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愛憎の輪舞編①


「【黒猫亭】本日オープンでーす♪」


「整理券配布していますお並びくださーい」


エルデシュタインの街にできた黒猫亭、そして大行列。


やっと!オープンできました〜♪


黒猫印ブランドのカフェ!黒猫亭!

そう!バーガーショップなのです!


日本でヴィオラ様に体験してもらい、

あれから試行錯誤の連続。


でも冷蔵魔道具の作成のおかげで

食材の保管が楽になり流通が活性化、

特に柔らかいパンの生成に成功。

昔のパンが硬いのは日持ちさせるため

フランスパンが代表的だよね。

これによりついに作りたかったレベルの

ハンバーガーを作れるようになったのだ。


オズワルドの監修のもとレシピを作り上げ

ついに街でカフェとしてオープン。


戦闘ができない私の1番の仕事はやはりこれ。

黒猫印ブランドでの経済発展。

これにつきるよね♪


このまま、魔法都市や王都にも出店して

がっぽがっぽ儲けるのだ!

ぐへへ。お主も悪よのう。


ポテトフライやシェイクも概ね成功。

いやぁ、いい仕事するゎ私。


大盛況の黒猫亭を見て感無量の私。

「おめでとうナミちゃん〜

これは2号店、3号店もすぐだね♪」

我が大親友にして相棒のルチアは

メッセ商会の跡取り娘。

魔道具の流通も取り仕切ったメッセ商会は

今や大財閥と呼ばれる組織へ成長していた。


黒猫印のプロデューサーの私とルチアのコンビは

もはや何か出せば大ヒットを飛ばし続ける無双状態。


「ルチア〜〜愛してる〜」

「ナミちゃん〜むぎゅ〜♡」

抱き合う私たち二人。


「はわわ〜禁断の恋〜!!??」


ドンガラガッシャーン!!


私達のうしろで派手に転ぶ影。


「ミリアじゃん〜♪来てくれたの〜?」


「はわわ〜黒猫バーガー食べに来ました〜!」


「ワーイ☆ありがと〜♪」


ミリアに抱きつく私。


「はわわ〜刺激が強いです〜!!」


ドンガラガッシャーン!!!


私を一本背負いで投げ飛ばしたミリアは

自分も路地裏に転がりこんでいた。


「あはは!ナミちゃんウケる〜」

爆笑してるルチア。


一緒にバーガーを食べる私達。


「あ、もう受付嬢じゃないの!?」

「はわわ〜マスターの秘書です〜」

ギルメンが今や300人いるという

漆黒の翼は受付嬢も10人いるという

大型ギルドに。ミリアも出世したのね。


「マスター今日は一緒じゃないんだ?」


「はわわ〜今日はクエストに出てるので

私やることないのです〜」


いいね秘書。多分暴れ回るから

作業をなるべくさせないように

マスターのお付きになったんだろうな。くくく。


来てくれたお礼に

シュガーのぬいぐるみプレゼントするよ♪


黒猫印のマスコットキャラクターになっている

黒のペルシャ猫シュガーのぬいぐるみ。

これも飛ぶ鳥を落とす勢いの大人気商品。


迂闊にシュガーを連れて散歩できないレベルまで

認知度が上がってしまっている。

今日は結界を張る護衛がついてるので大丈夫だけどね♪


「にゃー!ふごふご!!」


シェイクに夢中のシュガーは

相変わらず糖分摂ってる時は他のことはできない。

そのシュガーと戯れている結界護衛のリーベから

「きゃきゃきゃ!使い魔が来たでありんす」


ルチアが対応する。


「ナミちゃん!!エマからだ!」


「もしかして!?」


「成功したみたい!!」


ドワーフの魔女エマに依頼していた魔道具の完成の報告!


「やったやった♪」


この世界にまた革命をもたらす

アイテムを完成させてしまった……!


「はわわ〜今度は何を作ったのですか〜?」


「ふっふっふ。ミリア聞いて驚いてちょうだい」


「はわわ〜びっくりです〜!!」


ドンガラガッシャーン!!!!


まだ何も言ってませんけど〜〜!!


「あはは♪」








魔法学園内の魔道具研究施設。


魔道具を作る際に使われているのが

魔石と呼ばれる鉱石。

魔力を蓄えることができ、

魔力の電池役を担っている。

この魔石は魔力を供給すると発光する性質があり、

勢いよく魔力を送るとピカッと光る。

そこに目をつけた私は

光を映像として焼き付ける技術を提案。


そう、写真を魔道具で再現したのだ。


この世界は肖像画として絵を描くが、

写真の技術はまだなかった。

また世界をひっくり返してしまう私である。

これを発展させればゆくゆくは

動画の作成まで可能になる。

……未来は明るいぜ。



「ではいきまーす、3、2、1、ポーズ♪」


パシャッ☆


できたーー!!


見事にカラーで写真撮影に成功!!


すごいすごい!!


同時に同じ理屈で

コピーする魔道具も作り上げたので

撮った写真を量産することができるように。


さすがに写真魔道具自体を流通させるのは

まだまだかかりそうだが、

撮った写真を売り物にすれば

これはまたぼろ儲けの期待ができる。


エマはにっこり。

「完璧です。手間はかかりますが

色もしっかり再現できました」


ありがとうエマ!


「ナミちゃん!」

「ルチア!」


もはや金の亡者と化した私達二人。


「ぐへへ。」

「お主も悪よのう」








何を売るかって?


もちろん


すでに神格化している


あの最強のお二方の


ブロマイド写真。



可愛い写真を信者に売るのです♡



そう!





ヴィオラ様と!



教祖アビゲイル様の!!





"推し活"を始めるのです!!








読んでいただきありがとうございます!


もし少しでも面白いな、

続きが気になるなと

思っていただけましたら

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