09 新環境
現在体調不良で全然小説を書ける状態にありません。
今回の話はだいぶ短くなってしまいました。すみません。早く治します!
光が収まると知らない場所だった。
カタコンベとは似ても似つかない、洞窟?のような薄暗い場所に来ていた。
「ここは……?」
「……帰還石が反応してる。ダンジョンの中みたい。けど、こんなダンジョン知らないわ。」
「休んでる暇もないみたいだぜ?」
正面から目の赤い狼がやってきていた。よだれを垂らして戦闘態勢である。
「帰還石、使うぞ。未知の敵と戦うのはリスクが大きい」
剣士がそういうとすぐに魔道具を発動し辺りが光に包まれる。
光が収まると俺は一人、狼の前に取り残されていた。幸い、【気配遮断】のおかげで狼にはまだ気づかれていない。こっそり近づいて麻酔をたっぷり塗った口を首元に突き刺す。
なんでここに来たかは分からない。だけど、都合よく血の通ったモンスターが現れた。俺にはおれだけで十分だった。
何十分とかけて血を吸う。さすが狼、ネズミとは比べ物にならないほどの血の量である。
一時間後、決着はあっさりだった。俺は【気配遮断】で感知されない。吸う刺激も【麻酔】でほとんどない。俺に気づけない。あとは吸いつくすだけだ。
死にようは残酷だった。体がだんだんと重くなっていき、体を動かせなくなる。薄れる血、下がる体温。もがく狼。醸し出され始める死臭。体が大きいだけに餌として狼は有用である。蛇や他の狼に食いちぎられて骨も残らない。
ただ、とどめの経験値が俺に入ったことは運がよかった。それでも上がらないレベル。ここの魔物はそこまでレベルが高いわけではないらしい。
そんなとき、猛烈に悪寒が走った。
後ろに大きな気配。さっきまでなかったはずのところに。
「っ、ゴーレム?」
後ろを向くとそこにいたのはゴーレム、不気味に光る胸元の真っ赤な石。それはアルマの姿をしっかりと捉え、殺さんとしていた。
読んでいただき本当にありがとうございます!
次回、ゴーレムに睨まれた蚊はどう動くのか…
「蚊の主人公、面白そう!」「アルマのサバイバルの続きが楽しみ!」とおもっていただけたら次回も読んでいただけると嬉しいです。
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