。
ましてや責任のある立場にない令息令嬢たちは、勝負事でガツガツしない。
そんな彼、彼女らと競い合ったって、カミュエも張り合いはない。
(私も最初からそれは承知。そしてウィリオットも理解しているはず。これは私たちとあなたたちの一騎討ちだって)
貴族のお遊び大会とはいえ、王族が出場するからには勝利が求められる。
そして面子が懸かっている以上は――それがたかだかダンスでも――王太子が第二王子に破れれば、丸潰れである。
逆にセシルにとってはまた一つ、周囲の評価を覆すことができる。
第二グループ、第三グループと順調に、出場者たちがダンスを終えていく。
皆、「良い汗をかいた」「全てを出し切った」とばかりに、素敵な笑顔になっていた。
必死になる者は一人もいなかったが――だからこそ――「大会の雰囲気」というものを楽しんでくれたようだ。
例年よりかは慎重にペアを見繕い、入念に準備と練習をし、緊張を持って本番に臨む、それら全てがスパイスとなり、「いつものお祭り」とはまた違った興趣を得られたのだろう。
いきなり大会形式にしたのはカミュエの都合百パーセントだったので、皆がちゃんと楽しんでくれているようでそこは安堵した。
そして第五グループ、第六グループとプログラムが進行していくにつれ、カミュエの闘争心もふつふつと高まっていく。
そして第八グループのダンスが終わり、いよいよ第九グループ――ウィリオットとウリエラのペアが出場する。
会場が今まで以上にワッと沸き、王太子殿下にして三年連続「キング」を声援で迎える。
ウィリオットが如才なく、外面と人当たりが良い点だけは、カミュエも大いに認めるところだった。
だからこの人気も当然。
演奏が始まり、第九グループの演舞が始まっても、観衆の視線はウィリオットに釘付けのまま。
他のペアには少し気の毒な話だが、仮にウィリオットが王太子でなかったとしても、結果は同じだっただろう。
何しろウィリオットの技量は卓越していたからだ。
ろくに努力せずともなんでもこなせる男が、ダンスは好きで手を抜かないのだから、その所作はまさに洗練の極み。
宮廷を代表する名手と言って過言ではない。
しかも「まるで絵に描いたような」美男子なのだから、鬼に金棒である。
またパートナーを務めるウリエラのダンスも、悪くはなかった。
セントセレス校に入学するまでは経験もないはずで、練習期間は一か月あるかないかだろうことは想像つく。
にもかかわらず、ウリエラのダンスは決して見苦しいものではない。
とにかくウィリオットの足を引っ張らないよう、よほど必死に練習したのだろう。
玉の輿に乗り、一生安楽に暮らすためだけにこの学園に来たと言ってのけたウリエラだが、なかなかどうして根性があるではないか。
まさにかじりついてでも、王太子の恋人の地位を死守したいのだろう。
その精神は一挙手一投足にも表れ、男役をひたすら立てるような献身的――否、滅私奉公のダンスに専念している。
おかげでウィリオットはひたすら気持ちよく踊っていた。
本当に輝いていた。
「余の踊りを見てくれ!」という声が聞こえてきそうだった。
実際、多くの女生徒が王子様のダンスに見惚れていて、
「ステキ……」
「さすがウィリオット殿下だわ……」
「後でわたくしとも踊ってくださらないかしら……」
「いいえ、わたくしが……」
と――もううっとりとなって、ウィリオットに熱っぽい視線を注ぎ続ける。
そんな見事なダンスを披露して、ウィリオットも己が勝利を確信したのだろう。
周囲をチラチラと伺う余裕さえある彼は、観衆に交ざるカミュエのことを探していたようだった。
だから一瞬、目と目が合った。
「どうだ? その不肖の弟と余では、勝負にもなるまい?」という声が聞こえてきそうなほど、勝ち誇った表情をしていた。
(馬鹿な男ね。それじゃダメなのに)
カミュエは思わずニヤリとしてしまい、広げた扇子で口元を隠した。
決して負け惜しみではない。
事実、ダンスを指導する二人の担当教諭の、様子を確認すればわかる。
初老のマヌエル先生は、苦虫を噛み潰すような顔をしていた。
彼女は極めて頭の固い貴族主義と保守思想の持ち主だから、王子が平民と踊るというそれだけでもう気に食わないのだろう。
エリザベス曰く、【アンロマ】でもしばしば主人公に立ち塞がる、意地悪キャラなのだそうだ。
一方、苦み走った男の魅力あふれるジョージ先生は、柔軟な感性と生徒に理解あることで知られる人気教師。
これもエリザベス曰く、ゲームでは攻略対象ではないものの、しばしば主人公を庇ってくれるお助けキャラらしい。
だが、そんなジョージ先生でさえ今は、ウィリオットのダンスには物申したげに苦笑を浮かべていた。
この後行われる誰に投票するかの話し合いで、最も発言権を持つこの二人が、決してウィリオットたちのダンスを肯定的に見ていなかったのだ。
(ホライゼン貴族にとってダンスは所詮、社交であり遊興なのよ)
くり返すが競技ではないのだ。
だから優劣を決めるポイントは、技術の高低などではない。
それは二の次で、一番重要なのは見ていて心惹かれるか。
もっと言えば「華があるかないか」という、ふわっとした印象論で決まるのである。
そしてカミュエが考えるに、「男役が目立つダンス」と「女役が目立つダンス」――どちらがより「華がある」かは自明の理だった。
ところがウィリオットは昔から、自分の技量を鼻にかけ、独り善がりなダンスをする悪癖があった。
だからパートナーのカミュエが必死に食らいつき、負けるもんかと華を競うことで――よく言えば互いに高め合うことで――結果として素晴らしいダンスを披露することができていたのだ。
ことダンスに関し、カミュエとウィリオットには相互好作用があったのだ。
だが今のウィリオットは、自分一人が気持ちよくなるダンスしかしていない。
何しろパートナーが滅私奉公するものだから、ますます彼の独り善がりが際立ってしまっている。
ただしウィリオットは王子だから――根本的に女子の憧れの対象だから――その悪目立ちが一部生徒に、看過されているだけにすぎないのである。
ダンス教師の目は誤魔化せない。理解のあるジョージ先生でさえ、「ダンスは二人で一緒に気持ちよくなるものだよ」と、その苦笑いが雄弁に語っていた。
演奏がフィナーレを迎え、出場ペアがホールドしたまま円舞を終える。
ウィリオットは「フッ。最高に決まったな」とばかりの顔で、余韻に浸っていた。
観衆からも盛大な拍手が「王太子殿下」へ送られる。
そして第九グループがハケると、ウィリオットはウリエラの手を引き、一目散にカミュエとセシルのところへやってくる。
「余の妙技に恐れ入ったんじゃないかい、カミュエ?」
「ええ。去年より凄まじいものになっておりましたわ」
凄まじく独り善がりだった――とカミュエは皮肉ったのだが、ウィリオットは気づかない。 ウリエラと一緒になってますます勝ち誇った顔をした。
「悪いね、セシル。胸を貸してあげようと思ったのだが、大人げないことをしてしまった」
「ええ、本当に」
大人げない人だ――というセシルの皮肉には気づいたようで、ウィリオットはムッとなった。
カミュエとセシルはクスリとして、手をつないでさっさと会場の中央へ逃げる。
いよいよトリの第十グループ。
カミュエとセシルの出番だった。
観衆も声援で迎えてくれる。
ただし、ウィリオットの時に比べると大分まばらだ。
理由は二つあった。
まず、カミュエがウィリオットの不興を買ったことは知れ渡っているから、王太子殿下の心情に忖度して、カミュエを大っぴらに応援するのは恐いという、チキンな輩が多かったこと。
また、カミュエが婚約破棄された途端、第二王子に乗り換えたように見えてしまうのは当然だから、それで眉をひそめる良識派も少なくなかったこと。
もしカミュエが常日頃から、人望と名声を勝ち得ていなかったら、声援はもっともっと小さいものになっていたに違いない。
カミュエは気にせず開始位置に立ち、差し出されたセシルの手をとる。
優雅にホールドを組む。
「ウィリオット殿下に、手本というものを見せて差し上げましょう」
「私としては義姉上とのダンスを純粋に、楽しみに来ているのですが」
「あら、言うわね?」
セシルの余裕の態度を見て、カミュエはまたもクスリとする。
あれほどダンスを恐がっていた少年の姿は、本当に影も形もなくなってしまった。
演奏が始まると、流れるような自然さでカミュエをリードしてくれる。
しかも力強い。
少年の――まだ華奢さが否めない発展途上の肉体からは、意外に思えるほどの逞しいリードだった。
そう、
(カミュエ様を力強く、逞しくリードする――)
セシルは実際にその二つを特に心がけて踊っていた。
カミュエがどれだけ背を反らしても、絶対に支えてみせる。
ダンスの構成も(ワルツにしては)派手で、ずっとホールドを組むのではなく、頻繁に離れてはくっつくをくり返す。この時、左右どちらかの手は必ず繋ぎ続けるのだが、男役の方がしっかりと女役の手をにぎり、また引き寄せる。
そんな力強さを全身を使って伝えることで、カミュエもまたセシルを信頼し、より大胆で見栄えの良いダンスに集中できるようになる。
もちろん観衆にだって、逞しいリードをアピールしないといけない。
ただでさえ背丈がカミュエより低いため(ヒールを履いたらもう歴然だ)、大げさなくらい姿勢を強調する必要があった。
威風堂々と胸を張り、顔は絶対に落とさない。
当然、足元なんて確認していられない。
だから全く見ないでも足を踏まないよう、特訓に特訓を重ねた。
最初のうちは恐くて堪らなかった。
他でもないカミュエの足だ。一度でも踏んでしまったら、自分は今度こそ二度とダンスなどできない人間になっていただろう。
そんな引け腰になっていた自分を、カミュエは決して笑わなかった。
自信がつくまで辛抱強く待ってくれた。
また自信とはこういうものだと手本を示すかのように、言ってくれた。「わたくしもあなたに合わせたステップを――それも同じタイミングで同じステップを、必ず踏むようにするから」と。
事実、カミュエのステップは精密極まり、特訓の間でさえただの一度もミスしなかった。打ち合わせとは違うステップを、決して踏まなかった。
だからセシルは、カミュエのその精密さを信頼した。
彼女の足運びをひたすら頭に叩き込むことで、踏んでしまうのではないかという恐怖を克服した。
最初はカミュエの方に呼吸を合わせてもらっていたのが、次第に自分がカミュエの呼吸に合わせることができるようになっていった。
カミュエの邪魔にならず、むしろカミュエのステップの優美さや巧みさを引き立てるような、そんな足運びを会得した。
短期間ではあったが、濃密な特訓の日々だった。
今、その成果をセシルは余すところなく発揮していた。
互いの足を連続して交錯させる複雑なステップを、ごく自然にさらっと多用できているのも、いわばカミュエへの信頼の証。
カミュエは「こんなのできて当然」という顔をしているし、セシルも不安なんて微塵もない。
かと思えばホールドを解き、カミュエの体が遠くへ離れる。
その距離は大きければ大きいほど、見栄えは華々しいものになる。
繋いだ右手と右手。一本の絆。それをセシルが絶対に離さないと、カミュエが信頼してくれているから、思い切って距離がとれるのだ。
さらにセシルが力強くカミュエを引き寄せ、行き交うようにして今度は逆側へ離れる。
また引き寄せ、ターンしながら戻ってくるカミュエを、大樹の如く受け止めてホールドを組み直す。
真紅のドレスの裾がくるくると翻る様は、大輪の華が咲きほころぶかのように、観る者の目を楽しませたことだろう。
セシルとカミュエが一連の動作を淀みなくも華麗に決めて、観衆たちから「ほう」とため息が漏れた。
至近距離にあるカミュエの顔が「さすがね」とばかりの微笑みを浮かべ、セシルは「それほどでも」と微笑み返す。
互いへの強い信頼。
本当に高いレベルで踊るためには、それが不可欠なのだとカミュエから教わった。
そんな二人が注目を集めるのは、むしろ当然のことだろう。
より正確には、カミュエが一身に視線を集めていた。
生徒と教師の別なく、男と女の別なく、カミュエの一挙手一投足に魅了されていた。
そうなるようにカミュエは踊り、セシルがリードしていた。
『わたくしにどんな風に踊って欲しい? ――それをちゃんと考えることよ』
その問いかけへの、セシルの解答だ。
観衆たちにもしっかりと伝わっている。
彼、彼女らが口をそろえて感嘆するのが、聞こえてくる。
「カミュエさま、今日もステキ……」
「いや、いつも以上にステキだ……」
「まるで……」
「「「女王様みたい……」」」
――と。
それが自分が望んだカミュエ。
同時に自分が自分へ求めたもの。
男役は陰に徹し、女役の魅力を最高に引き立てるためのリード。
だからといってウリエラのような、滅私奉公のダンスでは決してならない。
あれはウィリオットを目立たせると同時に、独り善がりさを際立たせてもしまう下策。
カミュエの華をこれ以上なく引き出すためには――矛盾するようだが――セシルもまた力強さと逞しさを強く主張していかなくてはならないのだ。
理想は「女王にかしずく騎士」。
カミュエがどんな風に? と問いかけてくれたおかげで、セシルの思考は明瞭になった。
理想を抱き、理想に近づくために、最短距離で特訓できた。
そして今、確信できた。
自分よりカミュエに相応しいパートナーなど他にいない。
どんな令息たちよりも。ウィリオットよりもだ。
(私が――私だけがカミュエ様を!)
それは自分にとって栄誉であり歓喜であり至福だった。
今まで不遇をかこってきた自分が、これほどの全能感を覚えることなどかつてなかった。
そう、全能感だ。
カミュエのために踊る――ただそれだけのことで、こんなにも自分を奮い立たせてくれる女性が、他にいるだろうか?
この時間が永遠に続けばいいと思うと同時に、この瞬間にも命が尽きたとしてもなんら惜しくはなかった。
一方、
(ふふっ、セシル殿下はちょっと大げさだわ)
カミュエは苦笑いを隠すのに苦労した。
つないだセシルの手から、腰に回されたセシルの腕から、見つめるセシルの瞳から、彼の強すぎる情熱がこれでもかと伝わってくる。
ダンスがこんなに楽しかったことは、カミュエにとっても初めてだった。
円舞曲も最高潮を迎え、ますます絶好調となっていった。
いつものダンスが完璧を目指すものなら、今宵は完璧以上の自信があった。
観衆たちも熱狂し、マナーを忘れて手拍子する者まで出てくるほどだ。
マヌエルとジョージら二人のダンス教師までうっとりとなっていた。
どころかウィリオットまで、カミュエにポ~ッと見惚れていた。
まあ当然だろう。
華のある円舞を至高とするなら、男役が目立っても仕方がない。女役を目立たせてナンボ。
これぞカミュエが思う、ホライゼンの舞踏会における勝ち方なのだから。
セシルに「あなたがどんな風に踊りたい?」と訊ねるのではなく、「わたくしにどんな風に踊って欲しい?」と問いかけた理由がそれ。
そしてセシルは、こちらの期待以上の答えを出してくれた。
自分が気持ちよくなることしか考えていない、セントセレス校の令息たちには絶対に真似できない。
やがて演奏とともに演舞が終わると――ウィリオットの時の比ではなく――観衆たちから万雷の拍手が沸き起こった。
セシルもまたフィニッシュの姿勢でカミュエとホールドしたまま、なかなか離してくれなかった。
名残惜しいとその顔に書いてあった。
(あらあら、いつまでこうしている気?)
男の子を揶揄したくなる気持ちをグッと堪えるという、心地よいくすぐったさを堪能するカミュエ。
なのに――ひどく無粋な邪魔が入り、気分を害す羽目になった。
「見事な手並みだったよ、カミュエ」
ウィリオットが鷹揚の態度で讃えつつ、ズカズカとやってきたのだ。
その三歩後を、ウリエラがこれまた心外そうに渋々ついてきていた。
(負け惜しみでも言いに来たのかしら?)
カミュエはそう思ったが、違った。
自分はまだまだこの男の図々しさを、見誤っていた。
ウィリオットはのうのうと言ったのだ。
「『キング』たる余と『クイーン』に相応しい君が、別々に踊るだなんて皆にとっても損失だろうね。だからこの後、余と一緒に踊らないか?」
――と、本当に恥知らずにも。
カミュエのダンスに、ウィリオットが見惚れていた様を思い出しながら、
(今さら私のことが惜しくなったってこと……?)
これにはさすがに呆れ果てた。
ウリエラもショックを受けた顔になっていた(同情はしないけど)。
「申し訳ございません、殿下。この後は運営に専念すると決めておりますので」
「なっ。運営なんてこの余と踊るよりも大事なことでは……いや、セシルと踊ったのに余とは踊れないと、そう言うのかい?」
「兄上。淑女の本音を聞き出そうとするのは、紳士の嗜みとはいえないと存じます」
「き、貴様までっ。まさか余に勝ったつもりか!」
「ではご機嫌よう、殿下」
カミュエは慇懃無礼に淑女の礼をとると、セシルと連れ立って悠然と会場を後にする。
そして廊下に出て二人きりになって、
「あんな悔しげな兄上の顔、初めて見ました」
「わたくしもよ」
堪らず二人で噴き出したのだった。




